- 2016/12/02
- writer: 山崎拓
こんなところにもコントラスト
先日のメルマガでメンバーの送別会をしたというお話をしました。
メルマガにも書いた通り、その日は皆でボーリングをして、その後お約束の飲み会をしたのですが、そこでちょっと残念なことが起こりました。
送別会の場所は、元メンバーが過去にアルバイトをしていたこともある行きつけの居酒屋さん。
落ち着いた雰囲気でゆっくり飲めるし料理も美味しいから、という理由でその場所を選んだのです。
ホールの方に声をかけ、飲み物を注文します。
この場所に来る前は皆全力でボーリングをしていたので、体は疲れていましたし、早くビールが飲みたい!という状態でした。
(特にMotoはそうだったと思います 笑)
ですが、注文をしてもなかなか飲み物が運ばれてきません。
30分くらいしてやっとはじめにオーダーした飲み物とお通しが出てきました。
この時はちょっと長いなー、くらいしか思いませんでしたが、その後、料理と追加の飲みものを頼んだ後、事件は起こりました・・・
料理をしてから15分くらいでいくつかの料理が運ばれてきましたが、それは頼んでいないものでした。
これは僕らじゃないですよー、と伝えます。
(まあよくあることですよね)
でも、料理を頼んでさらに30分くらいしてもいっこうに運ばれてくる気配はありません。
店内に入ってからはもう1時間30分以上経っています。ホールの方が若かったのでもしかしたらまだ慣れてないのかな?と思い、念のため確認してみると・・・
やっぱりオーダーが伝わっていなかったそう。
じゃあもう一度お願いします。と改めてオーダーをし直します。
これでもう大丈夫だろう、と待っていると、ある飲みものが運ばれてきました。
それは僕の妻が頼んだオレンジジュースだったのですが、なんだかとても薄めてあるように見える・・・
これ薄くないですか?
確認すると、なんとそれはオレンジサワー!
・・・
・・・
料理はこないし、オーダーは間違えるし、この店大丈夫か?
と少しずつイライラしてきます。
しかも妻はこの日車を運転する予定でしたから万が一、間違えて飲んだ状態で車を運転してしまったら大変なことになります。
ここはさすがに少し注意し、すぐに変えのドリンクを持ってきてもらうよう頼みました。
そして、ホールスタッフが慌ててドリンクを持ってきてテーブルに置きました。
ドン!!
おい!
お前、その置き方はないだろ!!
あまりにも配慮がない対応に、つい怒ってしまいました・・・
いや、あれですよ。
僕は決して短気じゃないし、お腹が減ってイライラしていたわけでも、お酒を飲んで気が強くなるタイプでもありません。でも、このお店の対応はあまりにもひどく、我慢の限界でした。(普段は怒ることなんて滅多にありません^^;)
もちろん、僕だけでなくその場にいた全員が気分を害しましたから、オーダーされているものだけ出してもらったらもう出よう、ということになりました。
それで、オーダーしているものだけ出してください、と言うと。
「オーダーされているものはありません」
という回答が。
もう言葉が出ませんでした・・・
もちろん、すぐに店を出て気を取り直して場所を変えました。
まだ口に入れたのは飲み物とお通しだけですからね!お腹が減っています。
そして何より、せっかくの送別会だというのに、気分も下がっています。
次に入ったお店は、地元は有名な小料理屋さん。
店内に入ると、これまた落ち着いた雰囲気で品の良いホールスタッフが出迎えてくれます。言葉使いも所作もとても丁寧。
オーダーもスムーズで料理も早い。さらに細かな気遣いもある。
もう全てが全然違いました。
特にさっきの店の対応が悪かった分、ちょっとしたことでもコントラスト(対比)の効果が高くなり、めちゃめちゃ上質なサービスを受けている感覚を覚えました 笑
(多分、これは一般的なレベルだと思いますが)
まるで、冷たい氷水の中に入ったあとに、とってもあたたかなお風呂につかったような気分です。
こういったことは、もしかしたらあなたも経験したことがあるかもしれません。
コントラストのつけ方
今回の話はお店やサービスについてのコントラストですが、ファッションでは意図的にコントラストをつけることができます。
このメルマガを読んでいるあなたならコントラストの重要性を知っているかもしれませんが、特にストールをファッションに取り入れる場合はコントラストの使い方によってアクセント効果が高まったり、メリハリのある際立った装いができるようになります。
色には全て対象となる色が存在し、ベースのトップスやアウターと異なる色、相反する色をストールで表現することでコントラストを簡単につけることができます。
今の季節だったら、黒や紺のコートに鮮やかな赤のストール、明るいベージュのジャケットに深みのある黒のストール、ネイビーのブルゾンにブラウンのストールなど、、、その他にも多様な組み合わせがあります。
特に冬はトップスやアウターが重く暗くなりがちですから、鮮やかな色合いのストールを使うとコントラスト効果を簡単に使うことができます。
そうすることによって、お顔周りも明るくなり、冬でも華やかな印象を作り出すことができます。
ポイントは意図的に色の差をつけること。
まるで氷水にお湯を入れるように 笑
ぜひ試してみてください!
PS.
おかげさまで送別会は、いろいろな意味で忘れられないものになりました 笑
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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