- 2020/08/26
- writer: 山崎拓
あなたの健康にきっと貢献する本達。ベスト6!
少し前の休み。
今まで読んだ本をまとめて再読しました。
この日読んだ本は6冊ほど。
午前中の3時間で6冊をブワーッと読んで、大事な部分を文章にまとめ、学びを深めたんです。
なぜそんなことをしたの?と思われるかもしれませんが、僕はもともと本が大好きで暇さえあれば本を開くほどの本の虫^^;
なので、純粋に好きだから、ということもあるのですが、今回はちょっと身内に長い間体調が優れない人がいたので、その人の体調を少しでも改善できる方法ないかな?と思って調べたんです。
僕も健康に関しては人並み以上に情熱があり、昔から色々な本を読んだり、自分でも試しているので、それなりに知識も経験も増えてきていますが、まだまだ知らないこと学ぶべきことはたくさんあります。
ましてや、健康のことについて誰かにアドバイスをするとなると、適当なことは言えませんし、きちんとした根拠やエビデンスが必要ですよね。
なので、しっかりと時間を作り学びを新たにしてきました。
前提として僕は基本的には病気や体調不良に対しても薬を使わず、人の本来持っている自然治癒力を高めたり、免疫力を高めて予防したり、病気にならない生活習慣を作るという方法が良いと考えています。
(これは天然素材100%ストールにこだわっているナチュラルラウンジの理念や価値観にも通ずる部分なので、絶対に譲れないこと!)
なので、この日読んだり調べたのもこうしたテーマの本達。
その中には今までメルマガでご紹介した本などもあるのですが、まだご紹介できていない素晴らしい本もたくさんあります。
そこで今日は、そんな素晴らしい書籍をいくつかあなたにもご紹介させていただきます♪
これらの本にはあなたの健康を増進させ、病気を未然に防ぎ、あるいは病気になっていたとしてもそれを克服し、薬に頼らずに生活できるようになる素晴らしい知識が詰まっています。
僕もこと健康分野の本は大好物のビジネス書に次いでたくさん読んでいるので、かなり色々な本を手にとってきました。その中からこれぞ!というものを厳選しているので、きっとあなたの日々の生活にも役に立つはずです♪
ということで早速いきますね!
1.フィット・フォー・ライフ
もう何度もメルマガでもご紹介している本ですが、健康を語るならこの本は欠かせません。
もしかしたらもう手にとってくださっている方もいらっしゃるかもしれませんが、まだ読んだことがなければぜひ一度見ていただきたいなーと。
世界中でベストセラーになっていて「聖書」などと共に世界の名著ベスト25に入っているほどなので、かなりの大作であることがわかります。
健康長寿を望んでいる全ての人にとって非常に価値のある内容になっています。
健康分野というものは非常に情報が溢れていて、何が正しくて何が間違っているか一番分かりにくい分野かもしれません。そうした混乱を綺麗に取り除いてくれますし、今まで従っていた常識や食生活がいかに間違っていたか?ということにも気づかされることも多いです。
何より、この本に書かれていることを一つでも実践すれば日々エネルギーに溢れ、健康的に元気に生活できるようになります。
500ページ以上あってかなり骨太の本ですが、ここで得られる知識は間違いなく一生物!と言える価値あるものだと思います。
2.50代からの超健康革命
こちらはこのメルマガでは初めて紹介する本かもしれません。
タイトルもそうですが、中身もナチュラルラウンジのお客さん世代にぴったりなんじゃないか?と思い、今回選定させていただきました。
こちらは先ほど紹介したフィット・フォー・ライフの翻訳者である松田麻美子さんが書いた書籍。
なので、フィット・フォー・ライフの内容も含まれ、さらに日本人によりわかりやすいようにまとまっています。
こちらも今まで常識だとされていた健康法などがなぜ間違っているか?ということが良く分かり、いわゆるアハ体験やパラダイムシフトが起こるような内容になっています。
具体的な食事のレシピなどもあるので、料理をする方にも役立つと思います♪
3.自然治癒力が上がる食事-名医が明かす虫歯からがんまで消えていく仕組み
この本は診療歴40年のキャリアを持つ削らない虫歯治療を行なっている小峰一雄さんの本。
小峰さんの本は以前のメルマガでも紹介させていただきましたが、僕はその本を読んですっかり小峰さんのファンになり、こちらの本も続けて買ってしまいました 笑
以前ご紹介した「名医は虫歯を削らない」もそうですが、面白いのは歯と全身の病気や健康は完全に繋がっているということが良く分かります。
つまり虫歯にならない食生活、生活習慣をすると、体全体にとっても良いし、逆に虫歯になるような習慣は全身の健康を損なう、ということ。
歯は単なる口の中の塊ではなく、全身と繋がった臓器であり口の中が健やかだと全身が健やかになることがあらゆるデータや小峰さん自身の経験から語られています。
これを読むとどこか一つの臓器だけにフォーカスし、それだけを改善しようとしたり、悪い症状が出ているところだけを対処療法的に治療することがいかに間違っているか?ということも理解できます。
少なくとも僕は小峰さんの前書である「名医は虫歯を削らない」を読むまでは歯と全身の繋がりはここまで理解できていなかったので、それだけでも非常に大きな学びになりました。
昔から歯と目は一生物。なんて言われたりしますが、本当にそうだなーと。
僕も歯に関しては今まで本当に間違った認識で治療をしてきてしまったこともあり、色々と反省しました。
(例えば、虫歯ができるとすぐにはを削ってしまったり、親知らずを体全体のことを考えずに抜歯してしまったり、など・・・)
これもご自身はもちろん、お子さんやお孫さんのためにもぜひ知っておいていただきたい優れた知識です。
そして、何より、小峰さんの仕事への取り組む方、患者さんとの接し方が本当に素晴らしいです。
4.チャイナ・スタディー -葬られた「第二のマクガバン報告」
こちらも以前のメルマガでも紹介したことのある本。
おそらく健康分野では歴史上最も優れた研究の一つなんじゃないかなーと思う内容。
著者は栄養学の世界で最も尊敬されているコリン・キャンベル博士。
そして、翻訳者は今回もご紹介している松田さん。(松田さんの訳されている本は名著が多い 笑)
翻訳者である松田さんは書籍の冒頭でこう語っています。
第二次世界大戦前までは非常に稀だったガンがアメリカだけでなく今や日本においても国民病となり、三人に一人を死に追いやる原因となってしまっています。
この病気の元凶が、こともあろうに戦後、政府や学校、そして医師や栄養士などが率先して推奨してきた「肉や牛乳の摂取」であることを、キャンベル博士はこの本で証明していました。
40年間にわたって継続してきた自らの研究と、世界一流文献の750以上もの裏付けによる、極めて化学的かつ論理的な論証は、誰にも反論できないと思わせるほどの信頼度を持ち、「これなら病気に苦しむ日本の皆さんを救えるはずだ」と思ったのです。
博士がこの本で読者に伝えようとしているメッセージは「動物性食品はガンの最大の要因であり、この食習慣をやめれば、ガンばかりか、心臓病・脳梗塞・糖尿病・骨粗鬆症・関節リウマチ他のさまざまな自己免疫疾患・アルツハイマー病・白内障・加齢黄斑変性(AMD)など、あらゆる病気を予防し、回復させることができる」ということでした。
「動物性食品の摂取と生活習慣病の関係」は「喫煙と肺ガンの関係」以上に密接であることがすでに科学で裏づけされているのにも関わらず、この本が出版されるまで、この事実を知る人はごくわずかしかいませんでした。
それは政府の国民に対する食事摂取指針やマスメディアが伝える健康情報には「科学による真実」が全く反映されていないからです。
医学・栄養学の分野でベストセラーになっているこの本は、アメリカの医学界や栄養学会を大きく変えようとしています。
キャンベル博士の熱い訴えは、日本の皆さんの食習慣、健康、そして病気に対するパラダイムをも足元から崩してしまうに違いありません。
病気で苦しんでいらっしゃる多くの皆さんは言うまでもなく、ご自身やご家族、ご友人の健康を切望されていらっしゃる全ての方に自信を持って本書をおすすめします。
松田さんも話していますが、この本のすごいところは40年間の研究結果と、世界一流文献の750以上もの裏付けによる極めて化学的かつ論理的な論証にあります。
テレビやインターネット、また多くの本でもコメンテーターや著者の「意見」を伝えているものが多くあり、それは「事実」ではないことが多くあります。
こうしたことがあるため、健康の分野は様々な説が世の中に広がっていて何が正しくて何が間違っているか?ということがわかりにくくなりがち。
でも、キャンベル博士のものは膨大なデータとエビデンスに裏打ちされた誰がどう見ても反論しようがない事実が書かれています。
もちろん、こうした本は骨太中の骨太。ページ数も750P以上あるので、相当気合いを入れないと途中で断念するかもしれません 汗
ですが、本当に病気や健康について理解をしようと思ったら、この本を読まずに語ることはできない!と言える名著だと思います。
5.病気にならない生き方シリーズ
こちらももう何度もご紹介したことのある本。
お客さんからもこの本を読んでポジティブな反応を多数いただいている本の一つです♪
先ほどの「チャイナ・スタディー」や「フィット・フォー・ライフ」はかなり分厚く、データやエビデンスが豊富で結構がっつり読み込む必要がありますが、こちらは比較的ライトに読める本。
750ページの本は辛いわー、という方にもオススメです 笑
著者の新谷弘実さんは米国アルバート・アインシュタイン医科大学外科教授で、医師になって45年もの間一度も病気にかかったことがなく、19歳の時にインフルエンザにかかったのが最初で最後とのこと。
世界で初めて大腸内視鏡を使い開腹手術をすることなくポリープを切除することを成功させた方として知られています。
世界一の胃腸内視鏡外科医と呼ばれ、アメリカ合衆国大統領の主治医も勤めたことがあるめちゃめちゃすごい人です。(もちろん、日本の首相もです)
胃腸内視鏡外科として、これまでに約30万件以上の人の胃腸を検査してきたその膨大な臨床結果から健康な人と不健康な人の違いについてこの本で語られています。
特に今のような環境だと自分自身の免疫力を上げることがとても大切。この本は間違いなくその助けにもなってくれると思います。
3部作のシリーズですが、1だけでも読んで実践すれば素晴らしい恩恵を受けれるはずです。
6.人はなぜ治るのか
こちらは多分メルマガでご紹介するのは初めて。
なぜ紹介しなかったか?というと、少し難解な内容だから。
でもじっくりと読み込めば人の体の本質が理解できる素晴らしい書籍。
著者はアンドルー・ワイル博士。
医師として、また患者としての自らの体験や広範な研究結果をもとに、現代医学とさまざまな代替医学、さらには心霊治療、進行治療、シャーマニズムに至るまで、世界のあらゆる医術、治療法がまとめられています。
まさに治療と治癒の本質を明らかにしている本。
とはいえ、やっぱりさらっと読める本ではないので、より深く治療や健康について理解したいという方にはとてもおすすめです。
今日はさらっと紹介して終わる予定でしたが、気がついたらかなり長々と書いてしまっていました・・・
ですが、今回ご紹介した本は健康分野の中では特にお勧めできる本ばかり。
これから少しずつ季節も秋めいてきますから、読書の秋には持ってこいだと思います♪
ぜひ興味があれば本も手にとってみてくださいね!
コメント
ご無沙汰いたしております。松本在中のチュロです。
以前のブログでご紹介のあった以下の本を図書館で借りて目を通しました。
大変勉強になりました。娘達が小さい頃は、特に洗濯洗剤や食器洗い洗剤の中に入っている界面活性剤については、意識して取り入れないようにしていました。が、いつの間にか配合されているものを普通に使用している毎日です。反省しきりです。山崎さんのようにすっぱり切り替えられる自信はありませんが、ぼちぼち出来ることから取り組んで行こうとあらためて思った次第です。今回の健康に関する本についても山崎さんが推薦して下さるものですから、読めそうなものから読みたいと思います。ご紹介ありがとうございました。 松本のチュロ
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10万円のクリームより効く「何もつけない美肌ケア」著:池田大志
チュロさん
コメントありがとうございます!
また、ブログに目を通していただき、本もチェックしていただきありがとうございます!
おっしゃるように意識をしているときはよくても、時間が経つといつの間にか使ってしまっていることって多いですよね 汗
僕も普通にそういうことがあるので、たまにこうした本を読んで大事なことをリマインドしたり、ブログに書かせていただき、理解を深めたりしています^^
今回ご紹介した本はどれもおすすめですが、特に初めに読みやすいのは「病気にならない生き方」か「50代からの超健康革命」「自然治癒力が上がる食事」あたりが良いかなーと思います。
それが読めたら「フィットフォーライフ」「チャイナスタディー」でより深い部分を学ぶのが良い気がします♪
きっと図書館にもあると思うので、ぜひ手にとってみてくださいね!
いつも本当にありがとうございます。
山崎