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あなたにしかできない付加価値





最近、仕事である新しい試みをしています。

それは機械学習を取り入れた広告出稿。


事業において新規のお客さんや僕らのことをまだ知らない方にアプローチする方法として広告は非常に重要なのですが、この分野では今、機械学習やAI技術の発展がめまぐるしいんです。


僕らも数年前から一部導入をして色々と試しているのですが、今まではうまく行ったものもあれば、そうでもないものもあったり、結果にばらつきがありました。


なので巷で騒がれているAIとはいえ、まだまだ本格的に活躍してくるのは先かなー?と思う場面もありました。



ただ、ことインターネットの世界ではgoogleを代表する先進的なハイテク企業が機械学習やAIに力を入れている背景もあり、おそらく数年後にはかなり伸びてくるだろう、という予測はしています。


なので、そうなってもいいように準備は常にしておこう!ということで、未知の領域のことも積極的に試しているという背景があります。



そして、きっと今日の僕の話だけではなく、今は色々な業界で機械学習やAIの導入が進んでいますよね。


一昔前には機械化やAI技術が発展すると今人がやっている仕事が無くなる!なんていう未来予測も流行りましたが、あながち間違ってもいないと思います。



それに、こうしたことが騒がれる前から自動化や機械化というものはかなり進んでいました。


特に僕は前職がものづくりだったので、このことは日々身に染みて体感していました。


前職に勤めていた時、僕は主にプレス加工の量産工程に関わる仕事が多かったんです。

プレスの量産というのはプレス機に金型をセットして、材料をプレス機に送ると同時にプレス機が上運動をして金型で製品を作り出すというのがざっくりとした内容。


プレス機は高速回転する機械ですから数分間で何百個という製品が生み出されます。


僕はハンドプレスの仕事もしたことがありますが、手動だとどう頑張っても機械には勝てません 汗


これは当たり前っちゃあ当たり前ですけど。


他にもセンサーで不具合を瞬間的に検出して、プレス機を止めたり、ということも自動できますが、これを全て人の能力で検知しようとしてもおそらく不可能・・・


何と言ってもプレス機は早すぎて目視ではその動きが捉えられません。


また、量産ではなく、金型を作る現場でも、そのほとんどは工作機械が大きなウェイトを占めています。
僕が在籍していた期間だけ見ても昔は汎用機械で人がしていた仕事はだんだんと減っていっていました。


他にもデータ収集や解析などもコンピューターや機械が活躍する場面はどんどん増えていってたんですよね。


こうした環境下で仕事をしていると、当時からいつか今自分がしている仕事が機械に取って代わられるんじゃないか?という危機感を感じることが多かったです。


とはいえ、当時は機械を操作するのは人でしたし、コンピューターには把握できない五感を使った仕事というのもまだ残っていました。


ただ、それもいずれかの時点で本当に人工知能が発達してくれば、もしかしたら、そうした仕事すら機械が自動的に行う日が来るかもしれません。


最近もシリコンバレーのあるベンチャーキャピタリストが書いた本にのっていましたが、2025年には自動運転車が当たり前になり人は車を運転しなくなり、外国人とは自動翻訳を使った会話ができるようになり言語の壁はなくなり、会議の内容は自動的に英語と日本語の両方の言葉でドキュメント化され議事録として残る。
人工知能を備えたAI先生が子供達に教育をし、映画では見ている人の趣味趣向を人工知能が把握して同じ映画でも人によってエンディングが変わる。など、なかなかすごい未来が来る予感を感じさせます。



本当に実現したらもう本当に一昔前の映画の世界ですけどね 笑



でも、これらも実際にもう導入が始まっていたり、すでに実用化に向けて様々なテストが行われてるものもあるので、可能性はかなり高いかもしれません。



こんな話を聞くと余計に僕ら人間にしかできないことってなんだろうな?
って考えちゃいますよね 汗



一方で、これだけは絶対に機械やAIには置き換わることができない能力も必ずあると思っています。


正直それが何なのか?
ということは明確に言い切るのは難しいですが 笑



でも一つには「自分の頭で考えること」がこれからの時代にはより一層大事になって来るということは間違いないと思っています。


というのも、考えなくてもいいことであれば今の時点でもほぼ機械やAIにできてしまうと思うから。


作業も早いし、正確!
圧倒的な処理能力の高さ!
物忘れもないし、ポカミスもゼロ!


そんな機械が得意な分野で勝負したら間違いなく完敗・・・



少なくとも僕は勝てないと思う 汗



じゃあどんな分野だったら機械ではなく人であることの強みを活かせるか?
それを考えるのも大事なことですよね。


なのでとにかく考えて悩んで迷って、、、



実際に試してみて、また考えて、、、



試行錯誤をしながら機械やAIにはできない人間独自の学習体験を積み重ねていくしかないのかなーと。



そのためにはとにかく自分の頭で考えることをやめないこと。



それさえ押さえておけば、世の中がどんなに変化してもどれだけ機械や人工知能が進化しても人が活躍する場というのはこれからもあり続けると思っています。



考えることって、ものすごく脳に負担がかかるし、とても重労働。
だから何も考えずに生きていけるのであれば楽だとは思うんですけどね。


でもそれをやってしまったら僕ら人間の存在価値はその時点でなくなると思います。



そうならないためにも、、、



今日も考えて、迷って、悩んで・・・
今の自分にできるベストを尽くしていきましょう!




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Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2021.02.05

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