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『 3.11 幸道への行動 』

676−1


おはようございます。ノリです。

忘れられない日がやってきました。


あれからもう5年が経ちますね!



ただ、忘れてはいけない。

僕は、当事者の1人として忘れたくありません。


ですが、
いつまでも悲愴感を漂わせることはないと思っていますし、
むしろ前向きに未来に向かっていくべきと思います。


ですから、
希望を持って書きたいと思います^^



去年は「福幸」の文字が浮かびました。

今年は・・・




『 幸道 』が浮かびました^^


幸道への行動。
幸せの道へ向かう行動をしよう!そんな気持ちです。



あなたも経験した当日を
少しだけ思い返すと・・・


5年前の今日は名古屋の取引先でミーティングをしていました。


ぐらぐらぐらと長い揺れが続き、
「なんかおかしな揺れだったな」と
言葉を交わした程度だったんです。


帰りの車のなか、
とてつもない被害が広がっていることを知りました。
まるで見たこともない光景・・・

当時、すぐに何かをすることはできませんでした。

ただ、数日後に「現地へ行ってボランティア活動をする」と
決めたんです。


4月末から5月にかけて南三陸町にボランティア活動にいったわけですが、
そこで忘れられない経験をしました。

今でも、とても鮮明に覚えています。



同じボランティアの人たちが、
被災した方々に炊出しをしているスペース。

普段は被災者のみが受け取ります。


ただその日は、
たまたまボランティアメンバーも食べてくださいと
連絡が入ったんです。


活動する日にち分の食料を十分に持ってきていました。

なので、申し訳ない気持ちを抱えつつ、
列に並んで食事をもらうことにしました。



僕らの後ろに並ぶ、1人の女性。

彼女に話を聴きました。


「どこからきたんですか?どうでしたか?」


「・・・全部流されちゃった。

私も波に飲まれたんだけど、
たまたまトタンに救われて。

私だけ生き延びたの。」



地震の前までは
自分となんら変わらない生活をしていた人です。

それがあの瞬間からガラッと変わってしまった。


そして、
僕の中に、この2つが生まれました。


「次の瞬間、何が起こるかわからない。
後悔のないようにやろうと思ったことをやろう!」


「他人の苦しみに思えていたことが、
当事者の気持ちに切り替わった」





つい先日、
南三陸でいつもお世話になっている
おじいちゃんおばあちゃんと電話をしました。


相変わらず、とても元気そうな声です^^


ふと思い立ち、
常連さんに教えてもらったお蕎麦屋さんのそばを送ると
とても喜んでくれました^^


思えば、
当時小学生だった男の子はこの春から高校生に。

中学生だった男の子は大学で農業を学んでいるとのこと。


成長の早さと頼もしさを感じて
また会いに行きたくなりました^^



僕はご縁を感じて南三陸町でのお付き合いですが、
たくさんの場所があります。


まだ東北に行っていない方は、
ぜひ機会を作っていってみてはいかがでしょうか?^^


それもまた「幸道への行動」^^


素敵な一歩になると思います♪



最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは今日もポジティブ視点でエネルギーの高い1日を過ごしましょう☆



ストールコンシェルジュ
ノリ(中谷 典弘)
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ノリ
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2016.03.11

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