雑談力

2023/07/24
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ
- 仕事へのこだわり

今日はお店の定休日。

普通、お店の定休日であれば、お店の中の人たちもお休みをとっていることが多いですよね。

でも、僕らの場合は定休日こそ、仕事が捗る貴重なタイミング！

お店を閉めなければできない仕事や普段なかなか手がつけられない作業などこうしたことを積極的にやっていることが多いです。

なので、お店の定休日に一緒に自分達も休んでいるということはほとんどありません。

こんなこと話すとナチュラルラウンジのブラックな側面を露呈してしまいそうですが　笑

まあ普通の会社の基準で考えたら間違いなくブラック企業認定ですよね　汗

でも、いつも言っていることですが、自分達の意思でやっていることなので決してブラックではないと言い聞かせています　笑

そんな定休日でやる代表的な仕事にモデル撮影があります。

商品の物撮りは専用のスタジオを借りてそこで撮影していますが、モデル撮影はお店の方が環境が良いのでこちらでずっと撮影をしています。

そして、このモデル撮影も今まで色々な人に協力していただきながら進めてきましたが、メインでやってくれているのは奥さんと奥さんのおねーさん。

なので、この時は子供たちが一緒に着いてきたりすることもあり、身内感が半端ないんですよね　笑

奥さんが撮影の時はMotoが僕の息子を抱っこしながら撮影してくれるので、息子もMotoにものすごく懐いていますし、おねーさんの娘さんが一緒に来る時はナチュラルラウンジのカウンターで娘さんが宿題をやっていたり　笑

こんな感じでいつものお店の雰囲気とは打って変わります。

さらに、普段は集中してそれぞれの仕事をしているので僕もMotoも余計な話はほとんどしないのですが、この時は仕事に関係のない雑談を結構していることがあるんです。

それぞれの家族や友人の近況の話をしたり、自分が今抱えているプライベートの悩み相談をしたり・・・

この時は仕事の話はほぼ出ない　笑

こんな感じでこの撮影の時間だけはこんな感じでちょっとリラックスして仕事をしている感じになっています。

ただ、僕は昔は仕事中は雑談なんてせずにどんな時も集中して仕事をすべき！的な考えがかなり強くあったんです。

というのも、特にクリエイティブな仕事や深い思考を必要とするタスクの場合、話しかけられるとそこで集中力が切れて、次にまた集中するまでかなりの時間が必要になりますし、特に僕の場合、話をしているとちょっとしたミスや漏れが出やすくなる傾向があるので、仕事中はできるだけ話をしないで進めたいタイプなんですよね。

一方で、仕事中でもちょっと雑談を挟んだり、自分のタイミングで相談をしながら仕事を進めた方が生産性が高くなる人もいますよね。
（ちなみに、Motoはこっちのタイプ）

なので僕らの場合は、両方がそれぞれ仕事しやすいようにバランスをとってコミニュケーションの方法を色々と試してきました。

また、本当に集中力が必要だったり深い思考を仕事はできるだけお店以外でやるようにして、仕事の内容自体を場所によって切り分けたり。

それで今の形に落ち着いているのですが、今の形は自分で言うのもなんですが結構いい感じだと思っているんですよね。

お店でも集中すべき時は会話は一切せずにお互い集中して仕事をし、定時のミーティングを毎回必ず設けて、その時は時間をかけてもしっかりと話をし、それだけでは足りない時は突発的な会話もOKというような感じにしていて。

さらに、色々な組織のコミニュケーションやチームビルディング、マネジメントの本を読んでいても、ある程度の雑談が逆に仕事の生産性を上げるという内容がかなり出てきているんですよね。

なので昔に比べると意図的に雑談をしたり、それをよしとする文化を作っていきたいなーと考えるようになってきています。

でも、考えてみれば、これは結構自然なことだと思うんですよね。

誰だってずっと喋らずに集中し続けることなんてできませんし、ちょっとした会話をすることでお互いの考えていることや感情も理解しやすくなりますよね。

仕事中の緊張感もとても大事ですが、それと同じくらい、何を言っても受け入れてもらえる安心感も大切だと思います。
（あの生産性がめちゃくちゃ高いgoogleもチームの生産性を高める一番重要な共通項目はチームの「心理的安全」だ、と結論づけています）

これから新しい人が入ってきたり、他の人が仕事に携わるようになっても、緊張感だけが高い職場ではストレスを感じてしまいきっと長く続けることはできないでしょうし・・・

なので引き続き、今までよりもちょっとした小話、雑談を多めに取れるような環境を作っていきたいなーと。

結果的にそれが業績への好影響があればやらない手はありません。

そんなことを考えているので、この日の撮影も雑談が結構多めになってしまい、気が付いたらいつもの1.5倍くらいの時間が過ぎていました・・・

これはさすがにやり過ぎたか！・・・
とちょっと反省しましたが　汗

でも、これが逆にその後の生産性アップに寄与する可能性もあるわけで。

コミニュケーションって奥が深い　笑

もうちょっと色々と試しながら、自分達にとって最適なバランスを見極めていたいなーと思います。

ということで、今日は一見無駄と思われる雑談も結構大事かもしれません！というお話でした　笑

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。