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必ずあなたにも役立つ本!!

It surely serves books for you too! !



「ここにあなたは、多くの無駄に忙殺される毎日から解放される」






先日、ある本を読みました。

それは「SINGLE TASK 一点集中術」というタイトルの本なのですが、多くの著名な人たちから推薦が寄せられていたので、気になって買ってみたんですね。



もちろん、これは僕の大好物なジャンル(ビジネス書)です 笑


なので、人によっては「ちょっと苦手だなー」と思うかもしれませんが、、、


読んでみて、これは間違いなくあなたにも役立つ!と確信したので今このメルマガを書いています。


「確信」だなんて、ちょっと大げさ?に聞こえるかもしれませんが、真面目に言っています 笑


なぜかというと、これは仕事だけでなく、日々の生活のあらゆることに応用できるからです。


しかもちゃんと実践すれば、とんでもない効果があります。実は僕はこの本に書かれていることは昔から結構取り入れていることがあったんです。で、これは本当にすごい効果があるなーと思っているときに、この本を読んで確信に変わった!という感じなんですね。



あなたや僕を含め全ての人たちは未だかつてないほど多くの情報に溢れた世界に暮らしています。あらゆるものが僕らの注意を引こうとしていますし、やらなければならないことはどんどん増える一方ではないでしょうか?



一日の終わりに時計に目をやり、「一体時間はどこに消えてしまったの?」と途方にくれる。

日々時間に追われるストレスとプレッシャーが絶えない・・・

ずっとせわしなく働いていたのに、ちっとも達成感がない。




もし、あなたがこれらのことにちょっとでも共感できるなら、きっとこれからご紹介する内容は役に立つはずです。


この本ではそのタイトルの通り、「シングルタスク」をせよ!と説いています。

シングルタスクというのは、「一度に一つのことだけに集中する」ということです。


これと対極にあるのが「マルチタスク」と呼ばれるもの。

マルチタスクはその名の通り、「複数のことを同時にすること」です。
マルチタスクは一見とても効率的に思えますよね。


なんといっても、同じ時間で複数のことをこなすわけですから。なので多くの人が「マルチタスクは有効」という考えを信じています。または無意識にマルチタスクをしてしまっていると言われます。(特に若い人に多いそう)

でも、実はマルチタスクは非効率であることに留まらず、とても大きな弊害があるんです。


過去にマルチタスクの弊害については過去のブログにも書いていますので、よろしければこちらもご覧ください。



この本では、なぜマルチタスクをしてはいけないのか?シングルタスクの恩恵やそのやり方について詳しく載っています。


今日はその中の一部をご紹介していきます。


※ 「SINGLE TASK 一点集中術」デボラ・ザック著 より抜粋
ーーーーーーーーー
マルチタスクは役に立たない。

いや、もう一歩踏み込んで言われてもらいたい。


マルチタスクなどというものはそもそも存在しない。

このただならぬ、だが科学的裏付けのある断言については、また詳述する。


ではなぜ、これほど多くの人たちが「マルチタスク」という現代病に感染しているのだろう?

私たちは今、この重い現代病に集団感染し、次のような症状を訴えている。


・しなければならないことが多すぎて、時間が足りない。

・生活がゴチャゴチャ、頭の中もゴチャゴチャ。

・毎日の用事が増えるいっぽう。

・「集中力を奪う邪魔者」が嵐のように押し寄せている。


このリストは氷山の一角だ。思い当たる節があれば、自分でもいくつか症状を挙げてみよう。




「同時進行」を止めるだけで成果が上がる


人生という名の途方もなく大きな波が打ち寄せる中、私たちは必死になって一度に複数のタスクをこなそうとしている。

その結果、注意散漫な生活に歯止めが効かなくなっている。集中力がなくなりい、ストレスがたまり、目の前の作業とはなんの関係もないことでヤキモキする。おまけにそうすることで、今目の前にいる人たち ー同僚、顧客、店員、社員、仲間、家族ー に無礼をはたらいているのだ。

注意散漫な状態を続けていると、結局のところ、なんの成果もあげられない上、対人関係まで壊しかねない。


マルチタスクをこなそうとする試みと能率の悪さには、相関関係がある。これは厳然たる事実だ。

本来、「一度に複数のことをしようとする」こと自体が「気が散っている」ことを意味する。成果をあげたい、あるいは少しハードルを上げ、めざましい成果を上げたい、のなら脇目も振らず、目の前の作業に集中するしかない。

以前、ある父親が大学を卒業したばかりの息子に向かって、こう諭していたのを耳にしたことがある。

「いつだって選択肢は2つだ。一つのことをうまくやるか、2つのことをヘタにやるかだ」




膨大な情報の「誘惑」に流されない


私たちは常に気が散っている。この状態が続いていて、うまくいくはずがない。とはいえ、全ての非があなたにあるわけではない。

近年のテクノロジーの発展により、社会には非現実的な要求が生まれた。おびただしい数のメディアがひっきりなしに流す情報を吸収するのが当然だという風潮が生じたのである。その結果、私たちは常に「アクセス可能」であることを求められるようになった。

こうした非現実的な要求に応じると、私たちは複数のタスクに注意を分散させるようになった。マイクロソフトの元バイスプレジデントで作家・コンサルタントのリンダ・ストーンはこうした状態を「永続的な注意力の断片化」と呼んでいる。

つまり、押し寄せる情報の波に、現代人がうわべだけの注意を断片的に向けているに過ぎないことを見抜いたのであり、この状況は悪化の一途をたどっている。

それはまるで、人間一人ひとりを取り巻く宇宙に、とても追いつけないような気分になっている。

「ついてこうともがけばもがくほど、無気力感に打ちのめされるんですよ」と嘆く声を私自身、これまで何度も耳にしてきた。


こうした過負荷に対処するにはマルチタスクするしかない。そう誤解している人が多すぎる。マルチタスクに励むのは逆効果だというのに。


マルチタスクは状況を改善するどころか、むしろ問題を悪化させる。
そもそも人間の脳は、一度に複数のことに注意を向けることができないのだ。

マルチタスクは情報の流れを遮断し、短期記憶へと分断する。そして短期記憶に取り込まれなかったデータは、長期記憶として保存されずに、記憶から抜け落ちていく。だからマルチタスクを試みると能率が落ちるのだ。


集中力は低下する一方だ。それはまるで、自分自身が断片化しているようなものだ。同時に私たちは、人に対してますます無礼をはたらいている。ミスをして事件を起こし、その結果に懊悩している。何するにせよ能率が悪くなり、自制心を失っている。

「ふりをしている」といった表現を使ったのには理由がある。

先に述べたようにそもそもマルチタスクなるものは存在しないからだ。

読者の皆さんがこの事実をすんなりと受けられるようになるまで、私は何度でも繰り返す。

マルチタスクは「見せかけ」に過ぎない。




タスクからタスクにスイッチしているだけ


ご近所に神経科学者が住んでいたら、マルチタスクと脳の関係について聞いてみるといい。

「脳は一度に一つのことにしか集中できない」と彼らは証言してくれるはずだ。

脳について、少し説明しておこう。

脳は注意を要するタスクに対応しながら、同時に流れ込んでくる情報を処理することはできない。

スタンフォード大学の神経科学者エヤル・オフィル博士は「人間は実のところマルチタスクなどしていない。タスク・スイッチング(タスクの切り替え)をしているだけだ。タスクからタスクへと素早く切り替えているだけである」と説明している。

こうした行動を続けているとマルチタスクをしているような気分にはなるものの、現実には、脳は一度に2つ以上のことに集中できない。その上、注意をあちこちに向けるていると能率が落ちる。

それだけではない、マサチューセッツ工科大学のアールミラー博士はこう述べている。「何かをしているときに、別のこと(タスク)に集中することはできない。なぜなら2つのタスクの間で干渉が生じるからだ。人はマルチタスクをこなすことなどできない。『できる』という人がいたら、それは単なる勘違いだ。脳は勘違いをするのが得意である」

手短に言えば、マルチタスクは不可能であり、一般にマルチタスクと考えられている行為は「タスク・スイッチンング」に過ぎない。タスクからタスクへとせわしなく、注意を向ける先を無益に変えているだけだ。タスクの切り替えには0.1秒もかからないため、当人はその遅れに気がつかない。



知識の応用力が低下する


マルチタスクは集中力を鈍らせる。
今私たちは、長時間、注意を持続する能力を集団で失いつつある。

その上、気が散っていると状況の変化に適応する柔軟性も低下することがわかった。

一つの知識を別の状況に当てはめて使えるようになることを「知識の転移」というが、マルチタスクを試みると、この能力が落ちるのだ。


脳の中で、1本のスレッドを立ててはまた回収するという行為を繰り返していると、脳が疲弊し、1つの作業に没頭している時よりもミスを犯しやすくなる。

気が散ると脳は情報を効率よく処理し、保管することができなくなる。

タスク・スイッチングは集中力の的なのだ。マルチタスカーは集中力が低い上に、生産性も低いことがわかっている。

もうわかった?耳にタコができたって?


実はまだある。マルチタスクを試みると、次の3つのものが犠牲を強いられるのだ。

・生活の質
・対人関係
・あなたにとって大切なことのすべて



それでも、大したことじゃない・・・だろうか。

ーーーーーーーーーーーーー





いかがでしょうか?


マルチタスクはやってはいけない、(この本によるとマルチタスクというものが、そもそも存在しないのですが)ということがよくわかると思います。


僕もそうですが、日々の生活の中で、きっとあなたも無意識のうちについついマルチタスクをしてしまうことがあると思います。


人と話しながらスマホをチェックする

家族と夕食を食べながらテレビを見る
(僕の場合は、食事をしながらついつい仕事をしてしまうことが・・・)

パソコンで作業をしていたのに、いつの間にか他のことをしている


他にも挙げればきりがありません、、、


そんな時はぜひ今日の話を思い出していただき、「目の前の一つのことに集中する」ということを意識的に行ってみてはいかがでしょうか?


きっと驚くほど、多くの物事が進み、ストレスも減って、充実した毎日が送れるようになるはずです。


参考にしていただければ嬉しいです^^




PS.
本の内容が気になった方はぜひ取り寄せてみてくださいね!
シングルタスクをするための様々な実用的なテクニックが載っていますし、ビジネス書とは思えない読みやすさなのでとてもおすすめ^^
間違いなく、素晴らしい投資になると思います。



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Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2018.07.14

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