- 2016/10/07
- writer: Moto
『現地に足を運ぶ理由』
おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。
先日までお届けした、カシミア山羊との再会写真集はいかがでしたか?
文章だけでは伝わらない、現地の様子も
あなたに見て楽しんでもらえていたら嬉しいです。
自分で写真を編集しながら
山羊やヒマラヤの写真を見すぎて
つい自分の職業が酪農家か登山家のような気がしてしまいましたよね。笑
あ、僕ストール屋だった・・・と我に帰りました。
結局書いていませんが途中乳絞りのコツを書き始めてましたからね。
一滴も出なかったくせに。 笑
そんな感じで現地で撮った写真集をまとめていましたが
僕たちにとって現地に実際に行くということは
Natural Loungeを始めてからとても大切にしていることです。
僕たちの前職が製造業だったことはかなり関係していますが
自分達が扱うものが、どんな環境で、どんな人たちの手によって作られているのか。
やはりそれを出来る限り知って、
あなたにストールをご紹介したいと思っています。
初めて僕たちがインドを訪れたのは7年前のことですが
ストールの魅力に惹かれた僕たちは、
その後インド全土を回ってストールの生産者を訪ねました。
最初は本当になんの情報もなかったんですよね。笑
実際にインドに行って、ストールの生産者やお店を訪ねては
現地の情報を得ていました。
途中までは数えていたんですが、実際に訪問した
ストール関係の生産者や会社、お店の数は400件以上。
周った件数もなかなか多いですが
それ以前に、これだけストール関連の会社が
インドにあることに驚きますよね。笑
今まで騙されたことも何回かありましたが
以前山崎が話していた、
『会社があるはずの住所に飛行機に乗って行ったらみたら、なかった事件』
は今もでも忘れられません。笑
きっとインド人もまさか本当に僕たちが行くとは思わなかったんだと思います。
さすがに最近はこんなことないですが
実際に現地に行くことで、本当に色々な体験をさせてもらっています。
今も現地に行き続けていますが
実際に行って無駄だと思ったことは一度もありません。
あ、さすがに会社がなかった時は無駄だと思いました。笑
そして、こう話してみると当たり前のことのようですが
現地に行くことで一番良かったなと思うのは人間関係です。
国籍や環境が違っても、みんなそれは同じなんですよね。
初めの頃は何度も門前払いされましたが
行き続けた結果、今ではとても良い関係が持てています。
これからも現地でしっかり生産者と話をしながら
実際に僕たちが扱うストールがどのように、どんな人が携わって
作られているのか、自分たちの目で確認していきたいと思います。
こんなに人に恵まれると
インドが嫌いなんて言ってられませんね。笑
前回はカシミア原毛の生産者でしたが、
これからもインド中を歩き回って、あなたにインドストールの魅力を
ご紹介できればいいなと思います。
現地に行けば行くほど、ストールの事もインドの事も
好きになってしまいます。
コメント
「『現地に足を運ぶ理由』」への10件のフィードバック
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Profile
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
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MOtoさん
タイムリーでないコメント、失礼します。
カシミヤ山羊の写真楽しみました。こんなところまで行くんだ、どうして?と思いましたが、写真でお知らせいただかないと、あんな山羊さんの毛からとれることはわからないですものね。そしていろんな素材がある中で、本物は奥が深いですね。
女性たちが身に着けているものが、とてもきれいですね。高地の生活もインドの広さもちょっとのぞかせていただいて、ありがとうございました。
栁澤
栁澤さん
いつもコメントありがとうございます。そして全然タイムリーです。
なんでこんなとこまで行くんだろう?って思いますよね普通。
僕も目的の街に着くまではそう思います。笑
移動は長いし、危険なこともあるかもしれないし。
その目的の場所に着くまではいつも早く日本に帰りたいと思っています。笑
でも行って生産者と接すると、来て良かったって本当に毎回思います。
女性の着ている服は本当に色とりどりできれいですよ。こういう国や地域特有の服を見るたびに、服装は文化なんだと感じます。
これからも楽しんでいただけるように、レポートしていきたいとおもうので、良かったら見てください!
Moto
前回のカシミア山羊を抱っこしている写真、最高に良ーーーーーーいお顔でしたね。素敵です。人間なかなかあそこまでの笑顔できませんよね。
カシミア山羊も可愛い顔をしていますね。無関心を装っていきなり突っかかってくる日本のジジイ顔山羊?!!とは違うみたい。ufufufu
おかげで大好きなカシミアも暖かいアンゴラも一体どんな動物なんだろ?と長年思っていた疑問の一つが氷解しました。
制作現場の写真、興奮します。昔は家に来て太い針と肘でゴリゴリする畳屋さんに子供が張り付いていたように、制作現場大大大好き! 良ーーーーーーい写真いっぱいありがとうございます。特に広げられた織物とのいいですね。
サリーもいいですねー。最後の果物だなの下で女性が笑っている写真。あの果物はなんでしょう?ブドウみたいな葉で黄色い実が生っている。レモンではないし、マルメロも木だと思うし、なんだろ? もしわかったら教えてください。
コメントありがとうございます!
無関心を装っていきなり突っかかってくる日本のジジイ顔山羊っていう表現おもしろいですね。笑
ほとんどの人がカシミアという素材は知っていても、
実際どういうものかって聞かれるとわからないですよね。え?羊の毛の細いやつじゃないの?みたいな感んじだと思います。
僕も以前はそうでした。
世に出回っているカシミアと呼ばれるものがすべて、こういう形で生産されているかはわかりませんが
僕たちが扱うカシミアに関しては理解していただければと思います。
製作現場って良いですよね。僕も大好きです。これからもできる限り現場にいって、
臨場感のある写真をお届けできればと思います。
最後の女の子の写っている写真。その果物はあんずです。
この子の家にお世話になったのですが、
庭に生えているあんずを僕に採っていてくれているときの写真です。
とても美味しくてびっくりしましたよ〜。
いつもありがとうございます!
Moto
インドの町、ヒマラヤの自然、初めて見るカシミヤ山羊・・。このブログを見ていなければ知ることのなかった世界をたくさん見せていただきました!ありがとうございます。
私が身につけているストールが、どんな環境で、どんな人たちの手によって作られているのか。それが分かると自分のストールにも一層愛着が湧くというものです(*^▽^*)
(個人的にはインドのチャイ、紅茶に興味があるので、そんな話もいつか載せていただけたら嬉しいです!)
ema
emaさん
コメントありがとうございます!
こうして、ブログを見ていただいていることにこちらこそ感謝です!
僕も知らないことだらけなので、自分が知ったことは1つでも多くの人に
シェアできたらいいなと思っています。
価値のある情報をお届けできるようにこれからも精進していきます。
そして、それを通じて愛着が湧いて頂けたら嬉しいです。
(チャイ、紅茶は専門的な詳しいことはわかりませんが、
日常で一般の人たちがどうやって飲んでいるかくらいは話せるかもしれません。
また書かせてもらいますが、内容は目を瞑ってください。笑)
Moto
Motoさま
またまたサインするのを忘れてしまいました。サインを忘れるのは私のサイン?
杏ですか! 綺麗な葉をしているのですね。 信州では育てているはずですが、私は干したものとジャムしか知りません。フレッシュなのはネクタリンにでも似ているのかしら?杏のジャムは大好きですが、あまりポピュラーに売られていないので、美味しいのを見つけるのもちょっと努力が要りますね。国が変わると人々が違った食生活をしているのが、とても興味深いです。
今夏は、いつものパイナップルやグレープフルーツジュースが熊本発なので、地震で入手できなくなり、ハワイ発のグアヴァジュースを摂ってみました。お花を飲んでいるみたいなピンクのジュースでvitamine Cが豊富なそうで、疲れが取れますよ。ネクターなので缶をよく振ってから飲まないと、味に濃淡が出てしまい、梨のザラザラしたつぶつぶみたいなものも下に沈んでいます。主人も気に入ってしまいましたから、皆さんも疲労回復に試されたらいいかも。
emaさまのも読んでしまいましたが、私もDarjeelingの紅茶が好きで、Motoさんが北インドの山中までカシミア山羊を見に行かれる時、Darjeelingとどんな位置関係なのか気になって地図を見ました。同じ北でもずいぶん離れたところなのですね。北端でもDarjeelingはレーよりもっと南下した東の国境沿い、レーは本当に北も北の端の国境すれすれでびっくりしました。紛争真っ只中というのも無理からぬ地点だと思いました。インドは広い!
カシミアのrankingの事も非常に参考になりました。以前パシュミナストールで気に入った柄があったので、取り寄せたところ、値段も安かったのですが、ザラザラしたものが届いて、これでパシュミナ???と呆れたことがありましたが、高度差でそういう差が生まれることを知りました。
織物も紙も植物も諸々まだまた知らないことがあつて面白いですね。
N.L.の個性豊かな3人が2人になって、痛手でもあり、さぞお忙しいことでしょうが、良いお仕事を続けてくださいね。
N.O.
サインのないのがN.O.さんのサイン。僕もそう思いました。
大丈夫ですよ。バッチリ伝わってます。笑
それに、ジジイ顔山羊のっていう言い回しでほぼ確信しました。笑
杏子のジャム・・・ そう思えばお土産に一本杏子のジャムを買ってきたのを忘れていました!!現地は杏子がとても有名で、杏子ジャムは本当に美味しいらしいんですよ。
僕は今まで杏子のジャムって食べたことがないので、ぜひN.Oさんに食べていただいて、感想を聞きたいくらいです。
グアバはインドにもあって、季節になればリーズナブルに簡単に手に入れることができます。僕もインドでめちゃくちゃ暑くてやばいときに、グアバのジュース飲んだりしますよ。あんまり日本では見ないですよね?
ただ、インドのグアバは果肉がピンクでなくて白かったような。
地域によって違うのかもしれませんね。
そして、話にあった紅茶の話ですが、
インドにいると紅茶は本当に身近なんですよ。本場なので紅茶だけを売っている専門店もたくさんあります。ただ、ストール以外に関しては僕全くわからないので、以前最高級のダージリンティーと呼ばれる一杯を取引先でもらった時も、
全く味がわかりませんでした。笑
最後にパシュミナですが、やっぱり世の中に出回っているカシミアと呼ばれるものには、大きくレベルの差がありますよね。インドのパシュミナ(日本ではカシミア)を現地に見に行ったら、環境もそうですがとても安価に手にはいるようなものではありませんでした。安価に大量生産しているカシミアってなに???と思います。もっと勉強しないといけませんね。
つい長くなってしまってすみません。
3人が2人になりますが、しっかりやるべき部分をやって
多くの人にストールの魅力を伝えていけるように
これからも精進していきたいと思います。
これからもよろしくお願いします!
Moto
emaです 再びのコメント失礼します。
紅茶の話しですが、私が知りたかったのはまさに「日常生活の中でどのように飲まれているのか」なんです!日本人が緑茶を飲むような感じなのでしょうか?チャイはどんな時に飲むのでしょうか?どこでも味は同じですか?
などなど、現地に行かないと分からない日常についての話を待っています(^^ゞ
あと、「現地のあんずジャムは本当においしいらしい」という言葉に食指が動きました。インドのあんずジャムはどんな味なのでしょう?日本のものとは違うのでしょうか?
あんずジャムの試食会はないですか?その時は試食用のパンでもクラッカーでも持ってかけつけます!(あ、いえ、冗談です~)
そしてこの場をお借りして、N.O.さんへ
N.O.さんのコメントを読んで驚きました!ダージリンに絡めてレーの位置を把握されたとのこと、私も同じことをしていました。
でも恥ずかしながら、私の頭の中では「インドの北部=ダージリン地域」だったので「レーは、ダージリン付近なのかな?」なんて思っていたのですが、実際地図を見てみたら全然違う場所でもっと北にあることに驚きでした。「ここもインドなんだ・o・」と。
今回ひとつ賢くなったemaでした(*^^)
emaさん
コメントありがとうございます!
チャイの件了解です!チャイはインドの人たちにとって
どんな飲み物なのか、お伝えしますね。
僕はインドに行くようになってチャイを知りましたが
取引先に行くと必ずチャイが出てきますよ。
まずはチャイでも飲んでから仕事しましょう〜みたいな感じで
僕にとってチャイの印象はすごくいいです。笑
インドはインドらし食習慣がありますが
チャイにしても、あんずジャムにしても
自分たちとは違う食文化に触れるってワクワクしますよね。
いつか、僕がインドで美味しいと思う食べ物をみなさんにご紹介できたらと思います。
ただ・・・お腹痛くなっても責任取れませんけどね。笑
そして、最後にemaさんもN.oさんも
ストールをきっかけに地図で位置を見てくれるなんて、なかなかですね。笑
僕もインドの地図をしょっちゅう見ていますが、
本当に大きい国ですし、各地域によって文化が全く違うインドは
どこに行っても飽きることはありません。
こうして、みなさんに色々興味を持っていただけることも
僕たちのメールマガジンの目的の一つなので
こうしてメッセージをいただけるのは嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
Moto