『パシュミナって聞いたことあるような・・・』

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

昨日、山崎がメルマガの終わりに

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

PS.
今回の買い付け期間で
最上級のカシミアが住んでいる
インド最北端のカシミール地方レーに訪れる計画がありましたが、
タイミングもあり、今回は行くことができませんでした。

次回は必ず行って、あなたにも本物のカシミアがどんなものなのか？
ということをより詳細にお伝えできればと思っています。

PPS.
あっ、実際に行くのはMotoですけどね　笑

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

と書いていましたが、
笑じゃないですよね。
まるで自分が行くかのように書いていたので
一瞬山崎もやる気だなと思いましたが、買いかぶりました。

結局行くのは僕ですよね。と朝から一人でブツブツ言っていましたが　笑
代表があなたに宣言した以上
しっかり本物のカシミアがどんなものなのか
伝えられるように現地に行く準備をしたいと思います。

ところで、あなたはパシュミナって聞いたことがありますか？

実は僕、インドでカシミアの生産者を訪ねたり
カシミアストールを買付けるときに
カシミアのことをパシュミナと呼んでいます。

日本のインターネットでカシミアと調べると
たまにパシュミナという言葉が出てくるので
カシミアとパシュミナの違いに戸惑う人もいるかもしれませんが

インドではラダック地方で採れるカシミアを、パシュミナと呼びます。
説明している僕も混乱しそうですが
日本でなぜパシュミナと言わないかというと
家庭用品品質表示法上でパシュミナという繊維の名前が
認めていられないんですね。

日本でパシュミナという名前で販売している業者さんやお店も、
商品につける品質表示にはカシミアと記載して販売しています。
日本に来るとパシュミナも名目上はカシミアになってしまうんです。

牛にも、日本の松坂牛やアメリカの牛肉、
そしてオーストラリアの牛肉があるように、
一括りにカシミアと言っても品質や値段、産地はバラバラです。

なので、Natural Loungeで取り扱っているカシミアはパシュミナなのですが・・
もう説明している自分もわけがわからなくなってきました。笑

僕たちは、インド以外でカシミアの生産者を訪ねたことがないので
中国やモンゴルなどの産地でどのようにカシミアが生産されているか
知りません。

ただ、インドのラダック地方のカシミア（パシュミナ）に関しては
標高4000m以上でしか生産することができず、
仮に同じ品種のカシミア山羊を低地で育てたとしても
環境の変化で最高品質のカシミアが生産できないそうです。

僕もこの仕事を始めるまでは
カシミアに種類や産地があるとは考えてもいませんでしたが
あなたにはカシミアがどんな場所で、
そしてどんな生産者がカシミアを生産しているのか。
知ってもらえればいいなと思います。

結局何が言いたいのかというと
山崎と同じで

あなたにも本物のカシミアがどんなものなのか？
ということをより詳細にお伝えできればと思っています。

PPS.
あっ、実際に行くのは僕ですけどね　。

コメントを残すコメントをキャンセル

Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。