- 2024/08/29
- writer: Moto
正直こんなに見つからないのは今回は初めてです!涙
ジュレー
Natural LoungeのMotoです。
インド北部にあるラダック地方に来てから6日目。
ようやく高地に慣れたので、カシミヤ山羊を探すためにベースの街を出発しました。
街を離れると標高4000メートル以上の世界が広がります。
日本では見られない景色が広がり、見渡す限り岩山ばかりです。
森林限界を超えたこの場所では草木を見ることはありません。
もちろん空気は薄く、高地順応せずにこの場所に来れば頭痛や吐き気が襲います。
更にこうして僕らが軽装備でくることができるのも短い夏の間だけ。
冬には氷点下30度以下になるため、生活をするためには非常に厳しい環境です。
そして前回お伝えしたように、ベースの街を出て山羊生産者を探していましたが、残念ながら期待していた場所に彼らの姿はありませんでした。
生産者は気温が高い夏場にさらに高地に移動することがあるため、ここにはいないのではとガイドのドゥルジェさんと話し合って、僕らはさらに高い場所へ行くことにしました。
それでも、この場所の標高は4200メートル。
カシミヤ山羊を探す大変さを改めて実感します。
そして更に移動すること1時間。
ベースの街を出発してからは6時間ほどで、前回も訪れたことがある湖のほとりの村に到着しました。
ここは前回多くのカシミヤ山羊を見つけた近くの村なので、期待が高まります。
ただここに山羊がいなければ今回は収穫ゼロとなるため、実質的にはラストチャンスでもあったんですよね。
前回いたから大丈夫だろうという期待と、もしもいなかったら何も得られないという不安で村に着く頃は複雑な心境でした。
この村に着く頃には天候も悪くなってきて、写真からもわかるように高い場所では8月だというのに雪も舞っていました。
そして今日何度も道中聞いてきたように村の人に山羊がいる場所について聞くことにしました。
ただ最初に聞いた村人は山羊はこの近くにいないと言うんです。
違う場所に改めて行くとしても日数が足りないし、これ以上闇雲に探しても荒れた道を進むだけ。
どうすりゃいいんだ・・・
4回目の訪問で少し油断していたのかもしれないと思いつつ、冷静に次の行動を考えようとしていたその時・・・
諦めずに村人に聞いて回ってくれていたドゥルジェさんが笑顔で近づいてきました。
まるで漫画のような展開ですが話を聞くと、さらに30分ほど行った場所に山羊がいるかもしれないとのことでした。
ただ、山羊生産者の家族はそこに暮らしているけれど、山羊がいるかはわからないということ。
どちらにせよ行ってみなくては分からないので、ドゥルジェさんにお願いしてその場所まで行くことに決めました。
そして移動すること更に30分。
生産者が暮らす場所に着くとそこには村の人が話していた通り彼らが暮らすテントがありました。
テントの横にある石積みは山羊達を囲うものです。
果たしてここにカシミヤ山羊はいるのか!?
今まで感じたことのないほど、この時僕は緊張していました。
それでは今日も一日頑張りましょう!
Natural LoungeのMotoです。
インド北部にあるラダック地方に来てから6日目。
ようやく高地に慣れたので、カシミヤ山羊を探すためにベースの街を出発しました。
街を離れると標高4000メートル以上の世界が広がります。
日本では見られない景色が広がり、見渡す限り岩山ばかりです。
森林限界を超えたこの場所では草木を見ることはありません。
もちろん空気は薄く、高地順応せずにこの場所に来れば頭痛や吐き気が襲います。
更にこうして僕らが軽装備でくることができるのも短い夏の間だけ。
冬には氷点下30度以下になるため、生活をするためには非常に厳しい環境です。
そして前回お伝えしたように、ベースの街を出て山羊生産者を探していましたが、残念ながら期待していた場所に彼らの姿はありませんでした。
生産者は気温が高い夏場にさらに高地に移動することがあるため、ここにはいないのではとガイドのドゥルジェさんと話し合って、僕らはさらに高い場所へ行くことにしました。
それでも、この場所の標高は4200メートル。
カシミヤ山羊を探す大変さを改めて実感します。
そして更に移動すること1時間。
ベースの街を出発してからは6時間ほどで、前回も訪れたことがある湖のほとりの村に到着しました。
ここは前回多くのカシミヤ山羊を見つけた近くの村なので、期待が高まります。
ただここに山羊がいなければ今回は収穫ゼロとなるため、実質的にはラストチャンスでもあったんですよね。
前回いたから大丈夫だろうという期待と、もしもいなかったら何も得られないという不安で村に着く頃は複雑な心境でした。
この村に着く頃には天候も悪くなってきて、写真からもわかるように高い場所では8月だというのに雪も舞っていました。
そして今日何度も道中聞いてきたように村の人に山羊がいる場所について聞くことにしました。
ただ最初に聞いた村人は山羊はこの近くにいないと言うんです。
違う場所に改めて行くとしても日数が足りないし、これ以上闇雲に探しても荒れた道を進むだけ。
どうすりゃいいんだ・・・
4回目の訪問で少し油断していたのかもしれないと思いつつ、冷静に次の行動を考えようとしていたその時・・・
諦めずに村人に聞いて回ってくれていたドゥルジェさんが笑顔で近づいてきました。
まるで漫画のような展開ですが話を聞くと、さらに30分ほど行った場所に山羊がいるかもしれないとのことでした。
ただ、山羊生産者の家族はそこに暮らしているけれど、山羊がいるかはわからないということ。
どちらにせよ行ってみなくては分からないので、ドゥルジェさんにお願いしてその場所まで行くことに決めました。
そして移動すること更に30分。
生産者が暮らす場所に着くとそこには村の人が話していた通り彼らが暮らすテントがありました。
テントの横にある石積みは山羊達を囲うものです。
果たしてここにカシミヤ山羊はいるのか!?
今まで感じたことのないほど、この時僕は緊張していました。
それでは今日も一日頑張りましょう!
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Profile
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
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2018年 (362)
2017年 (356)
2016年 (353)
2015年 (374)
10年以上前の記事
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良いところで終わりになってしまいました。
次回が楽しみです。
そう言っていただけると嬉しいです。
今週のブログでは続きを報告させていただくので、読んでいただければ幸いです。
Moto