- 2021/04/19
- writer: 山崎拓
日本語の乱れ・・・自戒を込めて。
先日、あるお客さんからこのメルマガについてあるご指摘をいただきました。
それはこんな内容。
ーーーーーーーーー
一個人の勝手な意見として、余計な事とわかりつつ述べさせて頂きますm(_ _)m
素晴らしいメルマガなのですが、ら抜き、い抜き言葉が多く、とても気になります。
合理的な言葉の変化ではあるし、時代の流れで言葉も変化していきますが、まだまだ美しい、正しい日本語を大切に思っている人も大勢おります。
話し言葉で許容範囲に入っても文章、活字では許容できない人もおります。
又、こないだ、では無く、この間が読みやすいように、文章には、話し言葉にはない素晴らしさを伝える力があります。
わかっていても、それが若さであり良さだと微笑ましく読んでいる方が圧倒的に多いはずですが、硬すぎず、あまりにも素晴らしいメルマガなだけに…
わかっていて敢えてそうしているのかも知れませんね。
私の余計なお節介と重々承知しています。
老婆心です。
こういう人も一人はいるのだという事でした。
私は文章力は全くないのですが、美しい日本語が大好きなのです。
ら抜き、い抜きでも、メルマガは楽しみに読ませて頂きます。
ーーーーーーーーーー
これを見て、僕は頭をハンマーでガーンと殴られたかのような衝撃を受けました・・・
というもはじめ、このいただいた内容を読んでもその意味が分からなかったんです。
「ら抜き、い抜き言葉」って何!?(・_・;?_
多分、いつも書いているメルマガの文章の書き方に誤りがあるのだろう、ということは分かりましたが、細かい部分は全然分からず・・・
すぐにインターネットで「ら抜き、い抜き言葉」で検索して調べます。
その結果、それぞれはこのような内容ということが分かりました。
文化庁から転載
ーーーーーー
いわゆる「ら抜き言葉」とは可能の意味の「見られる」「来られる」等を「見れる」「来れる」のように言う言い方のことで,話し言葉の世界では昭和初期から現れ,戦後更に増加したものである。
「ら抜き言葉」 (例:「見れる」)を専ら可能の意味に用い,受身・自発・尊敬(「見られる」)と区別することは合理的であり,五段活用の動詞(例:「読む」) における可能動詞(「読める」)と同様に可能動詞形と認めようとする考え方や,「ら抜き言葉」の増加は可能表現の体系的な変化であり,話し言葉では認めてもよいのではないかという考え方もある。書き言葉においても分野によってはその使用例が報告されている。
しかしながら,この言い方は現時点ではなお共通語においては誤りとされ,少なくとも新聞等ではほとんど用いられていない。
世論調査(平成7年文化庁) においても,「食べられない/食べれない」「来られる/来れる」「考えられない/考えれない」についてどちらを使うかを聞いたところ,3例とも本来の言い方(「食べられない」「来られる」「考えられない」)を使うという答えが,平均7割を上回った。
国語審議会としては,本来の言い方や変化の事実を示し,共通語においては改まった場での「ら抜き言葉」の使用は現時点では認知しかねるとすべきであろう。さらに, 「ら抜き言葉」については,次のような観点から今後の動向を見守っていく必要があろう。
①話し言葉か書き言葉かによっても,違う面があること。
②一段動詞全体のどこまで及ぶか。語形の長さや使用頻度,また,活用形によって,「ら抜き」化の程度が異なると思われること。
③北陸から中部にかけての地域及び北海道など,従来「ら抜き言葉」を多く使う地域があるといった地域差の問題を考慮する必要があること。また,近年は東京語自体も様々な地域の言葉の流入によって変化しており,「ら抜き言葉」の方がリズムやスピード感があってよいとする声もあること。
ーーーーーー
毎日ことばより転載
ーーーーーー
話し言葉でのくだけた言い方」(大辞林3版)などと説明され、「い抜き」の存在は認められています。
そしてまたこの「話し言葉でのくだけた」という説明が、会話文では認めるけれども地の文では避けたい、という多数派のスタンスの根拠となるでしょう。
加藤重広氏は「日本人も悩む日本語」(朝日新書)で「ら抜き」言葉について、合理的な言葉の変化ではあるとしながらも「一定の品位や格式が要求される文書で許容されるほどの段階ではない」と述べています。言語学では格式高い言い方を「文体レベルが高い」というのですが、その「文体レベルが高い言い方に、文体レベルの低いら抜き言葉はそぐわない」(同書)というわけです。
「い抜き」も同様でしょう。NHKの高校講座「ベーシック国語」の2学期第20回「適切な表現」では、「避けたい語句・表現」の中に「い抜き言葉」が挙げられていました(2学期の第20回学習メモ)。
文章の書き方を学ぶ人に勧められるような規範的な表記ではないということです。まず基本的には、「い抜き」を避けて文章を書けるようになる必要があると言えます。
ーーーーーー
まじかー。
全く知りませんでした。
僕の場合は完全に無意識で使っていたので、余計に目から鱗、という感じです。
でもきっと今このメルマガを読んでくれているあなたをはじめ、多くのお客さんはこのことをご存知なんだろうなーと。
というのも、今回この「ら抜き、い抜き言葉」についてご指摘をくださったお客さんは女性の方で、年代もナチュラルランジのお客さんの比率が一番高い世代。
ということは、きっと同じように感じている方がたくさんいらっしゃったんじゃないかな、と思ったんです。
これはすぐにでも直さなきゃいけない!!
と思うも、無意識に書いていたことなので、修正するのも結構大変 汗
ご指摘をいただいてから、「ん?これは『い抜き』になっていないかな?『ら抜き』になっていないかな?
と確認しながら日々のメルマガを書いています 笑
それにしても基本的な文章についての認識がなかったことが情けない・・・
反省。
一方で、これは本当に意識も認識もしていなかったことですが、メルマガの文体については意識的にやっていることもあります。
それはできる限り、読んでくれているあなたに話しかけるように書くということ。
松本のお店に来てくださった方や催事で直接お会いしたことがある方であれば問題ないと思うのですが、ナチュラルラウンジのお客さんのほとんどの方はインターネット通販を利用してくださっていて、普段は直接お会いできません。
顔の見えないインターネット通販でどうしたらより親近感や安心感を持ってもらえるかなーというのはこのメルマガを始める前に色々考えました。
その結果、メルマガやブログの語り口はやっぱり堅苦しいザ・文章!というより話し言葉くらいの方がとっつきやすいし距離感も縮まるんじゃないかなーと。
それに加えて、素の自分たちを出して、普段の仕事の様子やプライベートのこと、家族や友達のことなども包み隠さず話すようにしています。
その方がお客さんにとっても安心感があると思いますし、メルマガを書いている自分たちも楽なんですよね。
逆にパーソナリティー出過ぎいてちょっと・・・という方もいらっしゃるかもしれませんが 笑
こうした背景もあって、メルマガのほとんどの文章は話し言葉になってしまっていると思います。
とはいえ、今回の「ら抜き、い抜き言葉」に関しては正しい日本語の観点から見ると、直した方がいいなーと思いました。
ただ、もう8年ほどこのスタンスでメルマガを書いているのでなかなかすぐに修正できるかわかりませんが・・・汗
これからは正しい日本語ととっつきやすい話し言葉を両立できるような文章を書けるように頑張ります!!
何れにしてもこうして率直なご意見やご指摘をいただけることは本当にありがたい!
おかげでまたちょっと成長できると思います♪
このメルマガを読んでくれている方のほとんどは僕らより一回りも二回りも三回りも上の大先輩ばかり。なので、きっと他にもたくさんこういうようなことってあると思うんです。
アドバイスや指摘は真摯に受け止め、取り入れられるところは取り入れ、改善できるところは改善していきたいと考えています。
また、何か気がついたことがあれば優しくご指摘いただければ嬉しいです。
コメント
「日本語の乱れ・・・自戒を込めて。」への18件のフィードバック
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Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
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10年以上前の記事
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私は、話し言葉でメルマガを書いてもらった方が良いと思います。
その方が少し硬めのお話も雰囲気が柔らかくなりますし、山崎さんの話し方の個性を感じる事が出来るから、楽しいと思います。
私自身 メールは勿論手紙の時も誰にでも敢えて話し言葉に近い書き方を意識して書いています。
その方が相手に親しみを感じて貰えるかなぁ? とか雰囲気が伝わり易いかなぁ?とか思うからね。
その方が「言葉」が生きます。 言葉は相手に伝わらなきゃ意味がありません。 山崎さんの事が伝わればいいのです、
どうぞ山崎さんの自由な書き方をして下さいな、私達はそれを楽しみにしていますから。
ARUGA
ARUGAさん
コメントありがとうございます!
今まで通りの書き方でも大丈夫!とのこと、ちょっと安心しました^^
実際にお会いしたことがあるARUGAさんにこう言っていただけ、とても嬉しいです。
僕もメルマガに関しては昔から目の前にお客さんがいると思いながら書いてきたので、そうなるとやっぱり話し言葉がしっくりきます。
とはいえ、ご指摘いただいた部分で良い部分はどんどん取り入れていきたいと思っています。
これからも基本路線は変えずにお届けする予定ですので、これからもどうぞよろしくお願いします♪
いつも本当にありがとうございます。
山崎
私も同感です。
マジかーとか好きです。人柄が感じられる。山崎さんて素直な人ですね・・見習いたいと思います。
コメントありがとうございます!
いただいたご指摘は本当に全く意識していなかったことだったので、結構衝撃的でした 笑
でもおかげさまでまた一つ成長できるかなーと思っています。
いつもメルマガ&ブログに目を通していただき本当にありがとうございます。
山崎
指摘された方、かなり悩んだ末に投稿されたとお察しします。私も多少気になってましたが、実際の山崎さんはとても礼儀正しい方と知っているので、敢えて表現かな?と思ったりしながら、微笑ましく読ませていただいています。
い抜き言葉とら抜き言葉を気をつける程度なら、全体の雰囲気は大きく変わらないと思いますので、また元気出して伸び伸びと書いてくださいね?
T.D
T.Dさん
コメントありがとうございます!
T.Dさんも気になっていたんですね 笑
やっぱり分かる人には分かるんですね。
おっしゃるようにご指摘くださったお客さんもかなり悩んでメッセージをくださいました。
なので、意識できる部分は気をつけていきたいと思っています。
ただ、ブログにも書きましたが、もう8年もこのスタイルでやっているので、また気づかずに書いてしまうこともあるかもしれません 汗
その時は、またこっそり教えてください 笑
いずれにしても何度も直接お会いしているT.Dさんにこうしたメッセージをいただけたことがとても嬉しいです!
いつも本当にありがとうございます!
山崎
追伸:1つい抜き言葉を使ってみました?
すみません!
何度か読み直したのですが、どこか分かりませんでした・・・
よかったらまた教えてください!
山崎
こんにちは。いつも楽しみにメルマガを読ませて頂いています。
山崎さんやMotoさんの文章のリズムや空気感がとても好きです。
格式高い文章の良さと、ら抜きい抜きの口語体の良さは、ニードル刺繍とアーリ刺繍のように、同じ土俵で比較するものではないでしょう。
ニードル刺繍の素晴らしさがアーリ刺繍で表現できないように、アーリ刺繍の温かみや優しさ楽しさ伸びやかさは、他の表現では難しいでしょう。
肩の力の抜けた、心地良い風を運んでくれるような、自由に流れる筆記体のような、お二人の選ぶ言葉をそのまま楽しみたいと願うファンもいることをお伝えしたくて。
世の中の常識や他人の目に合わせるのではなく、自分の中にある感情に1番ピッタリくると感じる言葉を使うことが、自分にも相手にも誠実であるということだと私は思います。
天然素材100%の商品のように、自分らしい言葉を100%使ったブログで、私は大好きですよ!これからも応援してます!
コメントありがとうございます!!
>山崎さんやMotoさんの文章のリズムや空気感がとても好きです。
こう言っていただけるととても嬉しいです!本当にありがとうございます。
刺繍ストールの比喩、とても分かりやすいです^^
>世の中の常識や他人の目に合わせるのではなく、自分の中にある感情に1番ピッタリくると感じる言葉を使うことが、自分にも相手にも誠実であるということだと私は思います。
おっしゃる通りですね。今回は本当に色々と学びになりましたし、とても考えさせられることがたくさんありました。
何れにしてもこうしてたくさんのお客さんからフィードバックをいただけることが本当にありがたいです。
>天然素材100%の商品のように、自分らしい言葉を100%使ったブログで、私は大好きですよ!
この表現もとても素敵ですね!!
色々と反省もしましたが、結果的にもっと元気をいただきました。
いつもメルマガとブログに目を通していただきほんとうにありがとうございます!!
山崎
れからもより自分達らしいメッセージを発信していきたい!と
今日は、ちょっと炎上していますねぇ!
言葉は「言の葉」(ことのは)で、それは心をカタチにしたもの・・・と書かれています。
私はその通りだと思います。
友人から貰った手紙を見て、ああだ、こうだ、ここは間違っているとかいちいち文章チェックをして読むわけではありません。
もし誤字や脱字があったとしても、私はここはこういうつもりなんだろうなぁと想像して読むだけです。
私は、書いている人の心を読みたいです。 それには個性的な書き方、言い回しかた、癖などで相手の人となりを感じる事ができると思います。 「い抜き」や「ら抜き」であっても、山崎さんの心はちゃんと私達に伝わっていますよ。
私は、普通のメールやブログは、読む人に語り掛けるもの、という位置付けをしています。
ARUGA
ARUGAさん
炎上しちゃいました 笑
でも本当にありがたい炎上です 泣
まさかこんなにも多くの応援メッセージをいただけるとは思わなかったので、びっくりです。
>言葉は「言の葉」(ことのは)で、それは心をカタチにしたもの・・・と書かれています。
おっしゃる通りですね。言葉の使い方や表現一つ取ってもその人の人となりや心が現れると思っています。
今回、自分の未熟さに色々反省もしましたが、それ以上に元気をいただき、また次の日から気持ちを切り替えてメルマガを書くことができています。
ARUGAさんのメッセージからも暖かい気持ちがひしひしと伝わってきます。
いつも本当にありがとうございます!!
山崎
アドバイスしてくださる方が沢山いらっしゃるなんて、素晴らしい‼️
これから楽しくって面白くって、美しい言葉で綴ったメルマガを楽しみに読ませていただきます‼️
コメントしたこちらもキチンと読まなければなりませんよね。?
コメントありがとうございます!
本当に、こんなにもたくさんのアドバイスをいただけることがとてもありがたいです 泣
>これから楽しくって面白くって、美しい言葉で綴ったメルマガを楽しみに読ませていただきます‼️
すごい、良いプレッシャーです 笑
ご期待に応えられるよう、日々全力で書いていきますので、これからもよろしくお願いします!!
山崎
メルマガの表現としては、気になさらなくてもいいのではと感じます。
すでに「こないだ」も辞書に載っている言葉になっていますしね…
山崎さんが「ら抜き」という現象自体ご存知なかったのも、それが主流になっているということの表れだと思います。
でも、気になる方はいらっしゃいますし、そういう方を厳しすぎるとか神経質とも思いません。
記者をしていた家族はいろいろ気になるようですが、感受性が人によって違うのは当然かと思います。
もう25年前のドラマですが、日本語教師のヒロインが「ら抜き」は正しくないと指摘したところ、生徒から『「ら抜き」言葉は皆使ってる、なぜいけないのか』と聞かれ答えに窮する場面がありました。実際留学生を納得させるように答えられる日本人は少ないのではないか、と観ていて思ったものです。
むしろ接客マニュアル用に用意された「よろしかったでしょうか?」という表現や、何にでもやたらと「させていただきます」を使う謎の傾向の方が気になるのは…自分が歳とったからかも。逆に心がこもってない気がして。「お色」というのもなんだか個人的にはムズムズします。
以前教わった色彩学の先生いわく、『美容業界では色に「お」をつけてますが、ここではやめましょう」と。
業界によっても独自のルールみたいなものがあるようですね。
ハヤシ
ハヤシさん
コメントありがとうございます!
「こないだ」も普通に使ってしまうことがあります・・・
>日本語教師のヒロインが「ら抜き」は正しくないと指摘したところ、生徒から『「ら抜き」言葉は皆使ってる、なぜいけないのか』と聞かれ答えに窮する場面がありました。実際留学生を納得させるように答えられる日本人は少ないのではないか、と観ていて思ったものです。
これ、僕も完全に当てはまります 笑
いやー、こうして色々と教えていただくと、いかに自分が日本語を知らずに話をしているかがよく分かります 汗
>接客マニュアル用に用意された「よろしかったでしょうか?」という表現や、何にでもやたらと「させていただきます」を使う謎の傾向の方が気になるのは…自分が歳とったからかも。逆に心がこもってない気がして。「お色」というのもなんだか個人的にはムズムズします。
これは僕も完全に同感です。なんかテクニックで相手に良い印象を持ってもらおうとしている感じがしてしまいますよね。
今回こうした機会に色々と教えていただき、とても良い勉強になりました!
基本路線は変えずに良い部分は取り入れながらより親しみやすいメルマガにできるように頑張ります!
いつもメルマガとブログに目を通していただきほんとうにありがとうございます!
山崎
ある言語学を扱っているyoutuberが言っていたことですが
「上一段活用、下一段活用、カ行変格活用の動詞は”可能”,”尊敬”,”受け身”の見た目が一緒だが、ら抜き言葉にすることによって”可能”と”それ以外”に分けられる。そのため、言語学者的にはむしろ奇麗な体系になった。」とのことです。
例をあげると、「食べられる」だけですと”可能”,”尊敬”,”受け身”のどれか判別はできませんが「食べれる」ですと”可能”だとわかります。
言語は変化していくものなので今後これが正しくなっていくでしょうね。
なぜなら現代において目上の人に「貴様」や「お前」を使う人いないですよね?
でも古くはこれらは目上の人や神仏に向かって使われてきました。
では今現在「貴様」や「お前」が乱暴な言葉として扱われているのは『日本語の乱れ』なのでしょうか?
私はこういった「ら抜き言葉」や「い抜き言葉」も同じだと思いますよ。
コメントありがとうございます!
>「上一段活用、下一段活用、カ行変格活用の動詞は”可能”,”尊敬”,”受け身”の見た目が一緒だが、ら抜き言葉にすることによって”可能”と”それ以外”に分けられる。そのため、言語学者的にはむしろ奇麗な体系になった。」とのことです。
なるほどー、すごく勉強になります。
確かに、「可能とそれ以外」と考えるとすごくわかりやすいです。
人と同じで言語もどんどん進化していくのかもしれませんね。
僕自身、言語学については全然理解できていないので、今後こういった分野についても学んでいきたいと思います。
貴重なメッセージ本当にありがとうございます!
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
山崎