『フォーカスの力』

2015/02/18
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

先日。
ある女性のお客さんがご来店され、
そこでとても興味深いお話を聞きました。

今日はそのやりとりで気づいたことを
あなたにもシェアしたいと思います。

その方のお仕事は薬剤師なのですが
薬で病気を治すのではなく、むしろ薬を使わない方法で病気になりにくい体を作る
という考え方を持っていました。

普通、薬剤師は薬を売ることが仕事なので
彼女の考えはそれらの逆を行くものです。

実は僕の母も薬剤師で、彼女と同じ考え方を持っていたので
彼女の話はすんなり頭の中に入ってきました。

話の内容はとても深く
今の僕では正確に伝える自信がないので、ここでは詳しくお話しできませんが・・・

僕が彼女の話を聞いて感じたことは
「健康」という分野についてめちゃくちゃ精通しているということです。

そのときはノリと一緒に話を聞いていましたが
二人でずっと関心しながら聞いていました。

「◯◯さん健康セミナーやったらいいじゃないですか！」
と言ったほどです。
医者よりも詳しいんじゃないかと（笑）

今まで常識だと思っていたことが実は違っていました。
病気になることは実はいいことだということが分かりました。
それを薬で抑制するは悪いことだということを知りました。
薬の中には体に悪影響を与える化学物質が入っていることを知りました。
インフルエンザの予防接種はやっぱり受けないほうがいいということが確認できました。

もちろんこれらのことはしっかりした背景情報があったから
信頼できると思ったわけです。

冷静に考えると、
これを知ったことは自分の人生において
もの凄い価値があると思います。

彼女の話を聞く前の僕と聞いた後の僕では
病気や健康に対する考え方が変わっているわけです。

考え方が変われば行動が変わりますから
体の健康状態も前よりももっと良くなるでしょう。
それは人生の質を確実に向上させてくれます。

「知識は力である」

と誰が言っていたかは忘れましたが（笑）

生まれたての人間の能力自体にはそんなに大きな差はないと言われる中、
今の世の中で大きな違いを生んでいるのは知っているか知っていないか？
それだけの差なのかもしれません。

そしてその知識を伝える側は
その「知」をどこまで深く探究し、実践しているかがキーになると思います。

彼女は健康分野については８年間以上キャリアがあるそうです。
一つの分野に集中している結果、
他の人に大きな価値を与えられるレベルになっていると思います。

僕も昔から
いかに一つのことにフォーカス（集中）するか？
ということに重きを置いて仕事や生活をしていますが
まさにそのときフォーカスの力を見た気がします。

そしてフォーカスは早ければ早いほど良いと思います。
例えば、野球のイチロー選手なんかがそうです。
３歳からフォーカスしたイチロー選手は
最高のメジャーリーガーになっています。

そしてフォーカスできるかどうかの鍵は
自分の得意なことであるか？
自分の好きなことであるか？
ということではないでしょうか。

彼女は健康の分野が好きで
自然と知識もスキルも身についたそうですが
（得意かどうかは聞けませんでした）
好きでないと途中で苦痛になりますから
続けることは難しいと思います。

僕自身も一生追求していきたい分野を活かして
仕事ができているわけですが
もっともっとフォーカスせねば！と改めて感じさせられました。

あなたが今フォーカスできていることがあれば
ぜひそれを深く深く追求してみてはいかがでしょうか？

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。