- 2019/12/20
- writer: 山崎拓
長期と短期
クリスマスに大掃除、年賀状に仕事納め。
イベント事ややらなければいけないことが多い年末のこの時期はきっと誰もがバタバタする時期の一つではないでしょうか?
あなたはどうですか?
ちゃんと予定通り進んでいるよ!
という方もいれば、年末なのに来年の準備が全くできていない・・・
という方もいるかもしれません。
ちなみに、僕はというと、、、
完全に後者 笑
いつもだったらこの時期には来年の目標設定をしたり事業計画を立てているタイミングなのですが、これに全く手をつけられていません 汗
これは非常に良くないということで、少しでも時間を作って無理やりにでも考える時間を作ろうとしていますが・・・日々の仕事に圧倒されて毎日挫折しています 泣
今年はもう年末年始の休みに考えることになりそう・・・
まあ仕事好きだからいいんですけどね。。。
ただ、繰り返しになりますが、基本的には僕のような状態というのは本当に良くありません。
日々やらなければいけないことに追われて、本当にすべき重要なことがおろそかになる、というのは仕事でも日々の生活においても一番やってはいけないこと!!
僕の大好きな書籍で人生のバイブルである「7つの習慣」にも時間管理のマトリックスという概念で説明されています。
このメルマガでも何度かご紹介させていただいていますが、自戒を込めてもう一度概要を紹介させていただきますね 苦笑
※7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー著より抜粋
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私たちの時間の過ごし方は、基本的に4つの領域に大別することができる。活動を定義する二つの軸は、緊急度と重要度である。
まず、この二つの言葉を定義することにしよう。
緊急とは「すぐに対応しなければならないように見えるもの」である。それは今すぐ、私たちに働きかけてくるものである。
例えば、鳴っている電話は緊急である。鳴りっぱなしの電話を放っておける人は滅多にいない。すぐに対応しなければいけないように見えるからだ。
何時間もかけて資料を用意し、身だしなみを整えて、ある人の事務所まで足を運んだとしても、電話がなり出せば、あなたの訪問より電話の方が優先されてしまうことになるだろう。人から電話をもらって「あと15分すれば話せるから保留にしておいてください」と言える人はまずいない。しかし、大切な来客を待たせたまま電話に対応する人はなんと多いことだろう。
緊急なものは私たちに即時の対応を要求するものである。これらは、ほかの人にとっては高い優先順位にあることも多い。しかし、その多くは、快適で、手軽で、楽しく感じるものでありながら、全く重要ではない。
一方、重要度は結果に関連している概念である。重要なものとは「あなたのミッション、価値観、優先順位の高い目標の達成に結びついているもの」である。
私は緊急なものに対しては、すぐに反応しがちである。しかし、緊急性のない重要な事柄を行うには、より高い率先力と主体性が必要になる。新しい機会を活かし、大切な目的を成し遂げるためには、自分から進んで行動を起こさなければならない。第二の習慣で自分の目的を明確にしていなければ緊急を要するものにばかり反応してしまうことになる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちなみに、以下の図が時間管理のマトリックスを表したものですが、多くの場合、第一領域は緊急かつ重要なので避けることができません。
そして、第三領域や第四領域というものは全く重要ではありません。
一方、見ていただくとわかる通り、一番集中すべきことは緊急ではないけれど重要な第二領域。
この第二領域の時間をいかに作るか?ということが仕事においても私生活においても最も重要になるわけですね。
例えば今の僕の場合であれば、仕事の領域においては、2020年の事業計画を立てることだったり、3年後5年後の事業の方向性を考えれることだったり、来年のWEBサイトリニューアルの仕事を進めることだったり、、、
また、多くの人の場合でも、例えば来年の目標設定をする時間を作ったり、エクササイズに励んだり、大切な人との人間関係を育んだり、、、などなど。
見ていただくとわかる通り、こうした第二領域の活動は重要度は高く、緊急度は低く、さらに長期的な観点に基づいていることがほとんど。
そして、多くの場合、長期と短期というものはお互いに相反します。
例えば、今、2020年の事業計画を立てなくても、今月の事業の業績には何も影響はありません。
一方で、来年になると事業計画を立てていなければその年一年間の業績に大きな悪影響が出ることは間違いありません。
また、日々のエクササイズをしなくても、明日体が不調になることはまずありません。でも10年、20年、30年後には健康状態に大きな差が出る可能性は非常に高くなります。
こんな感じで第二領域に集中するというのは、今すぐの結果を捨てて、長期的な成果を生み出すことに繋がります。
ですが、それを日々実践するには本当に高い自己管理と規律が必要になることがほとんど。だから、多くの場合、緊急度の高い第一領域の活動に追われたり、意味のない第四領域や第3領域に逃げてしまうことになるんですね 汗
第二領域に集中するための解決策
じゃあ一体、どうすればこの重要かつ長期的な活動に集中できるようになるのか?
というと。
まずは全く自分の人生に意味も価値ももたらさない、無意味な活動を全て排除するこが必要になってきます。
つまり第四領域と第三領域の活動をできるだけ排除して、その空いた時間で第二領域に取り組むということ。
例えば、僕の場合だと、テレビを見ないとか、SNSを使わないとか、無意味なネットサーフィンをしない、とかそんな感じです。
これは先ほどの7つの習慣の内容にもありましたが、自分のミッション、価値観、優先順位の高い目標の達成に結びついていないものをできるだけ排除するということ。
なので、人によってこれらの内容は変わってきます。
でも、ここまで読んでくれたあなたはきっとこう思うはず。
「第三領域、第四領域の活動を減らすことはできても、第一領域は避けようがないじゃん!」と。
これに関しては現代のマネジメントの父であるピーター・ドラッカーの言葉がこの解決策になると思っています。
「優れたマネージャーは問題を餓死させる」
つまり、第一領域に追われなくなるような第二領域の活動に集中するこという意味なのですが、先ほど第三、第四領域の活動をやめた時間でこの第二領域に取り組むというのが唯一の解決策になるということですね。
なので、これを高いレベルで実践すれば、いずれはバランスが取れた、より長期的な視野に基づいた自分の価値観に合った生活ができるようになります。
まあ、今の僕はできていないので、あまり説得力はないんですけど 苦笑
(ただ、今も必死にそうしようと努力はしています 汗)
あなたがもし僕のようになっているとしたらぜひ第二領域に集中するためには何を捨てればいいか?ということを考えてみていただければと思います。
今日の話があなたにとって少しでも役立てば嬉しいです^^
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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