- 2019/08/30
- writer: 山崎拓
悲しい。けど・・・
先日、僕の尊敬する人が亡くなりました。
その話を聞いたときは本当に信じられなくて、、、
しばらくは仕事に手がつかないくらいでした。
その時間はちょうどお昼時だったのですが、一人で泣きながら弁当を食べていました 泣
ただ、その人は身内でもなければ実際に会ったこともありません。
そして、日本人でもなく、アメリカ人。
でも、個人的に大好きでとても尊敬する人だっただけに、亡くなったと聞いた時には本当にショックでした。
彼はアメリカのマーケティングコンサルタントで名前はダン・ケネディーと言います。
おそらくこのメルマガを読んでくれている方の中には知っている人はほとんどいないと思うのですが、業界では知らない人がいないくらい有名です。毎年、100万人を超える全世界の起業家や経営者に影響を与えていて、この分野のグルズグル(権威中の権威)と呼ばれています。
もちろん、僕も彼から大きな影響を受けているうちの一人。
どのくらい影響を受けたか?と言われると、もうわからないくらい彼の考え方が自分の中に浸透しています。
ケネディーのことを初めて知ったのはもう8年前。
当時はまだ起業の方法やマーケティング、セールスというものについて全く知識がありませんでした。ただ、事業を軌道に乗せるため、成長し続けるためにはこれらの技術が絶対に必要だ、ということは理解していました。
そして、どうせ学ぶならこの分野で世界一の人から学びたい!と思い、色々と本やインターネットでこれらのことを調べていたんです。
そうしたら、ケネディーの商品をローカライズして日本に届けている会社があることを知り、試しに一冊の本を購入してみたんです。
そしたらその内容が素晴らしくて。
一気に惚れ込み、それから彼の本や教材、毎月届くニュースレターなどありとあらゆるものを購入しました。
そして、彼から学んだことを一つ一つ実践していくと、少しずつ事業でも成果が出るようになっていきました。
今の自分があるのはケネディーや彼のコンテンツを紹介しているこの会社のおかげ、と言っても過言ではないくらい。本当に多くのことを学ばさせていただきました。
彼からはマーケティングやセールス、コピーライティングなどのタクティカルな技術の多くを学びましたが、僕が一番大きな影響を受けたのは彼の仕事に対する凄まじいまでの規律の高さです。
時間に対する考え方から、仕事への取り組み方、クライアントへの価値提供に対する考え方など、普通の人が聞いたらちょっと異常じゃないか?というくらい高い次元で仕事に向き合っています。
ケネディーはこの分野で40年以上のキャリアがあり、世界中の起業家や経営者の育成に携わってきていて、とうの昔に一生涯使いきれないくらいの莫大な財産も資産も手に入れています。
なので、経済的には働く必要が一切ないのですが、毎日毎日休むことなく、ものすごい量の仕事をこなしています。
周りの同業者などはこうした成功を収めるとセミリタイアする人や60歳になると引退する人も出てきたそうなんです。
それでも彼は昔と変わらず、常に第一線で自分の優れた知識や経験、技術を多くの人に届けることに取り組み続けています。
例えば僕が彼のエピソードでよく覚えているのは、彼の母親が亡くなった時の話。
彼は自分の母親が亡くなった日の朝もいつもと変わらず執筆の仕事をこなしていたそう・・・(これがいいか悪いかは別として)
さらに、今回も死の直前まで仕事をしていたそうです。
彼は普通の人が決して言わないような不都合な真実をストレートに伝えることでも有名でしたが、自分自身が凄まじい自己規律を持って仕事に取り組んでいるからこそ出てくる言葉には一つ一つに圧倒的な重みがあります。
他の人に言われても全然響かないようなこともケネディーに言われると、「すみません。やります!!」というような感じ 笑
特に今僕には昔会社に務めていた時のように上司はいません。
なので、「何やってんだ!」と叱ってくれることも、「お前の仕事はその程度か!!」と、ケツを叩いてくれる人もいません。
でも、ケネディーの本を見たり、教材を学んでいると毎回毎回、「自分は甘いな・・・」「ヤバイ、もっと頑張らなきゃ!」と思わされ、気持ちが奮い立つんです。
なので、ある意味では彼が僕の見えない上司の役割を果たしていてくれたような気がします。
「お前何やってんだ!!」
「今日はマーケティングをしたのか?」
「そんな暇があったら仕事しろ!!」
というような。。。
今の僕がワーカーホリックになっているのも、ケネディーの影響は結構あると思っています 笑
こんなことなら一度彼が生きている間に一度でも直接会いに行けばよかったなー・・・
今はそんな寂しい気持ちでいっぱい。
まあ、でも、落ち込んでいても仕方ありませんし、きっとケネディーならこういうときこそ「いつもと変わらず自分のすべき仕事をせよ」と言いそう 笑
彼は亡くなってしまいましたが、彼の残してくれたたくさんの教えは間違いなく自分の中でこれからもずっと生き続けていくはずです。
幸い、彼のたくさんの本や教材、ニュースレター、過去のセミナーなどはいつでも見れる状態になっています。彼が残してくれたこのたくさんの遺産を最大限に活かし、いつか彼のように多くの人に素晴らしい影響を与えられるような人になれるよう頑張ろう。
そんな風に思った、この日の出来事でした。
コメント
「悲しい。けど・・・」への2件のフィードバック
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Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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10年以上前の記事
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そうですね。人の死、特に親族、尊敬する人、思いを寄せる人の死は悲しいですよね。
人は、いつかは、死が訪れますが。私は、いつも死にたくないなって思っていますが。
そんなわけにはいきませんが。一日一日後悔のない時間を有意義に過ごしていきたいと
思っています。私の中の大切な言葉、笑顔と感謝 です。 鈴木陽子
鈴木さん
コメントありがとうございます。
今回はずっとお世話になってきた人が亡くなったような感覚を覚えました。
ただ、こういうときこそいつもと変わらずやるべきことをする、ということも教わっているので、今はもう普段通り仕事に集中できています。
おっしゃる通り、1日1日の過ごし方が一番大事ですよね。僕も悔いのない毎日を過ごしていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
山崎