私にもできそう！のシェア

2017/07/08
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

最近もまた色々な本を読んでいます。
今特に注目しているのは「意思の力」に関すること。

僕は意思力が非常に弱いのでなんとかこの弱い意思をなんとかしたい！と常日頃考えているんですね。

たとえば、、、

やるべきことを先延ばしにしてしまったり

朝起きるべき時間に起きれなかったり

体に悪いと分かっていながら甘ーい食べ物を食べてしまったり　

例をあげればキリがありません　苦笑

そういったことに、今までは意思力にはなるべく頼らず、環境の力を使ったり、ツールの力を使ったりして自分なりにうまくいくことも多くなってきました。

でも日々生活をしていると、どうしても意思力が必要になる場面も当然出てきます。そういう場面から逃げていたらいつまでたっても意思の力は強くならないので、なんとかしなきゃなーと思っているのです。
（意思力も筋肉と同じで鍛えれば強くなるし、鍛えなかったらどんどん弱くなるんですね）

そんなことを考えながら、ある本を読んでいると、ものすごいよいヒントが載っていました。

しかもそれは意思力を高めるだけでなく、さまざまな効能があることが書かれています。

たとえば、憂鬱や不安、慢性の痛み、循環器系の病気や糖尿病など、意思力を妨げるさまざまな症状を改善します。

薬を飲む必要はありませんし、お金もかかりません。そして誰でもやろうと思えばすぐにできます。

えっ？そんな方法があるなら私もやってみたい！
と思いませんか？　笑

僕の勝手な予想ですが、この方法を知ることはこのメルマガを読んでいるあなたにも役立つと思うんです。なので、今回僕が読んだ本の一部をご紹介しますね。

驚異の薬

※スタンフォードの自分を変える教室から抜粋
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心理学者のミーガン・オートンと生物学者のケン・チェンは自己コントロールを向上させる新しい治療法に関する最初の研究を終えたばかりでした。

オーストリアのシドニーにあるマッコーリ大学の二人の研究者は、実験結果を見て度肝を抜かれました。

もちろん、二人とも良い効果が出ることは期待していましたが、どれくらいの治療効果があるかについては予測できなかったのです。

参加者は男性６名と女性１８名、年齢層は１８歳から５５歳でした。

２ヶ月間の治療が終了したところ、参加者には注意力や気が散るものを無視する能力において進歩が見られました。

注意力を３０秒も持たせるのがやっとの時代ですからそれだけでもすばらしいことです。

しかし、他にも思わぬ効果がありました。参加者の喫煙や飲酒、カフェイン摂取量が減少していたのです。そんなことは要求されていなかったのですから不思議なことでした。

また、彼らはあまりジャンクフードを食べなくなり、もっと健康的なものを食べるようになりました。テレビを見る時間が減って勉強する時間が増えました。さらに衝動買いが減って貯金が増えました。

参加者は以前よりも感情を上手くコントロールできるようになりました。物事を先延ばしにすることも減り、約束の時間にも遅れないようになりました。

いったいその奇跡のような薬は何なのでしょう？

どこに行けば手に入るのでしょうか？

その薬とは、薬ではありませんでした。意思力の奇跡は運動によってもたらされたのです。

どの参加者もこの治療を始めるまでは、定期的にエクササイズをした経験はありませんでした。そんな彼らにジムの会員証が無料で配布され、できるだけ多く利用するように勧められたのです。

最初の一ヶ月は、参加者の平均利用数は週一回でしたが、２ヶ月の実験が終わる頃には、週3回まで増えていました。

参加者は運動以外の生活面も改善するように指示されたわけではありませんでしたが、運動プログラムのおかげで、これまでになかった強さが生まれ、生活のあらゆる面において自制心を発揮できるようになりました。

エクササイズのこのような効果は、自己コントロールの研究者らによって発見された「驚異の薬」と呼んでもよさそうなほどでした。

特にエクササイズを始めたばかりの人たちにとっては効果はてきめんでした。ランニングマシーンに１５分乗るだけで欲求がおさまります。

ダイエット中の参加者にチョコレートを勧めたり、喫煙者にタバコを勧めたりしても、あまり欲しがらなくなりました。

長期的なエクササイズの場合は、さらに素晴らしい効果がありました。

日常生活のストレスが緩和されるだけでなく、プロザックのような抗鬱剤の代わりとしても効果が高かったのです。

エクササイズは心拍変動のベースラインを底上げし、脳を鍛えることにもなるので、自己コントロールの生理機能が向上します。

神経生理学者がエクササイズを始めたばかりの人たちの脳を調べたところ、灰白質（つまりは脳細胞）と白質の両方が増えていました。
白質は脳細胞の上にある絶縁体で、脳細胞が速やかに効率よく連携しあうのを助けます。

脳は瞑想と同様にエクササイズによって、より大きくなり、より早く働くようになるのです。

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いかがでしょう？

運動しよう！と思いませんか　笑
（逆に人によっては、なーんだそんなことか、と思うかもしれません^^;）

運動が体に良いことはきっと誰もが感覚的には分かっているし、言われてみれば当たり前。
すでにやっている人もいると思います。
でもそれ以上にやっていない人も多いことではないかと思います。

僕自身もある特定の運動（筋トレ）は習慣的にやってはいるけれど、自分の生活全体をみたときに運動の比率はまだまだ少ないなーということをいつも感じていました。
なので、この本を読み、運動を習慣にしてもっと意思力を高めていきたいと思えるモチベーションが生まれました。

ちなみに、運動やエクササイズと聞くと、激しい運動を想像してしまいがちですが、そういった激しい運動が良いかどうかということは科学的な合意が得られていないそうです。

逆に気分が向上したり、ストレス解消に最も効果的だったのは、1時間に及ぶ長いエクササイズではなく、５分間のエクササイズだった、ということがわかっているそうなんですね。

またこの本では「グリーンエクササイズ」という方法が紹介されていました。

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もし意思力をすぐに満タンにしたいなら、外に出るのが一番です。

科学者の言うグリーンエクササイズを5分間行うだけで、ストレスが減少し、気分も明るくなり、集中力も高まって、自己コントロール力も向上します。

グリーンエクササイズと言っても、屋外の自然にふれられることならなんでも構いません。

しかもうれしいことに、グリーンエクササイズはほんのちょっと行うだけで十分。

短時間で集中的に行う運動は、長時間の運動よりも気分転換になります。

汗をかいて疲れるまでやる必要はありません。ウォーキングなどの軽いエクササイズの方が激しい運動よりも効果が高く、即効性があります。

・オフィスから出て、近くの公園などの緑のある場所に行く

・iPodでお気に入りの曲を聴きながら、近所を一回りジョギングする

・犬を外で遊ばせる（一緒におもちゃを追いかけて）

・庭先や公園で仕事をしてみる

・新鮮な空気を吸いに外に出て、簡単なストレッチをする

・子供たちを誘って、庭で追いかけっこやゲームをする

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これなら自分にもできそう！だと思いませんか　笑

僕も激しい運動は苦手ですし、前々からただ歩くということを習慣に取り入れたいなーと思っていたので、軽いウォーキングを朝の習慣に加えました。

まだ始めて一ヶ月ほどですが、前より集中力が持続するようになり、体の調子もとても良いです。正直、意志力が上がっているかはちょっとまだわかりませんが　笑
ただ、朝の涼しい空気を吸いながら体を動かすことは気持ちが良い！ことは間違いありません。

これが意思力の強化に繋がり、自分をコントロールすることに繋がるならやらない手はないかなーと思っています。もちろん健康にもいいですしね。

よかったらあなたも日々の生活にちょっとした運動を取り入れてみてはいかがでしょうか？

PS.
また、これとは別の本には運動をすると幸福感が増えるという研究結果も出ていました。

日々忙しい日常に追われるとどうしてもおそろかになりがちが運動ですが、やるとやらないとでは長い目で見た時に大きな違いが生まれそうです。

ぜひあなたも試してみてください。

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。