『意志と道具と環境、どれが強い？』

2016/02/17
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

今は朝の3:30分。

今日はこれからあなたへのメルマガを書こうと思います。

ずいぶん朝早いね！
と言われそうですが　笑

朝起きを習慣にした結果、
起きるのが早くなりました^^

昔から朝方の体にしたいと思っていましたが
気づけば夜型に戻っていることも度々ありました。
（僕はめちゃめちゃ意志が弱いんです。
特に今の季節はベットから抜け出すのが大変^^;）

結構このテーマに関しては自分なりに色々と試して
朝起きることに関してはこれがベストだ！
という答えに行き着きました^^

そして、このことは何も朝起きるだけではなく
日常生活のあらゆることに活かせることなので、
今日はそれをあなたにもシェアしたいと思います。

以前もメルマガで書いたことがありますが、
朝早く起きることを習慣したキッカケは
嫁のお父さんが朝起きることについて色々とメリットを教えてくれたからです。

ちなみにお父さんは一年365日、毎日3:30分に起きて活動することを
何年も続けている神様みたいな存在なのです^^

これを実践しているお父さんのアドバイスを聞けば
間違い無いだろう、と思ったんですね。

で、お父さんに聞いてみました。

僕：どうしたら毎日朝早く起きることができるようになりますか？

お父さん：朝起きる時間を一定にすることだよ。

寝る時間を一定にするのではなく、起きる時間を決めてしまえば
自律神経も安定するし、体内時計も一定になるということでした。

で、言われた通りにやってみました。
当時は会社員をやっていたので5:30に起きることを目標にしました。

確かそう決めてから実際に起きれたのは初めの２日間だけだったと思います。
まさに３日坊主！（３日も続きませんでしたが・・・）
自分の意志の弱さに嫌気がさす瞬間ですね　苦笑

その後も起きれる日があったり起きれない日があったり、
と全然安定しませんでした。

そして気づけば夜型に。。。

そうなってくると、きっと俺は夜型の方が合ってるんだ！
なんていう、変なポジティブシンキングを始めたり、
無理やり自分を納得させて生活している時期もありました。
（でも頭では分かっているんです、朝の活動の方が間違いなく良いことを）

なので、もうこの辺で、
俺の意志はミジンコのように小さくて弱いのだから、それに頼るのは止めよう！
という結論になりました　笑

この辺から今日のメルマガのタイトルである
「意志と道具と環境」の話になっていきます。

そしてどうしたかというと、
目覚ましを２個にしました。
（意志の力では無理だということで、道具の力を借りることにしました）

アホか。

と言われそうですが、本人はいたって真剣です　笑

で、結果は。

目覚ましが一つのときよりは多少起きれる確率が上がりました。
（アラームの数が２倍になっていますからね）

なので、しばらくはこれを続けていましたが、
それでも安定には程遠く。。。

さらにこの方法には弊害もあることが分かりました。

それは、起きるときにめちゃめちゃストレスが溜まることです。

アラームが２つあるので１つを消してもまたもう一個が鳴るし
さらに１分ごとに繰り返し鳴るように設定しているので
消しても消しても鳴り続ける。

朝起きるだけでものすごいエネルギーを消耗している感じです^^;

たしかに起きれる確率は上がりましたが
寝覚めも悪く、起きてから頭がぼーっとしてしまうことが多くありました。

これじゃあせっかく朝起きても意味無いな。。。
という結果に。

お父さんからせっかく良いアドバイスをもらったのに全く実践できません。

わかっちゃいたけど、俺はなんてダメなやつなんだ
朝起きることすらできないなんて。。。

でも、ここでちょっと思ったのです、
自分の目的は5:30に起きることではなくて
朝早く起きることだ、と。
（もっと言えば、朝早く起きて集中できる時間に重要な活動をすることです）

なら、5:30分にこだわるのを一度やめてみよう。
（お父さんごめんなさい！）

そして自分がストレスなく起きれるのはどんなときだろう？
と考えました。

一つは、１２時間とかめちゃめちゃ寝たとき　笑
でもこれは人間的にダメになるような気がして却下しました。

もう一つは、トイレで起きるとき。

ん？
んん？？

これはすごい発見じゃないか！？

トイレは生理現象だし、絶対に起きるな！
起きるか漏らすかの２択しかない！！

これが使えるんじゃないか、と。

早速試してみました。

僕はどっちかというとトイレが近い方で、
間違いなく一度の睡眠で一回は起きる体質なんです。

なので、そのタイミングを利用してみました。

日によって変わりますが、測定すると
大体４〜６時間でトイレに起きていることが分かりました　笑

これだ！！

トイレに起きた時間を起きる時間にしよう！

この作戦は完璧でした。

起きる時間は安定しませんが、
ある程度早く寝れば、間違いなく早起きできるようになりました。

さらに、トイレで起きるので目覚めがいい！
（トイレが近くなるとだんだん眠りが浅くなっているんです）

今は目覚ましをかけることは一切ありません。

そして、もはや微調整もできるようになりました　笑

少し早く起きたいときは寝る前に一定量の水を飲みます。
長く睡眠をとりたいときは寝る直前にトイレを済ませます。

実際に今は毎日3:00〜5:30の間には確実に起きれるようになっています。
（しかも目覚ましなしで！）

何くだらね〜話をしてんだ、
と思われるかもしれませんが、
これは結構役に立つコンセプトです。

始めは自分の意志の力に頼っていましたが、
これはほとんど効果がありませんでした。

次に道具の力を借りました。
たしかに効果がありましたが、
それでも得たい結果には遠い状況でした。

最後が環境の力。
これは半強制的な状況になり、
意志の力に頼ることなく自然に結果が出ました。

このように、
何をするにも「意志と道具と環境」の力を比べた場合、
大抵は環境の力が勝つことになります。
（意志力の塊みたいな人は除いて）

僕もいろいろなことにこの法則を当てはめていますが
多くのことで結果が出ています。

もし、なんらかの行動をすればよい結果が出ると分かっているとき、
でもそれを行動に移すことがなかなかできないという状況があれば、
自分の意志でなんとかしようと思うのではなく、
道具の力を使ってみたり、
環境の力を使ってみると、より簡単に早くそこにたどり着くことができるはずです。

ぜひ試してみてください^^

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。