ストール素材について

2013/05/11
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

　今日は僕たちが扱う商品であるストールの素材について紹介します。

　現在インドに買い付けをしに来ているのですが、商品はかなり絞り込んでいます。
テストマーケティングの時期を９月に設定しているのですが、その絡みもあり初回の商品は「ウール」（羊毛）素材をメインに扱っていきます。それに加えシルク（絹）が続くというラインナップです。

　僕たちは天然繊維にこだわり商品選定を行っていますのですが、天然繊維の中でも一般的に高級と言われる素材がこの２つです。

　「ウール」について皆さんはどんなイメージを持っていますか？

　ウールとは名前の通り動物の毛です。一概にウールと言っても多くの種類があります。

　例えば有名なカシミアもウールの一部です。
　カシミアは高級素材の代名詞ですが、ウールも近年細番手化しており高級化している現状があります。（番手というのは糸の太さの単位です。数値が大きくなるほど細い糸で高価であると言われています）

　また他には羊の毛、ウサギの毛、ヤギの毛、牛の毛等多岐に渡ります。それぞれ特性は異なり、完成する織物の風合い・機能性に大きな影響を及ぼします。

　ウールの一番の特性は、風合いが優れており身につけていて暖かいことが挙げられます。僕たちは羊毛のストールを初回の製品として扱いますが、本当に柔らかく身につけていて気持ちが良く、秋から春まで常に身に付けていたいと思わせてくれる優れモノです。デザインもさることながら、僕たちがこの商品を選んだ理由はこの風合いと身に付けた時の心地よさを感じてもらいたいという事も大きな理由です。

　天然素材故の風合いは決して科学製品では味わえないものだと実感しています。

　この他にも多くの利点や細かい糸の変化による特性変化があります。また天然繊維はメリットも多いですがデメリットも当然あります。

　そういうことを全てクライアントに伝えた上で僕たちの商品を購入していただければこんなに嬉しい事はありません。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました！

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。