『紙の良さ』

2014/04/19
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

From 山崎拓
渚のスタバより、、、

ペラぺラ・・・

僕は定期的に本屋へ行き
気に入った本があれば購入して読むことが習慣になっています。

昔から本が好きで
暇さえあれば本を読むのが楽しみの一つです。

そんな大好きな本ですが
今、書店では経営が困難になっている店舗が増加しているそうです。
実際に、全国の書店数は１０年で２５％減っているそうですから
かなり厳しい状態であることが分かると思います。

一番の理由は
インターネットの普及によって実店舗での購入が減ってきているということ、
電子書籍の普及により、そもそも紙の本に対する需要がなくなっていきている、
ということがあります。

確かにスマホやタブレットで本を電子データで見れることは便利ではあると思います。
実際に僕もいくつかそういった電子本を持っています。

でも両方試した経験から言うと
やっぱり紙の本の方が優れていると思います。

この優れているというのは
本を読む目的を何にするかによって
変わってくると思います。

僕の場合は、その本を読むことで得た知識や情報を
いかに今の自分に当てはめて、実行し、生活の質を向上させるか？
ということを目的として読んでいます。

それはスキルであったり、アイディアであったり、
思考法であったり、様々です。

こういったものを拾い上げて自分の中に落とし込むには
ただ、目で見て頭の中で文字を読み進めるよりも
本に線を引いたり
メモを記入したりすることで
その効果が高まります。

また、いわゆる名著というものは
時間を置き、何度も何度も読むことで
その当時の自分では気付かなかった
新たな発見もあります。

僕もいくつか自分の中での名著は
赤線でびっちりページが埋まっているものもあります。

これは、歳を重ねる毎に自分も成長していくため
重要だと感じる部分にも変化がある為です。

こういった、手を動かす直接的な書き込みというものは
脳に刺激を与えて、記憶に粘着し、潜在意識に刻まれます。

これは紙の本だからできる最大のメリットだと思っています。

だから個人的にはこれからも紙の本を読んでいきたいと思っていますし
本屋さんにはネットの猛威に負けず、
もっと紙の本の良さを消費者にもアピールし
これからも本屋として紙の本にこだわった展開をしていってもらいたい
と感じています。

もちろん電子書籍にもメリットはたくさんありますので
両方試し、自分にあった読書を楽しめれば良いと思います。

あなたはどう思いますか？

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。