『伝わる文章とは』

2015/01/31
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

最近、我が家ではちょっとした変化があります。
それは、嫁が本を読むようになったことです。

彼女は今までは読書とは無縁の生活を送っていましたが
どうやら毎日読書をする目標を立てたみたいです（笑）

テレビやスマホに時間を使う代わりに本と向き合うことのほうが
とても有意義な時間の使い方だと思うので、
僕も密かに嫁が長く続けられる手助けをしたいと思っています。

ちょうど嫁から「読みやすくてためになる本は何かない？」と言われたので
いくつか手持ちの本を見てみることにしました。

嫁とは真逆で僕は昔から本が大好きなので
いろいろな本を持っています。
（８割９割がビジネス書というちょっと硬いジャンルが多いのですが・・・）

昔、ある時期に自己啓発にはまったことがあります。
その中から今の彼女にちょうど良さそうな本を選ぼうと思い、
いくつか軽く見返してみました。

嫁のために本を見返したのですが
僕にとってもよい気づきがあったのであなたにも紹介したいと思います。

『プロほど分かりやすい言葉を使っている』

昔は誰の本が良いのか知らずに色々な本を読み漁った時期がありました。
本の内容も質が非常に高いものから、質の低いものまで様々なものがあります。
今見返してみると、その道のスペシャリストやプロフェッショナルほど
誰が見てもわかる簡単な言葉で物事の本質を書いています。

逆に難しい言葉や、専門用語を使っている人の本は非常に読みにくく
理解するのに時間がかかったり、伝えたいメッセージが届かなかったりすると感じます。

僕もこういったメルマガなどの文章を日々書いていますが
意識しないとどんどん難しい用語や専門用語をバンバン使ってしまっていることがあります。

結果、読者のあなたに何も伝わらないということになってしまいます。
（少し自分のメルマガのバックナンバーを見てみましたが、
そういった内容も結構ありました・・・反省！）

『小学５年生にもわかる言葉で書く』

伝わる文章の書き方を学ぶとその中に必ず出てくるのが
「小学校５年生でもわかる言葉を使え！」ということがあります。

もちろん、誰に向けて書くか、ということは大前提ですが
基本は、簡単でわかりやすく、普段使う言葉で書くことが必要になります。
（逆に大学教授や研究職のような専門家に向けて文章を書く場合は
専門用語を使った方がメッセージは伝わりやすくなります）

僕が嫁に選んだ本は、このポイントが完璧に抑えられていました。
とっても読みやすく、どんどん読み進められます。
そういった文章であれば、本を読み慣れていない人でもすんなり読むことができます。
そして内容が頭に残り、実践しやすくなるので本から得る価値も大きくなります。

現代はコミニューケションの手段が非常に増え、
文章で誰かにメッセージを伝えることも多くなっています。

ぜひ、あなたも誰かに文章でメッセージを送る時に
その文章は小学５年生でもわかる言葉か？
わかりやすく、日常的に使う言葉か？
見直してみていただくと良いと思います。

PS.
ちなみに僕が選んだ本は船井幸雄さんの
「船井幸雄のすべて」という本です。
確か６年ほどまえに購入した本ですが
いま読んでもとても多くの気づきがあります。

そしてなによりもわかりやすいので
自己啓発系ではオススメの一冊です。

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。