- 2019/09/09
- writer: 山崎拓
質問の力
少し前、本格的な動画撮影をしました。
いつも巻き方動画などの撮影は自社で作っているのですが、今回はWEB制作会社さんと動画制作会社さんの2社の協力の元、一つの動画を作るという取り組み。
なので、撮影機材を始め、撮影時間も僕らだけでやっているときとは全然違うものでした。
機材についても色々とお話を聞いたのですが、最近の動画用のビデオカメラはすごいですね!映像の綺麗さはさることながら、単一焦点が簡単に調整できたり、一つのシーンを同時に2つのアングルから撮影できたり、とできることが本当に多くなっています。
ちょっと今年は動画用のビデオカメラを頑張って買いたいなーなんて思ったり 笑
まあ、こういう機材も毎年毎年技術が発達するにつれて、どんどん良いものが出るのできりがないとは思いますが、今後動画に力を入れていくためには新しい機材は絶対に必要になってくると思います。
そんないろいろと新鮮な発見がある動画撮影をしたのですが、もう一つ、インタビューの際に改めて気がついたことがあります。
質問の力
それは質問の力について。
今回の動画はざっくり言うとお店の紹介のような内容で、起業のストーリーやお店のこだわりなどをインタビュー形式で撮影をしていったんです。
インタビューは動画制作会社の社長さんが考えてくれた質問に僕が答えるという形で進行していきました。
例えば、「お店を始めて何年ですか?」といった基本的な質問にはじまり、「なんでストールだったんですか?」という誰もが疑問に思いそうな核心をつく質問まで。たくさんの問いかけをいただきました。
で、これはやってみると本当によく分かるのですが、質問に答えるという形で話すのと、一方的に一人で話すのとでは、話やすさが圧倒的に違います。
なんとなく想像できると思うのですが、収録カメラの前で一人で話し続けるというのは相当しんどそうですよね 笑
一方、質問を受けてそれに答えるというのはそれほど難しくありません。
(それでも僕は収録カメラの前で話すのは苦手ですが・・・)
というのも、人間の脳は質問をされると自動的にそのことを考えるようにできているからなんです。
今僕があなたに
「昨日の夕食は何を食べましたか?」
と聞いたとします。
そうすると、きっと頭の中で無意識に昨日の夕食に何を食べたか、考えるのではないでしょうか?
このように質問を問いかけることで、人は自動的にその質問の答えを探すようになります。
そして今回僕が感じたのは、質問自体もそうなのですが、「どんな質問をするか?」ということが非常に重要だなーということ。
というのも、この動画制作会社の方はインタビューに慣れているので、いい質問をどんどんしてくれるんです。
どちらかというとお客さんの立場で質問をしてくれるので、初めての方が知りたい内容だったり、テキストや写真で伝わりにくい部分だったりを掘り下げてくれるような質問が多かったんです。
一方で、こちらが伝えたいこともしっかり引き出してくれていたような気がします。
なので、お客さんが知りたいこととこちらが伝えたいことがマッチしてとても良い感じになったなーと感じたんですね。
こんな感じで、今回のやり取りを通じて「いい質問を受けると良い答えが出る」ということに改めて気づかされました。
そして、こうしたことはあなたや僕の日常生活のあらゆることに活かすことができます。
例えば誰かと会話をする一つをとっても質問の仕方によって話がとても盛り上がったり、広がったり。一方、いい質問ができないと全然盛り上がらず、相手のこともわからなかったり、沈黙が続き気まずい雰囲気になったり・・・
質問の仕方によっても日常のコミニュケーションにも結構大きな差が生まれると思います。
オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン
特に誰かと話をするときにはオープンクエスチョンを多く使うと話が広がり、そこから会話が弾みやすくなります。
オープンクエスチョンとは二者択一で解答できる質問を避け、自由に発言できる聞き方をすること。
例えば、さっき僕が例であげた「昨日の夕食は何を食べましたか?」というのはオープンクエスチョン。
これを聞かれた相手は夕食の内容について考えてそれについて答え、その答えからさらに会話が発展していく可能性があります。
一方、「はい」「いいえ」だけで答えられる質問はクローズドクエスチョンと呼ばれます。
クローズドクエスチョンの例としては「ストールは好きですか?」というようなもの。
これは二者択一なのでそこで会話が一旦完結します。
もちろん、クローズドクエスチョンを使ってもそのあとにオープンクエスチョンを使えばそこから話を広げることができます。
なので、結局は使い分けですが、個人的にはコミニュケーションにおいてはオープンクエスチョンを多く使った方が相手のことをより深く知ることができますし、話が弾む印象があります。
自分への質問にも
また、誰かとの会話だけでなく、自分との対話にも良い質問は欠かせません。
例えば、僕が毎日つけている日誌を書くときなどはいくつか質問を用意していて、それに答えるように書くときもあります。
「今日良かったことは?」
「今日感謝すること3つあげるとしたら?」
「もっと事業を成長させるのはどうしたいいか?」
こういう質問をするとすごく良い答えが出てくることが多いです。
少なくともこうした質問に対してネガティブな答えが出てくることはありません。
なので自分自身への質問も良い質問をすれば良い答えが返ってくるというのは間違いありません。
誰かと話すときも自分に問いかけるときも良い質問をすることはとても大きな力があると思います。
特に良い質問集をいくつか持っておく、というのは個人的にとてもおすすめです♪
今日の話があなたの日々の生活においてちょっとでもプラスになれば嬉しいです^^
コメント
「質問の力」への2件のフィードバック
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Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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10年以上前の記事
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動画製作会社さんとの共同制作した動画を早く見たいです!! きっと素晴らしい動画に仕上がっていると思います。
何より山崎さんとMOTOさんの会社の成り立ちなどこれまでの色々な事をきちっと記録に残せて良かったなぁと思います。
私はお二人のファンです。 なのでお二人の事がビデオになったりドラマ化されたりして、もっと色々な人に知ってもらいたいなぁと願っています!!
ドラマの題名は「ストールにかける青春」とか「虹色のストール」とか「ストールと僕たち」「夢色ストール」などなど・・・
色んな風に想像してしまいます。
ARUGA
ARUGAさん
コメントありがとうございます!
僕もどんな動画に仕上がっているか楽しみにしています。
特にボリュームのある撮影映像をどうやって1分にまとめるか?というところが特に気になります 笑
ビデオや動画は僕もMotoも得意ではありませんが、これからのWEBの世界の変化に対応すべく、少しずつこうした挑戦をしていきます。
そして、いつかは・・・
「ドラマ化」ですね^^
ARUGAさんのお気持ち、とても嬉しいです!
いつも本当にありがとうございます!
山崎