- 2023/10/31
- writer: Moto
1年ぶりの再会。そして最高のコレクションの1枚へ
おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。
先週のブログではインド発祥のペイズリー柄について書かせてもらいました。
何百年も昔に自然をモチーフにして生まれたペイズリー。
そしてペイズリー柄の頂点に今も昔も立っているのが、インド・カシミールで生まれるカシミヤ手織・手刺繍ストールです。
カシミヤ手織・手刺繍ストールのトラディショナルで代表的なデザインは主にペイズリー柄ですが、その独特なデザインに人々は魅了されてきました。
そしてそれは僕たちも同じです。
お店にご来店いただいたお客さんと、緻密に刺繍されたショールを見ながらお話をする時間はまさに至福の時。
現地で厳選して選び抜いたラインナップは僕らにとっても貴重な"コレクション"と言っても良いほどです。
そんな最高級の手仕事をお客さんと眺められるのは幸せです。
そして先週、これまでにもカシミール刺繍を手にしていただいている常連のKさんにご来店いただきました。
Kさんとは手刺繍について何度も話をさせていただいていますし、ニードル刺繍はもちろんアーリ刺繍どちらもご愛用いただいています。
Kさんと手刺繍についてお話をするときは毎回テンションが上がります♪
ちなみにKさんには昨年、一昨年とそれぞれ素晴らしいカシミール刺繍ストールをお選びいただいていますが、そのどれもが素晴らしい作品ばかり。
改めて今振り返ってみても、その手仕事は完璧と言って良いものでした。
まず一昨年お選びいただいたのがこちら。
素晴らしい刺繍がが施された1枚で、インドで買い付けをしていた当時生産者が大切そうに奥から出してきたのを今でも覚えています。
まさに僕らにとっても運命的な出合いとなった1枚です。
この1枚だけでも半日は話せますが、昨年Kさんに手にとっていただいたものもまた惚れ惚れする作品でした。
それがこちらです。
シルバーグレイベースの生地に全面に刺繍が施された一級品。
1枚目の深いグリーンとは対照的に優しい色合いが特徴のデザインで、まさに職人の性格が表れた一点もの。
これだけの刺繍がされているものには現地でもほとんど出合えません。
と、これまで手にとっていただいた2点のお話だけでこれだけ長くなっているわけですが、笑
今回はまたまたKさんに素晴らしい逸品を手にしていただきました。
その1枚もショールサイズではなくて、大判サイズのもの。
実際に現地で買付をしていても大判サイズで緻密な刺繍がされているものは500枚に1枚ほどしかありません。
そして、ベースとなるカシミヤ生地と刺繍の色のバランスが良いものも非常に貴重です。
そんな刺繍のクオリティーと色合い、その両方を満たしたのが今回お選びいただいたこちらの1枚です。
マスタードの生地に竜胆色と一斤染の糸で刺繍が施された品のあるデザイン。
職人が膝に置きながら一針一針丁寧に刺していく。
全く生地がよれることなく、全面に花が咲いているかのように刺繍がされています。
遠目で見ても品よく、近づいて見るとその刺繍のクオリティーに目が釘付けになります。
全体として落ち着いた印象なのに、奥深さと品が漂う素晴らしい手仕事です。
同じ素材、刺繍でも色合いが変われば全くの別物。
Kさんにお選びいただいて今日ご紹介した1枚目とも2枚目とも異なる魅力があります。
素晴らしいですね。
そしてこの今回お選びいただいたカシミールストール。
実は昨年ご購入いただいた際にも気になっていただいた1枚でした。
当時まだ入荷したばかりだったカシミールストールの中からKさんの目に留まったこのストール。
最終的には今日ご紹介した2枚目のストールをお選びいただきましたが、実はその日からずっと気にしてくださっていたんだそうです。
そしてそれから1年。
今回改めてもう一度羽織って頂きご購入を決めていただきました。
(Kさんお忙しい中撮影のお時間までいただきありがとうございました!)
そしてKさんには今年の新作もご覧いただきました。
素晴らしい総刺繍を眺めながらKさんとお話するあの時間。
やっぱり最高ですね。
またまた素晴らしい一枚を手にしていただきましたが、もはやこれはコレクションと言っても過言でない品質とラインナップ。
今度は僕がまた再会したい逸品たちです。
それでは今日も1日頑張りましょう!
Natural LoungeのMotoです。
先週のブログではインド発祥のペイズリー柄について書かせてもらいました。
何百年も昔に自然をモチーフにして生まれたペイズリー。
そしてペイズリー柄の頂点に今も昔も立っているのが、インド・カシミールで生まれるカシミヤ手織・手刺繍ストールです。
カシミヤ手織・手刺繍ストールのトラディショナルで代表的なデザインは主にペイズリー柄ですが、その独特なデザインに人々は魅了されてきました。
そしてそれは僕たちも同じです。
お店にご来店いただいたお客さんと、緻密に刺繍されたショールを見ながらお話をする時間はまさに至福の時。
現地で厳選して選び抜いたラインナップは僕らにとっても貴重な"コレクション"と言っても良いほどです。
そんな最高級の手仕事をお客さんと眺められるのは幸せです。
そして先週、これまでにもカシミール刺繍を手にしていただいている常連のKさんにご来店いただきました。
Kさんとは手刺繍について何度も話をさせていただいていますし、ニードル刺繍はもちろんアーリ刺繍どちらもご愛用いただいています。
Kさんと手刺繍についてお話をするときは毎回テンションが上がります♪
ちなみにKさんには昨年、一昨年とそれぞれ素晴らしいカシミール刺繍ストールをお選びいただいていますが、そのどれもが素晴らしい作品ばかり。
改めて今振り返ってみても、その手仕事は完璧と言って良いものでした。
まず一昨年お選びいただいたのがこちら。
素晴らしい刺繍がが施された1枚で、インドで買い付けをしていた当時生産者が大切そうに奥から出してきたのを今でも覚えています。
まさに僕らにとっても運命的な出合いとなった1枚です。
この1枚だけでも半日は話せますが、昨年Kさんに手にとっていただいたものもまた惚れ惚れする作品でした。
それがこちらです。
シルバーグレイベースの生地に全面に刺繍が施された一級品。
1枚目の深いグリーンとは対照的に優しい色合いが特徴のデザインで、まさに職人の性格が表れた一点もの。
これだけの刺繍がされているものには現地でもほとんど出合えません。
と、これまで手にとっていただいた2点のお話だけでこれだけ長くなっているわけですが、笑
今回はまたまたKさんに素晴らしい逸品を手にしていただきました。
その1枚もショールサイズではなくて、大判サイズのもの。
実際に現地で買付をしていても大判サイズで緻密な刺繍がされているものは500枚に1枚ほどしかありません。
そして、ベースとなるカシミヤ生地と刺繍の色のバランスが良いものも非常に貴重です。
そんな刺繍のクオリティーと色合い、その両方を満たしたのが今回お選びいただいたこちらの1枚です。
マスタードの生地に竜胆色と一斤染の糸で刺繍が施された品のあるデザイン。
職人が膝に置きながら一針一針丁寧に刺していく。
全く生地がよれることなく、全面に花が咲いているかのように刺繍がされています。
遠目で見ても品よく、近づいて見るとその刺繍のクオリティーに目が釘付けになります。
全体として落ち着いた印象なのに、奥深さと品が漂う素晴らしい手仕事です。
同じ素材、刺繍でも色合いが変われば全くの別物。
Kさんにお選びいただいて今日ご紹介した1枚目とも2枚目とも異なる魅力があります。
素晴らしいですね。
そしてこの今回お選びいただいたカシミールストール。
実は昨年ご購入いただいた際にも気になっていただいた1枚でした。
当時まだ入荷したばかりだったカシミールストールの中からKさんの目に留まったこのストール。
最終的には今日ご紹介した2枚目のストールをお選びいただきましたが、実はその日からずっと気にしてくださっていたんだそうです。
そしてそれから1年。
今回改めてもう一度羽織って頂きご購入を決めていただきました。
(Kさんお忙しい中撮影のお時間までいただきありがとうございました!)
そしてKさんには今年の新作もご覧いただきました。
素晴らしい総刺繍を眺めながらKさんとお話するあの時間。
やっぱり最高ですね。
またまた素晴らしい一枚を手にしていただきましたが、もはやこれはコレクションと言っても過言でない品質とラインナップ。
今度は僕がまた再会したい逸品たちです。
それでは今日も1日頑張りましょう!
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Profile
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
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2016年 (353)
2015年 (374)
10年以上前の記事
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あぁ、このマスタード色生地の
素晴らしい手刺繍のストール、
お嫁にいっちゃったんですね。。
もう暫く写真で眺められるように
載せていて下さいな 苦笑
ストールサイズでこれだけのクオリティーのものはなかなかありません。
目立つ色合いではありませんが、このストールの色合いの調和、品は群を抜いていました。
この1枚、気になっていただいていたんですね。
ありがとうございます。
今後もう巡り合うことはないかも、と思うほどの逸品でした。
Moto