『やっぱり肌触りが一番！』

2015/04/20
writer：山崎拓
- ストール

先日、
お客さんからのアンケートを集計しました。

その中で、
なぜNatural Loungeのストールを選んでいただけたのか？
という質問をしました。

その答えは様々なものがありましたが、
上位トップ３はこんな感じになりました。

１位：肌触り
２位：色合い・デザイン
３位：品揃え

特に一位の肌触りの良さと色合い・デザインは圧倒的な数でした。

これは僕としてはとても嬉しい結果でした。

というのも
起業当初から天然繊維１００％の
肌触りの良いものにこだわり、
商品を展開してきているからです。

正直今の時代、技術が発達してきているので
機能性やデザインだけを重視するのであれば
化学繊維を扱った方が良いです。
（価格も安いですし・・・）

さらに、天然繊維にこだわるということは
実はかなり大変なことでもあります。

その理由は商品の選択の幅が限られてしまうからです。

繊維全体の量は化学繊維の方が圧倒的に多く存在しています。
（作ろうと思えば安いコストで無限につくることができます）

また化学繊維との混紡（繊維を混ぜて作った糸）も除外しているので
初めからかなり限られたストールの中から、本当に納得できる
風合い、デザイン、色味のストールを見つけなければならないのです。

これは僕よりバイヤーのMotoの方が常々感じていることだとは思いますが、
実際にかなり葛藤する部分でもあります。

化学繊維も扱えたら一気にデザインの幅の広がるのにな～とか
つい考えてしまうことがあります^^;

ですが、やはり化学繊維というものは
人間の肌には負担がかかったり
害を及ぼすことが事実としてあります。

また、自然のもつ本来の良さを理解して扱えば
化学繊維よりも天然繊維の方が優れているという考えがあるので
天然繊維にこだわっているということもあります。

そして何よりも天然繊維の最大にして最高のメリットが
アンケートにもあった「肌触りの良さ」です。

これはいくら化学繊維が発達しても
永遠に超えることはできないと思っています。

なぜなら、
自然が産み出したものに間違いがないからです。

人工的に作られたものは表面的な部分は
天然繊維を似せて作ることができますが
実際に肌につけると違和感があるものです。

そして肌が敏感な人であれば
湿疹になったり汗疹になったり
その影響が顕著に現れます。

実際に今まではストールがチクチクして巻けなかった方が
当店のストールは巻けるようになったとか、
歳をとるにつれて肌の状態が変化し化学繊維はダメだったけれど、
当店のシルクのストールは大丈夫だった
というような声もいただいています。

こういった客観的な声を聞くと
やっぱりこだわってきて良かったと思うと同時に、
もっともっとこの部分を強化していこうと考えることができます。

でももし、自分たちはこだわっているけれど
それがお客さんにとって何のメリットもないようであれば
そんなこだわりは捨てて
もっと違うことを考えていかなければならないと思います。

これらのことを知ったことで、
より自分たちの強みが分かりましたし
これから進むべき方向もより明確になりました。

いつもながら
お客さんのからのアンケートや
感想というものは
僕らにとってものすごい価値があると改めて感じました。

これからも天然繊維100%の
肌触りの良い
デザインや色味の優れた
魅力的なストールを展開していきます！

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。