- 2023/07/07
- writer: 山崎拓
「教科書通り」
先日のメルマガで事業計画の見直しをしたお話をしました。
僕の場合は仕事のレビューですが、2023年も半分が終わり、今年1年間の目標ややりたいこと、やるべきことを改めて考えてみるのには今は良いタイミングだと思います。
もしかしたら、このメルマガを読んでくだ去っている方の中にも僕と同じようにご自身の日々の生活について改めて考えた人やこれから予定している、という人もいらっしゃるかもしれません。
人によってこの7月が忙しい月なのかそうでないのかによってできるかどうかは変わると思いますが、個人的にはとてもおすすめなのでぜひ半年間の見直しと残り半年についてどうしていきたいかということは考えていただければーと思っています。
そんな事業計画のレビューをするにあたり、僕はいつも自分が大切にしている経営やビジネス戦略についての書籍を横に置きながら考えることが多いです。
そんな中、最近はちょっと今までとは毛色の違った本を手に取る機会が増えていて。
昔からこうした経営書やビジネス書というのは大の大好物なので、僕が持っているほとんどの本はこうしたジャンルの書籍なのですが、最近は同じビジネス書の中でも少し傾向を変えて読んだり調べたりするようにしています。
特に最近ハマっているのが、同じ長野県出身で今や知らない人の方が少ないと思われる素晴らしいブランドを築き上げてきている方の書籍。
その方は星野リゾートの星野佳路社長。
星野リゾートや星野社長については昔から知っていましたし、いくつか関連する本も読んだことがあったのですが、そこまで詳しく星野リゾートのビジネスモデルや戦略や戦術、星野さんの経営手法や経営哲学を理解はしていませんでした。
でも、調べていくとものすごく面白くて。
初めは単純な好奇心から本を手に取ったのですが、実際に詳しくみていくと、ものすごくロジカルに戦略的に事業を展開されているとに気がつきました。
異業種ですが、とても参考になる部分がいくつも出てきたんです。
それで、さらに興味が出て、もっと深く調べていくと、自分の事業にも転用できそうなことや改めて考えるべきこと、将来の事業展開についても参考になる部分が次から次へと出てくるんです。
特に僕が星野さんの手法に共感するのは「教科書通りの経営」を愚直に実践し続けている部分。
星野さんは理論を非常に重要視していて、自分の感覚に頼らず、過去の偉人たちが残してきた膨大な経験や事例、ビジネススクールの教授陣が理論化した経営手法や戦略を採用しています。
星野リゾートのブランド戦略はもちろん、ビジネスモデル、マーケティングやセールス、サービスの改善、社員のモチベーションアップ、旅館やホテルのコンセプトメイクまで・・・ありとあらゆる分野で実践されていることは本当に教科書通り。
それで実際に素晴らしい結果を出されている。
この部分にものすごく共感して。
というのも僕自身も当たり前ですが、起業した当初はビジネスことなんて右も左も分からない状態でした。
そんな時、唯一頼りにしたのは星野さんと同じく過去の偉人たちが残してきてくれた「教科書」の数々。
どうせ学ぶなら世界一の権威から学ぼう、とここだけは妥協せずに調べて、事業として伸ばしていきたい分野の一流の人たちの本や昔からずっと読み継がれている古典を手に取ってきました。
こうした書籍を読んで、それを自分の事業に当てはめたらどうすればいいか?ということをずっと考えてきてここまでやってきたんですよね。
そして今まで読んできた本も偶然にも星野さんが大事にしている教科書とものすごく共通していて。
フィリップ・コトラーやマイケル・ポーター、アル・ライズにジャック・トラウト、ケン・ブランチャード、デービッド・アーカー・・・などなど。
自分が大好きで常に見返す本や著者と同じ本を星野さんも大事にしていて、その理論を実際に採用して大きな結果を出されている。
これを知った時、ちょっと身震いしてしまいました 笑
めちゃくちゃ同じ本読んでるじゃん!
と。
それと同時に、こう思ったんです。
同じ本を読んでいて、実践しているはずなのに自分と星野さんではものすごい結果に差がある・・・と 苦笑
もちろん、これは比べるのもおこがましですが、星野リゾートとナチュラルラウンジでは月とスッポン。
この違いを生んでいるのは何か?
ということにものすごく興味を惹かれて。
この違いを特定し、この差を埋めることができれば自分達も同じ結果を出すことができるのではないか?
何と言っても星野さんは「教科書通りの経営」を実践されている方。
つまり自分達も同じように「教科書通り」やれば同じとは言わなくても近い結果は出すことができるはず。
これはもう学ばないわけにはいかん!
と。
それから星野さん関連の本はほぼ全て買いましたし、次のプライベートの小旅行は星野リゾートも予約してしまったほど 笑
もしかしたら星野リゾートのように成長していけるかもしれない!という半ば妄想のような感じではありますが 笑
ちなみに、経営哲学の部分でも星野さんに共感する部分はとても多くて。
特に僕が大好きな星野リゾートの経営哲学は「夢は大きく、運営は地道に
」というもの。
これも素晴らしいなーと。
同じ長野県の出身の方でこんなにも共感できて、ロールモデルとして参考にできる方がいたというのもとても嬉しい!
こんな発見があり、最近はまた事業に対してさらにワクワクしています♪
いつか自分達も星野リゾートに負けないような素晴らしい会社にしていきたい。
そんな大きな夢を見ている今日この頃です 笑
PS.
ちなみに、星野さんも初めは星野温泉旅館という軽井沢の小さな旅館を10年間経営されていて、そこから次の20年間で運営特化し、30年かけて今のブランドを構築してきたという背景があります。
今の姿を見ると想像もできないけれど、誰もが初めは小さなところから始めているだなーと知りました。
こういう背景も知ると、これからも頑張ろう!!いうモチベーションがより湧いてきます♪
PPS.
僕の友人に星野社長と個人的に仲が良い人がいて。
今度その人にお願いして星野さんに直接学ばせていただく機会を作ってもらえないかなーなんて妄想もしています 笑
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
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