- 2019/11/19
- writer: Moto
今日は一休み。
おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。
前回のメルマガでようやく念願のカシミア生産者に出会いましたね。笑
ここ数回にわたってカシミア山羊生産者訪問の様子をお届けしでいますが、いかがですか?
本当はもっとお届けしたい内容や写真もありますが、全部ご紹介しているといつカシミア山羊に出会えるかわからないので、省略しながら初めて訪問した時の様子をまとめさせてもらっています。笑
今日はちょっと一休みして、裏話というか気楽にメルマガを書かせてもらいたいと思います。
何せ、ここ数回僕らしからぬ言葉遣いでメルマガを書いているので知恵熱出ちゃいましたからね。笑
そんな訳で今日は前回までの内容でブログに書かなかったことをいくつかお話したいと思います。
6年前初めて生産者を訪問した時は、こんな草木も生えない場所に山羊はもちろん人が暮らしているのだろうか?
と真剣に思ったほど想像以上に現地の環境は厳しいものでした。
正直、標高の高いところに生産者がいると言っておいて、実はもっと低い場所で山羊を飼っているんじゃないかと初めは思っていたんですよね。
ただ実際に現地を訪問すると信じられない場所に彼らは暮らしていました。
今まで3回行って何が大変だったかというと、まず1つ目は高地に体を順応させることです。
人が暮らしている場所へ行っているのに体を慣らすって変な感じですが、彼らが生活をしている場所は富士山の頂上より1000mも高い場所。
毎回高山病にかからように、現地へ入ってからは細心の注意をはらいます。
慣らすといってもベースの街で数日間普通に暮らすだけですが、ベースの街ですら慣れる前に無理な行動をすると激しい頭痛が襲うんですよね。
ただ街はスーパーもあればレストランもあり、数十メートルをやっと歩く僕の横を現地の子供達は走って遊んでいます。笑
その光景を見る度に自分はなんて弱い人間なんだ。m(_ _)m
と若干の自己嫌悪に陥いるものの、冗談抜きで酸素が薄く生命に関わるため、無理な行動は現地で禁物です。
それだけ彼らは日本人の僕たちには考えられないような環境の中で暮らしています。
ちなみに初めて行った時僕は高山病にかかったんです。
あの時はもう日本へ戻れないと真剣に思いました。笑
次に大変なのは食べ物です。
これはインドへ行くとどこの街へ行っても苦労することですが、特にここは1年のうち9ヶ月が氷点下になる場所。
限られた食材をうまく活用しながら彼らは暮らしています。
それでもベースの街に暮らしていればまだ生活用品や食べ物は調達しやすいですが、カシミア生産者が暮らす場所は本当に何もありません。
ベースの街へ買い出しに行くにも2日がかり。
彼らにとって食べ物は非常に貴重で、全ての食材を無駄にするようなことはありません。
遊牧民が飼っている動物をシメて、全て無駄なく大切に頂く様子をあなたもテレビなどで見たことがあると思いますが、この場所に暮らす彼らも同じです。
彼らと共に生活をすると食べ物に対する考え方が変わります。
という僕が現地で一番頼りにしている食べ物は日本から持って行ったカロリーメイトですけどね。笑
そしてさらに衝撃的だったのは洗濯と顔を洗うのが川ということ。
日本じゃ考えられないですよね!
昼の暖かくなってきた時間は気持ちいいですが、早朝の氷点下の時は顔面が凍るかと思います。笑
最初は抵抗しかありませんでしたが、郷に入っては郷に従えということで、最近は全く問題なく現地の人と同じようにしています。
ヒマラヤ山脈から流れてくる沢の水は信じられないほど清らかで体が浄化されるような気になります。
以上実際に現地へ行って僕が驚いたとこです。
どうですか?
今日は一休みと言っておいて結局長くなってしまいましたね。苦笑
現地を思い出すと伝えたいことがありすぎてついつい長くなってしまいます。
そんな訳で次回は長旅の末にたどり着いた奇跡の湖の写真を前回の続きでお届けしたいと思います。
こんな大自然が時間をかけて育てた原毛は良いに決まってる!
僕たちがそう確信した絶景をご紹介します。
それでは今日も一日頑張りましょう!
Natural LoungeのMotoです。
前回のメルマガでようやく念願のカシミア生産者に出会いましたね。笑
ここ数回にわたってカシミア山羊生産者訪問の様子をお届けしでいますが、いかがですか?
本当はもっとお届けしたい内容や写真もありますが、全部ご紹介しているといつカシミア山羊に出会えるかわからないので、省略しながら初めて訪問した時の様子をまとめさせてもらっています。笑
今日はちょっと一休みして、裏話というか気楽にメルマガを書かせてもらいたいと思います。
何せ、ここ数回僕らしからぬ言葉遣いでメルマガを書いているので知恵熱出ちゃいましたからね。笑
そんな訳で今日は前回までの内容でブログに書かなかったことをいくつかお話したいと思います。
6年前初めて生産者を訪問した時は、こんな草木も生えない場所に山羊はもちろん人が暮らしているのだろうか?
と真剣に思ったほど想像以上に現地の環境は厳しいものでした。
正直、標高の高いところに生産者がいると言っておいて、実はもっと低い場所で山羊を飼っているんじゃないかと初めは思っていたんですよね。
ただ実際に現地を訪問すると信じられない場所に彼らは暮らしていました。
今まで3回行って何が大変だったかというと、まず1つ目は高地に体を順応させることです。
人が暮らしている場所へ行っているのに体を慣らすって変な感じですが、彼らが生活をしている場所は富士山の頂上より1000mも高い場所。
毎回高山病にかからように、現地へ入ってからは細心の注意をはらいます。
慣らすといってもベースの街で数日間普通に暮らすだけですが、ベースの街ですら慣れる前に無理な行動をすると激しい頭痛が襲うんですよね。
ただ街はスーパーもあればレストランもあり、数十メートルをやっと歩く僕の横を現地の子供達は走って遊んでいます。笑
その光景を見る度に自分はなんて弱い人間なんだ。m(_ _)m
と若干の自己嫌悪に陥いるものの、冗談抜きで酸素が薄く生命に関わるため、無理な行動は現地で禁物です。
それだけ彼らは日本人の僕たちには考えられないような環境の中で暮らしています。
ちなみに初めて行った時僕は高山病にかかったんです。
あの時はもう日本へ戻れないと真剣に思いました。笑
次に大変なのは食べ物です。
これはインドへ行くとどこの街へ行っても苦労することですが、特にここは1年のうち9ヶ月が氷点下になる場所。
限られた食材をうまく活用しながら彼らは暮らしています。
それでもベースの街に暮らしていればまだ生活用品や食べ物は調達しやすいですが、カシミア生産者が暮らす場所は本当に何もありません。
ベースの街へ買い出しに行くにも2日がかり。
彼らにとって食べ物は非常に貴重で、全ての食材を無駄にするようなことはありません。
遊牧民が飼っている動物をシメて、全て無駄なく大切に頂く様子をあなたもテレビなどで見たことがあると思いますが、この場所に暮らす彼らも同じです。
彼らと共に生活をすると食べ物に対する考え方が変わります。
という僕が現地で一番頼りにしている食べ物は日本から持って行ったカロリーメイトですけどね。笑
そしてさらに衝撃的だったのは洗濯と顔を洗うのが川ということ。
日本じゃ考えられないですよね!
昼の暖かくなってきた時間は気持ちいいですが、早朝の氷点下の時は顔面が凍るかと思います。笑
最初は抵抗しかありませんでしたが、郷に入っては郷に従えということで、最近は全く問題なく現地の人と同じようにしています。
ヒマラヤ山脈から流れてくる沢の水は信じられないほど清らかで体が浄化されるような気になります。
以上実際に現地へ行って僕が驚いたとこです。
どうですか?
今日は一休みと言っておいて結局長くなってしまいましたね。苦笑
現地を思い出すと伝えたいことがありすぎてついつい長くなってしまいます。
そんな訳で次回は長旅の末にたどり着いた奇跡の湖の写真を前回の続きでお届けしたいと思います。
こんな大自然が時間をかけて育てた原毛は良いに決まってる!
僕たちがそう確信した絶景をご紹介します。
それでは今日も一日頑張りましょう!
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Profile
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
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2017年 (356)
2016年 (353)
2015年 (374)
10年以上前の記事
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想像もつかない世界です
高地での生活の厳しさを知ると今の私のいい加減さに申し訳なくなります
モトさんがそういう人たちから得た凄さがストールに対する思いになっているのでしょうね
とても大事な事と思います
本当に今日も1日頑張りましょうですね
K.S
K.Sさんコメントありがとうございます!
僕も初めて行くまではこんな世界があるんだなとただただ驚かされました。
小さい頃テレビで見た遊牧民の生活が、実際に目の前に広がるととても不思議です。
彼らにとっては当たり前の生活ですが、日本人の僕たちにとってもみると考えられない程彼らは厳しい環境の中で生きていて、現地へ行くと考えさせられることばかりです。
こんな経験ができる事に感謝していきたいと思います。
はい!今日も1日頑張りましょう!
Moto