- 2018/12/21
- writer: 山崎拓
こうして人は成長する
先日、とても若いお客さんがご来店されました。
明らかにまだ学生さんのような雰囲気。
初めてご来店されるのかな?
と思ったのですが、ナチュラルラウンジ特有の靴を脱いでお店に入る、というスタイルにも動じていません 笑
(初めてお店に来られる方の中には、あっ!靴脱ぐんですか?という方もいらっしゃいます)
もしかして、リピーターの方なのかな?
と思うも、僕は接客していないはず・・・
そんなことを思いながら、お話をすると、もう何度かお母さんとお店には来てくれているそう。
さらに、まだ中学生の時(5年前)にナチュラルラウンジのストールを手に取ってくれていて、その時に接客したのはどうやら僕だったそうなんです。
僕は割とお客さんの顔と名前を覚えている方だと思うのですが、今回に関しては5年前ということもあり、全然覚えてない・・・
(ただ、購入してくださっていたストールが何かはわかりました 笑)
5年越しにお店に来てくれたことがまず嬉しかったのですが、それよりも気になったのは、中学生でストールに興味あるんだ!!ということの方。
僕も今まで結構多くのお客さんに接しさせていただいていますが、中学生のお客さんは当時のこの方(Yさん)が初めてなんじゃないかな?という感じです。
なので、個人的にはなぜストールに興味を持ったのか?
ということがとても気になりました。
話をしていると、Yさんは今大学生で繊維について興味があって勉強をしているんだそう。特に布が好きで、それで当時からストールにも興味が湧いてきたんです!と話してくれました。
そして、今はその布や繊維について色々と勉強したくて、ナチュラルラウンジに行けば何か学べる事があるんじゃないか?と思ったんだそう。
僕らとしてもこういう方は少ないので、とても新鮮。
さらに来年は大学を一度休学して、一年間海外に留学を計画しているそう。
(しかもアフリカ!!)
それも繊維や布について現地で実際に色々と経験してみたい!という動機からなのだそうですが。
すげーなーと。
彼女はまだ19歳。
19歳でそこまで考えてしかも具体的な行動に移しているなんて。
しかも向かう国がアフリカ 笑
すげー。。。
僕が19歳の時なんて本当に酷かったですからね。
当時は確か、大学に落ちて一年間浪人していました。浪人中はもちろん、予備校に入ったのですが、その予備校のすぐ近くにゲームセンターがあり 笑
当時はゲーセンが流行っていた時期でして、、、
意志の弱い僕は予備校に通わず、ゲーセンに通い詰め、時間とお金を浪費した結果、偏差値が一年前より下がるという最悪の結果に 汗
結局、一年前に入れるレベルの大学に妥協して入る、というなんとも情けない19歳でした。
しかも大学に入った理由は、「とりあえず、理系の大学に行けば就職に有利そうだから」というこれまた残念な内容。
こうやって書いていて自分でい言うのも何ですが、なかなか終わっています。
今のこのYさんと比べると、月とスッポン。
話をしている彼女の表情を見ていても、夢と希望の溢れる若者らしいキラキラした目をしていて。
いい顔しているなーと。
やっぱり夢や目標を持っている人は若かろうが歳をとっていようがいい顔をしていますよね。
そして、Yさんはアフリカはもちろん、海外旅行は初めてなのだそう。さらに親元を離れて一人で暮らすのも初めて。
初めてづくしで、ドキドキワクワクする反面、今はとても緊張しています、と話してくれました。
そりゃそうですよね。
僕だって来年一人でアフリカに一年間留学する、となったらめちゃめちゃ緊張するし、ぶっちゃけ怖い 笑
でもこのことはYさんにとってかけがえのない経験になるだろうし、彼女が大きく成長するまたとないチャンスだと思います。
コンフォートゾーンという罠
やっぱり、人間は常に安定や現状維持を無意識に求める生き物です。
一方で、安定している状態や現状維持をしていたらそれ以上進歩や成長はありません。あらゆる研究でも人が大きく成長するのは自分のコンフォートゾーン(安心領域)の外に飛び出した時、ということが分かっています。
緊張する体験、嫌な体験、こういうことを経験することで人は成長します。
そんなことを思いながら、自分はどうなのかな?と考えさせられました。
最近、大きな仕事でのチャレンジをしたか?
今まで経験したことのない環境に身を置いたのはいつか?
今の自分にはありえない大きな目標を掲げて、それに挑戦しているか?
うーん、、、
こうして改めて考えてみると、まだまだだなーと。
やっぱり無意識的に、少しずつ、居心地のいいコンフォートゾーンの中に留まってしまいがち。
こりゃいかん!
と 笑
僕の人生の師匠である前職の社長もよくこう言っていました。
「現状維持は衰退である」
もうこれくらいでいいでしょ。
これ以上は無理。
もう歳だし、、、
こういうことを考え始めたら、その瞬間に僕らの成長は止まります。
そうならないためには自分から意識してコンフォートゾーンを超えて、現状維持を脱する思考や行動をしなければいけません。
もちろん、これにはある種の恐怖やストレスを感じるものです。
ただ、その恐怖やストレスを乗り越えた時はさらに成長した新しい自分に出会えるはず。
そう考えて、日々コンフォートゾーンを超えていかなければ!
と思わされます。
19歳の若者からとても大事な気づき得ることができました。
ちょうど今は年末の時期。
来年の目標は今までの自分を超える大きな目標を掲げてみてもいいかもしれませんね。
あなたはどう思いますか?
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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