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『天然繊維の不都合な真実』


From 山崎拓
松本のショールームより、、、

いつもこのメルマガでは、天然繊維は優れているよ!という話をすることが多くあります。
実際に天然繊維は非常に価値が高い優れた素材であることは事実です。
ですが、反面デメリットもあります。今日はその代表的なデメリットについてお話しします。

綿:シワになりやすい。収縮しやすい。
ジーンズやTシャツが洗ったら縮んでしまった、というのは綿の特徴からくるものです。

麻:硬く、弾性に乏しい。最もシワになりやすい。
麻独特の風合いと清涼感、高い耐久性と引き換えに、シワが目立つのがデメリットです。

羊毛:比較的強度が弱い。繊維が滑脱し易い。虫に弱い。
家庭洗濯には適さず、ドライクリーニングが必要。
数々の優れた特徴がある反面、とにかく扱いが大変。
ウールのニット、ウールのスーツ、ウールストールなどが代表的なアイテムです。

絹:経年によって黄変する。虫に弱い。汚れが付きやすい。ドライクリーニングが必要。
優れた感性面を持っているが、羊毛と同じで扱いが大変。
僕は絹100%のシャツを持っていますが、シャツの仕様上ドライクリーニングの中でも特殊な方法で洗浄しなければならないため、一回使用する度にかなり高い金額を払って手入れしています。

このようなデメリットもある天然繊維と上手に付き合っていくためには、最低限の知識を持っていることも必要だと思います。

シンプルに考えると天然繊維で一番注意する部分は取り扱いに限ります。
きちんとした知識を持って、扱っていればデメリットはあって無いようなものです。
それを知らないで使っているとスグに劣化してしまうなどの不具合が起こりやすくなります。
そういうことが一度でも起こると天然繊維は駄目だ、という認識になってしまいます。

お客さんと接していて、いつも感じることは、メリットと同様にデメリットもきちんと伝えることが非常に重要だということです。
物事には必ず裏表、光と影があり、それを無視することはできません。
それを伝えずに、いかにも万能であるかのような話をしてしまうと、実際に使っていったときにデメリットが目立ってしまうこともあります。
ですが、そのデメリットよりもメリットが圧倒的に上回っているからこそ、その商品に価値があると思います。

商品提供側としては、メリットと同時にそのデメリットと対処法をしっかり伝え、その上でお客さんに手に取って貰うことが必要です。

消費者側としては、デメリットも確認し、納得した上で購入することが大切です。

そういう意味もあり、このメルマガではあなたに商品メリットもたくさん伝えますが、デメリットもしっかり伝えていきたいと思っています。

PS.
Natural Loungeの春物ストールラインナップには綿とシルク(絹)が多くなってきそうです!

PPS.
天然繊維の正しい取り扱いについても継続的に配信していきます。


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Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2014.03.08

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