『日本人の国民性と流行に支配されにくい高級素材』

2014/03/05
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

こんにちは、山崎拓です。

日本人は礼儀礼節を重んじる、義理人情を重視する、といった他の国とは違った国民性で注目されることがあります。昨年はおもてなしブームも起こりましが、アパレルファッションの観点からも日本人独自の価値観が見てとれます。

欧米では衣類を購入するときに、デザインを重視し、繊維素材についてはあまり関心を示さないと言われています。逆に日本では素材の繊維が何であるかというのは相当の重点が置かれます。最近では若者を中心に欧米の価値観が強くなってきており、デザインが重視されることも多くなりましたが・・・

シルクと合成繊維のドレスでは、いかに合繊のドレスがデザインの良く、虫が食わない、水洗いができる、などの特徴があっても、合繊というだけでシルクのものよりはるかに低価格になります。

日本のこのような素材重視の傾向は、質実剛健、保守的、原価主義、まじめ、の国民性によるものだと言われています。

さらに高級素材は流行や時代に支配されません。

ダイヤモンドはいつの時代も羨望の的であるように、高級品は常に求められます。
そして高級な衣類は必ず高級な繊維素材が使われます。天然繊維の高級なものとしてはシルクとウールがあります。

シルクはいぶし銀のような光沢、ソフトで温かな感触、美しいドレープ性など気品がある衣類になります。
ウールもカシミアなどの高級品を始め、普通のウールでも年々糸が細くなり、高級化しています。
綿も100番手以上の細い糸の人気が高まってきています。2014年のユニクロの春夏素材のメイン戦略はスーピマコットンと言われる最高級の綿を100％使ったカットソーの展開です。このような大手企業の事業戦略を見ても、いかに高級天然素材を重視していることが分かります。

高級天然素材は天然がゆえに絶対量が少なく、限られており、それがまた価値になっています。

僕は日本人のこういった国民性や価値観が好きですし、天然素材の価値も非常に高いといつも思っています。

あなたもきっと少なからずこういった価値観を持っていて、Natural Loungeのストールを購入してくれたのではないかと思います。そしてあなたが身につけているストールも間違いなく高級天然素材です。

これからも日本の良き国民性を継承し、希少で価値が高い天然素材を使ったストールを中心に展開していきます！

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。