嘘も優しさのうち？

2019/05/30
writer： Moto
- 買付や原産国について

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

インドの暑さにもすっかり慣れて・・・くる訳もなく、外に出る度に止まらない汗と格闘しています。笑
昨日の日中の気温は43度！
50度近い気温を体験したことがあるので、まだなんとか耐えられますが日に日に暑くなっている気がします。

インドへ来たばかりの頃はこの暑さの中を何時間も歩いて取引先を探したりしたこともありました。
最近は街のこともわかって来たし、取引先もある程度絞ってきているので、以前に比べれば大分買付に集中できるようになりましたけどね。

当時は今では当たり前に乗るローカル線のバスも、どこへ行くのかわからず怖くて乗れなかったんです。苦笑
バスなら15分ほどで着く場所も、1時間以上灼熱の太陽のもと歩いていたんですよね。
（お陰で当時は大分痩せました。笑）

特に大変だったのが、初めて訪問する会社へ行くとき。
今と違って携帯の地図なんてなく、超アナログでメモに住所だけ書いて街の人に聞きながら目的の会社を探し回っていたんです。笑

会社に辿り着いた頃には汗だくで、初めて僕をみた取引先の人達は、なんだこいつ！！と間違いなく思ったはずです。笑

こいつはスコールにでも合ったのか・・・Σ（・□・；）

ちなみに、インドの人達はみんな道を尋ねると丁寧に教えてくれます。
今まで何百人という人に道を訪ねてきましたが、断られた記憶は一回もありません。

時には一緒に探してくれたり、自分が知らないと近くを歩いている人に聞いてくれたり。
道を聞いただけなのに、休憩していけとチャイを出してくれた人もいました。笑
今僕が買付先へ当たり前のように行けるようになったのもそんな親切なインド人の皆さんのおかげです。

ただ、優しいからたまに知らなくてもあっちって言っちゃうこともあるんですよね。笑
これはインドあるあるですが、結構間違った場所を教えられることがあるんです。

有名な話ですが、インドはバックパッカーの聖地と呼ばれていた時代もあったので、たくさんの旅人がここインドへ来ていました。
当時はスマホなんてないので、みんな人に道を聞いて移動していたのですが、間違った場所を教えられることが多発したんです。

みんな俺を騙してるんだ！
インド人は嘘つきだ。

当時はバックパッカーを狙った犯罪も多かったので、それを警戒する日本人からしたら町中がグルになって自分を騙している！と疑心暗鬼になってしまったんです。
まあその気持ちもわかりますが・・・

ただ、インド人は優しいので知らなくても困っている外国人を無視できず適当な場所を教えてしまうことが本当にあるんです。
わかってなくても教えちゃうんですよ。笑

日本人の僕たちの感覚だと100%自信がない場合は教えないですよね。
でもインド人は知らなくても教えちゃうです。笑

なのでインドで道を聞くときには何人かに聞くことが大鉄則。
3人に聞いて3人とも違う場所を教えてくれたら、また違う人に聞いてみる。

インドにはこんな " 知らなくても優しさのあまり教えちゃうあるある" があります。笑

こんなインド人の事わかってます風に書いておいて、実際間違った道教えられたら、知らないなら言うなよ。( *｀ω´)”
ってその時は怒りながら迷子になってるんですけどね。笑

インド人 : この道をまっすぐ行けばあるよ。

インド人 : いやこの2本隣の道に行けばあるよ。

インド人 : いやいやこの住所は隣町だよ。

僕 : 誰も知らんのかーい (＞人＜;)

日本とは全く違う国インド。
今日もどんなことが起きるのか楽しみに買付へ出かけたいと思います。

それでは今日も1日頑張りましょう！

「嘘も優しさのうち？」への2件のフィードバック

匿名 2019年5月30日 6:07 午前

インドは熱いって感じですね
インド人あるあるは面白かったです
大変な思いをしての買い付け
１枚１枚に思いがこもりますね
どうぞ熱中症にならないように気をつけてください

返信 ↓
1. 山崎拓 2019年5月31日 5:55 午前
  
  コメントありがとうございます。
  ブログも楽しく読んでいただけて嬉しいです！
  インドは日に日に暑さが増し、今週末は46度になるそうです。苦笑
  暑すぎて笑っちゃいますよね。笑
  日本も気候が安定していないようので、お身体に気を受けて過ごしてください！
  Moto
  
  返信 ↓

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。