それは本当に重要か？

2014/11/23
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

「忙しい！」
「もっと時間があれば・・・」
「休む暇もない・・・」

あなたも一度はこんな悩みを抱えたことがあるはずです。

会社員や事業を行っている人であれば、日々の仕事に追われ
主婦の方であれば家事や子育てに追われ、
忙しく過ごし、気がつけば1日が終わる・・・
そしてその日に予定していた仕事や作業が終わらず溜まっていく・・・

あーーー！！ストレス溜まる！！もっと楽してー！！！
みたいな　苦笑

実は最近僕もこんな感じになってしまっています。。。
（細かい話をすると、今使っているパソコンが不調で
仕事の効率が激烈に下がりました。そして時間がかかることで
そのほか多くのことに悪影響が出ています。）

僕の場合は一時的なものですが
多くの場合、この状態が普通になってしまっていることもあります。

つまり、日々のやらなければならないことに追われ
それだけで時間がなくなっている状態です。

緊急性と重要性

こういった状況になるほとんどのケースは
緊急だけれど重要でないことに時間を使ってしまっているために起こります。

多くの会議、
多くの電話やメール、
無意味な付き合い、
雑事、などなど。

または緊急でも重要でもないことに時間を使うケースです。

多くのテレビ、
待ち時間、
ソーシャルネットワーク、
単なる遊び、
暇つぶし、など。

これらの内容に関しては基本的に避けて通るのが一番です。

時間ばかり浪費する会議は止める。回数を減らして生産性を上げる。
電話やメールは時間と回数を決めて一度に行う。
ソーシャルネットワークは時間を区切る、もしくはやらない。
テレビや遊びも同じです。

ですが避けて通れないことがあります。
それが重要で緊急なケースです。

締め切りのある仕事、
クレーム処理、
切羽詰まった仕事、
病気や怪我の治療など。

緊急で重要なことは避けて通れませんからやるしかありません。

ただこの場合も問題に集中してしまうとなかなか前に進めません。
なので問題になる前にそれを予防する活動に時間を使っていく必要があります。

緊急ではないが重要なこと

一番焦点を合わせるべきは
緊急で重要なことではありません。

もちろんそれをこなしながらになりますが
少しずつその比率を減らすためには
緊急ではないけれど重要なことに時間を使うべきです。

問題解決ではなく予防、
準備や計画、
人脈作り、
健康維持、
勉強や自己啓発、
意味のある余暇、などなど。

緊急ではないが重要なことに時間を使えるようになると
少しずつ少しずつ、緊急で重要なことの比率が減っていきます。

僕自身の経験や感覚で言うと
緊急なことをやっているときは
締め切りに追われ、忙しく働き、夜遅くまでかかるので
まるで仕事をやっているかのような錯覚に陥りがちです。

ですが、実際はただただ時間を使っただけで
成果は上がっていない、特別なスキルが磨かれるわけでもない、
ということが多くなります。

結果、労力対効果・時間対効果は非常に低くなります。

逆に、重要だけれど緊急でない仕事をしているときは
緊急でないので心に余裕があり、静かに集中して打ち込むことができます。

結果、生産性は高くなり、短時間でも素晴らしい成果が出たり
スキルの向上に繋がります。

追われるか、追うか

緊急ではないが重要なことは
日々の忙しい生活に追われていると
なかなか意識することができません。

最悪の場合、忙しさに追われ、ストレスが溜まり
それを発散さんするために
「緊急でもなく重要でもないこと」に時間を使ってしまうこともあります。

そうなるとこの負のスパイラルから抜け出すのはかなり厳しくなります。

こういったことを自制して意識を重要なことに向けるには
ある程度の自己鍛錬が必要になると思います。
ですが、これを意識して生活しているのと
意識しないで日々の出来事に追われて生活するのでは
長い目で見て大きな差が出ると思います。

最近、パソコンの不調もあり、
意味のない雑事や
仕事に追われている自分を省みて、こんな話をしてみました。

今日は日曜でお休みの人も多いかと思います。
ぜひ、あなたにとって「重要だけれど緊急でないこと」について
考えてみてはいかがでしょうか？

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。