1000円のチョコレートのお返しに

2021/03/17
writer：山崎拓
- ストール
- ナチュラルライフ

「こんにちはー！」

お客さん来てくれたのかな？

お店の入り口に行くと作業着姿の男性が立っています。

失礼ながら、一瞬業者の方かな？と思ってしまいましたが　笑

間髪入れず
「客です！！」
とお客さんの方から鋭いツッコミ！？が。

心を読まれたのかと思いましたが、ついつい「失礼しました！」なんて言いながらこの日の接客が始まります　笑

お話を聞くと、このお客さんはナチュラルラウンジを利用するのは初めてで、しばらく前からインターネット通販を見てくださっていたとのこと。

そして、どこから来てくださったのかというと、、、

なんと三重県！！

しかも、この日のために仕事を調整して、仕事の合間に足を運んでくださったとのこと。

最近では遠方から来てくださるお客さんも随分と増えて来ていますが、それでも県外の遠くから都合をつけてわざわざ来てくださることを知ると身が引き締まります。

心の中で、「さっきは業者さんだなんて思ってしまい、すみませんでした」という感じです　汗

ただ、僕も長いことこの仕事をしているので、このお客さんが自分用のストールを探しに来たわけではないことだけはよーくわかりました　笑

なので、詳しくお話を聞く前から、これからの季節に使いやすい女性用ストールをいくつかご紹介します。

シルクや薄手のウールシルク、お洗濯ができるコットンやリネンなど。
素材毎の特徴やお手入れの方法なども細かく説明していきます。

そして、前提はあくまで女性用を探しているということで。

もちろん、こういうことを考えていて、まさかの自分用だったときには目も当てられないのですが・・・

さすがにこれは大丈夫でした　笑

やっぱり、今回はプレゼント用に探しに来てくださったとのこと。

そして、プレゼントの相手は二人いらっしゃるということで、まだ女子大生の方とその方のお母さんへ。

「ホワイトデーのギフトですか？」

とお聞きすると、「そうです」との答えが。

そして、もう一言。

「1000円のチョコレートのお礼にはちょっと高いですよね　笑」

そのときちょうどお客さんが検討してくださっていたのはコットン手織りストールとシルクストールのミドルサイズ。

いずれも20000円近い・・・

うーん、確かに。

でも「気持ちの問題ですからきっと喜んでくれるはずですよ！」
とここは販売員らしく？背中を押させていただきました　笑

というのも、どちらのストールもお話を聞いている限りだとそれぞれの方にきっと喜んでいただけそうだということが想像できたから。

正直、微妙な時にはお客さんにも率直にその意見を伝えるようにしていますが、今回はとても良いチョイスだと思ったので、後押しをさせていただいたんです。

金額の不釣り合いは確かにありますが^^;

でも、このくらいの方がお返しにもらった側も嬉しいですよね。

ちょっとしたチョコレートを渡したはずだったのにそのお返しにはすごいプレゼントをもらってしまった！みたいな　笑
ちょっとしたサプライズですし、渡した側の格も上がりそう^^

何よりも贈り先の方にとっても忘れられないプレゼントになると思います♪

そんなお客さんとのやり取りの中、ハッとしたことがあります。

「そういえば、奥さんにホワイトデーのプレゼント渡してない！」

プライベートはいつもこうなんですよね・・・

まあ、もう付き合いが長いですから、きっとはじめから期待はされていないと思いますが、、、

今回のお客さんではありませんが、遅れてしまった分も含めてきちんと倍返し？していこうと思います　笑

あなたはきっと大丈夫だと思いますが、万が一、ホワイトデーのプレゼントを渡してない・・・という場合には、忘れずに用意していきましょう！

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。