高いの？安いの？

2016/06/14
writer： Moto
- 買付や原産国について

インド・出張先の街から

おはようございます。
インドのMotoです。

昨日の夜宿泊先のホテルが停電になるというハプニングがあり
冷房が止まった真っ暗な室内で一人、尋常でない汗をかいていました。
こうして書くとたった2行で済む話も
実際の停電した2時間は散々でしたよね。
せっかく日本で多額の食費を使って出来上がった自慢のボディーラインも
この暑さのおかげなくなってしまいそうです。笑

最近はインドの暑さについてばかり書いているので
他のことを書こうと思ってパソコンに向かいますが
つい「暑い」というワードを打ってしまいます。

取引先に行っても　インド人スタッフとお互いに交わす第一声は「暑い」。
もう挨拶みたいなもんです。笑
この時期にインドに来ている以上
このワードを耳にしない日はなさそうです。

こんな暑いインドで必要不可欠なものが水です。
最近は日本でもできるだけ水を飲むようにしていますが
インドでは飲まずにはいられません。

毎日4リットルくらいは飲んでいるような気がしますが
インド人が普通に飲む水道水は
僕は怖くて飲めないので、毎日ミネラルウォーターを購入しています。

2リットルの水も、安くて50円ほど。
ものによって200円程度するものもあるので
それほど日本と変わらないような気がします。

よくインドの物価って安いんでしょう？
と聞かれることがありますが
実際に生活していると結構お金使うんですよね。

格差があるインドは
安いものはめちゃくちゃ安いですが、
あくまで日本と同等のサービスや質のものを手に入れようとすると
同じくらいか、場合によっては日本よりも高くつくこともあります。

それは僕たちのストールも同じです。
化学繊維のストールは、二度見してしまうほどの
安価な値段で取引されていますが
天然繊維や本物のカシミアストールには
価値相応の価格がついています。

ただ、インドにいて実際に僕が感じるのは
日本よりもインドの方が価格設定が素直なのかなということ。
実際に価値があるものは高く。それなりのものはそれなりで。
これって消費者としてはわかりやすくて良いですよね。

格差が大きいインドでは
日本以上に様々な価格帯のサービスやモノが販売されています。
自分がどんな生活のスタイルをするかで
高くもできるし、安くもできる。
それは日本も同じですがインドはよりその幅が広いような気がします。

高いの？安いの？
どっちもあるのがインドですね。

それでは今日も1日頑張りましょう！

PS: 昨日は取引先の近くにある露店でカレーを食べました。
価格は100円と格安ですが、油が・・・・
安いには安いなりの理由がありますね。

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。