ハングリーであれ。愚かであれ。

2018/02/18
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

嫁から画像付きでメールが送られていました。

どーん　笑

どうやら娘が夕飯を食べながら寝てしまったよう。
この写真を見て、我が娘ながらなかなか大したもんだなーと思いました　笑

食べながら寝るって、大人だとなかなか考えられないですよね。
でも子供は自分の欲求に対してとても素直　笑

この日はこのまま寝てしまったそうです。

なんで、こんな写真が送られてきたかというと、今は嫁は出産直前なので、里帰りし、僕は自宅で一人暮らしをしています。

なので、嫁が日々の出来事をこういった写真と一緒に送ってくれるんですね。

仕事が終わり、夜寝る前にこういったメールを見て、ちょっとほっこりしています。
そして、単身赴任のお父さんはこんな心境なのかなーと想像してみたり。

それにしてもこの娘の欲求に素直な姿に癒されました　笑

それと同時に、大人になるといつ頃からこういう欲求を我慢したり、表に出さなくなったり、逆に欲は悪いものだ、と考えるようになるんだろうなーとふと考えました。

きっとあなたも僕も子供の頃は、自分の欲求にとても素直だったと思います　笑

でも、いつからか、そういった欲求や感情は悪いものだというラベルを貼ってしまい、表に出さなくなりますよね。

もちろん、自分の欲求ばかり求める生活様式では人に迷惑をかけてしまったり、良くないことを引き起こしてしまいますから、そのバランスは非常に大事ですが・・・

でも、ある意味人間の欲求というのは何かを実現するための強い原動力になります。

僕はこれを９年前に初めてインドに行ったときにとても強く感じました。

彼らは自分の欲求に本当に素直。欲しいものは欲しい！と言うし、そのためだったら手段を選ばずあらゆる手を使って手に入れようとします。

また、学びに対する欲求もものすごい。
日本語をしゃべれると日本人を相手にビジネスができるので、日本語について猛勉強しているインド人に会った経験もあります。（ちなみにそのときの先生は僕ら　笑）

彼らのハングリー精神や生きるエネルギー、執着心の強さに衝撃を受けたのは今でも鮮明に覚えています。

一方で、僕ら日本人はこういう欲求をできるだけ抑えたり、表現しなかったり、失敗したら恥ずかしいという感情を必要以上に持ってしまっている気がします。

どっちがいい悪いではありませんし、欲望ばかり優先していては害があることはもちろんですが、僕ら日本人はもうちょっと自分の欲求に対して素直になってもいいんじゃないかなーと感じます。

あのAppleを世界一の企業にしたスティーブ・ジョブズもスタンフォード大学の卒業式のスピーチでこんな名言を残しています。

「ハングリーであれ。愚かであれ」

初めてこの言葉を聞いたときはしびれました　笑

ジョブズカッケー！！
みたいな。

そして、やっぱり、自分の欲求に素直にハングリー精神を持って生きていくことは大きな偉業を成し遂げることに繋がるんだなーと思ったものです。

そして、先日の娘のこの写真です。

この姿、完全にハングリーで愚かですよね　笑
（このときは満腹でしょうけど）

娘に人として大事なことは何か？を思い出させてもらいました。

「Stay hungry, stay foolish」

それでは今日も1日ベストを尽くしていきましょう！

PS.
ちなみに今日ご紹介したジョブズのスピーチはユーチューブでも見ることができますが、めっちゃかっこいいです。一度しかない人生をどう生きるべきか、という強い信念を感じるスピーチです。
興味がある方はぜひ見てみていただきたいですし、年頃の息子さんや娘さんにも見てもらいたいです！

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。