『ストール選びのコツ：色の明るさ編』

2015/07/18
writer：山崎拓
- ストールファッション

先日。あるお客さんがご来店されました。
その方はストールが好きで何枚も持っている人だったのですが
いくつか気に入ったストールがあり、
どれにしようか考えているうちに本格的に悩み始めてしまいました。

こっちもいいけど、これもいい・・・・

あなたを含め、これは誰しも一度は経験することだと思います。

このメルマガにも何度か書いていますが、
選択できない大きな理由に、
・用途が絞れていない
・合わせる服が具体的に想像できていない
・一本のストールにたくさんのことを求めてしまっている
ということがあります。

でもそのお客さんは用途は夏用で、
柄物をアクセントとして活用したい、という
しっかりした選択基準がありました。

それでも悩んでしまったのには理由があります。
それはデザインと色の部分です。

素材は決まって、無地ではなく柄物も絞れたけど、
どのデザインにしようか・・・・
色味はどっちがいいかな・・・・

もうちょっとで選べそうだけど、
そのちょっとが難しい・・・・
これも服や小物を選ぶときの「アルアル」ですよね　笑

今日はそんなときに判断がしやすくなる
『色（デザイン）を選ぶコツ』をお伝えしたいと思います。

色にはたくさんの効果があり、
今日のメルマガだけではお伝えしきれない部分があります。

なので、このテーマは複数回に分けてお話しできればと考えています。

今日はきっと多くの方が気になる
顔周りを明るくする、顔映りに影響する色について取り上げていきます。

色の明るさのメリット・デメリット

ストールは顔色や顔映りに大きく影響を与えるファションアイテムです。
これはあなたもきっと体感済みだと思います。

そして、色の明るさはそのまま顔色にも影響するということも
知っているかもしれません。

じゃあ、単純に顔色を明るくしたいならとにかく明るい色を、
引き締めたいならとにかく暗い色を合わせればいいのでしょうか？

実は、その人にふさわしい色の明るさも人それぞれです。
また「似合う」というの基準や好みも個人差があります。

それでも明るい色がもたらす効果と暗い色が与える効果というものは
一定の傾向があるので、色選びの一つの基準として参考にできます。

ですが、なんでもプラスとマイナスの側面をもっていますので
両方を知った上で選択することが大切だと思います。

明るい色

顔色、印象を明るく見せたいときにオススメの色です。
（淡いピンク、イエロー、ライトブルー、発色の良い色等）

明るい色の良い効果としては、
・顔色を明るく白色に見せてくれます
・顔の周りが明るく華やかになります
・レフ板効果で肌がより綺麗に見えます
・肌にハリ感を与えます
・印象も明るく見えます

明るい色の悪い効果としては、
・顔が膨張して大きく見えます
・印象がぼやけてしまいます
・血色が悪く不健康に見えます
・印象が薄くなり個性や存在感がなくなります
・顔の印象が平面的になり無表情に見えます

暗い色

小顔に見せたいとき、シャープに見せたいときにオススメの色です。
（ブラック、ブラウン、カーキ、深みがあり濃い色等）

暗い色の良い効果としては、
・顔が引き締まって小顔に見えます
・顔の立体感が強調されます
・顔の輪郭がシャープになり、すっきりとした印象になります
・顔色が濃くエキゾチックで艶やかな印象になります

暗い色の悪い効果としては、
・顔色が暗く不健康な印象になります
・顔の影やシミ、シワ、クマなどのダメージが目立ちます
・顔の立体感が強調されるのできつい印象になります
・印象が暗く見えます

いかがでしょうか？

メリットもあればデメリットもあることがお分かりいただけたと思います。
また、人によって色の効果をプラスと感じるか、マイナスと感じるかは
それぞれです。

色の効果の良い面と悪い面両方を理解して
ストール選び、洋服選びに生かしていただければと思います。

次回以降には『色の濁り感』のプラスとマイナス効果についてお話しします。

お店であればクルーがアドバイスしてくれると思いますが
通販をご利用される方はご自身で選択しないといけないと思いますので
こういったことを知っておくと色々と便利だと思います。

参考にしてみてください^^

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。