注意！気持ち悪い話・・・

2016/09/18
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

これからお話しすることは人によっては気分を悪くする内容が書かれているかもしれません。特に食事前の方には、、、
（読む場合は注意してくださいね！）

最近、家の中である虫をたくさん見かけるようになりました。

嫁が「アイツがいる！！」と叫びながら退治している光景が続いて２週間ほど・・・

原因は米を食べるコクゾウムシという虫が玄米についてしまい、そこから繁殖してしまっていました。（僕と嫁はずっと「アイツ」と呼んでいましたが、メルマガを書くにあたって虫の名前を調べました）

もちろん、その玄米は太陽の下に干して虫を退治し、冷蔵庫に保管するようにしてからは虫も出なくなったのですが・・・

それから一週間ほど経ってから、またアイツを家の中で見かけるようになりました。

もう原因は除去していたと思っていたので、はじめは昔の虫が少し残っていたんだろう、くらいで考えていました。

でもそれからまた数日経ってからもまだ見かけます。

さらにキッチンから遠く離れたトイレの中や風呂まで、いたるところで見るようになってしまいました・・・・

減るどころか、増えていないか？
という当たり前の疑問が浮かび、これは何かおかしい、ということでもう一度さまざまなところを調べることにしました。

まず怪しいのはキッチンです、冷蔵庫の裏や、収納の中なども調べていきました。ところどころアイツがいるのですが、大量ではなく、ぽつぽつといる程度。（もうたくさん見過ぎて少しくらいいる程度では動じなくなってしまいました^^;）

そうこうしているうちに、完全に怪しいものを見つけました。

それは米びつ！

中を恐る恐る開けると・・・
・・・・
・・・・

ウゲ！！

めっちゃいる！！

中にはアイツが数え切れないくらいわさわさと動いています。もう大量過ぎで数え切れない数です。

慌てて外へ持ち出して、直射日光の下で退治し、米びつは念入りに洗浄し、ことは解決しました。

原因は完全に米びつでした。
（冷静に考えれば、はじめにここを調べろよ！という感じですが）

ただ、この米びつは、ほとんど空にしていて、もう長いことつかっていないものだったので、まさかこの中にいるとは思いもしませんでした。おそらく少量残っていた米のカスに卵を産みつけてそこからどんどん繁殖していたのだと思われます。

しかし、恐ろしい２週間でした。

でも、こういうことってあなたも今までに経験しているのではないでしょうか？

なんらかの問題が起きて、その原因と思われるものを解決したと思っていたけれど、実は他の部分にも転移していた・・・、というようなことです。

例えば、虫歯なんかもよくある話だと思います。

最近歯が痛いなー、と思って歯医者に行ってみたら、その痛いと感じていた歯だけでなく、他の歯も虫歯になりかけていた、というような。。。

基本的に人間は一度に一つのことにしか注意を払えないようにできています。（このメルマガを読みながら、新聞も読んだり、テレビも見たり、旦那さんの話を聞いたり・・・、ということはできませんよね）

なので、何か問題が起きた時にはその起きた問題だけに注意を奪われてしまい、もっと重大で深刻な問題が他に起きていることに気づかないことがあります。

これはきっと100%防ぐことはできないと思いますが、このような問題が起こり、仮に原因を見つけて一度は解決した後も少し疑ってみる癖をつけるといいかもしれません。

本当にこれが原因だったのかな？

他に原因はないかな？

なぜこの問題が起きたのかな？

と問いかけてみると、問題が転移したり、より深刻な問題に発展する前に予防できる確率を上げることができると思います。

まあ、こんなことを書きながら僕は全く疑いもせず、コクゾウムシがいても放置していたため、今回の事件が起きてしまったわけですが^^;

自分の考えていることや見えていることは、実際に起きていることの一部にしか注意を払えていないことを理解して、常に疑いの目を向けてみる、ということを意識してきたいですね！

何はともあれ、この時期のお米の管理は十分に注意してください。。。

PS.
どうやらコクゾウムシはどうやら２０度以上の環境では大量に活発に繁殖するようです。家庭においては、購入したお米は早めに消費することや、密閉容器に入れ温度の低い所で保管する事が大切みたいですよ^^

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。