- 2023/09/05
- writer: Moto
8月なのに雪が降っていました!!?
おはようござます。
Natural LoungeのMotoです。
まだまだ暑い日が続いている今年の夏ですが、ここ長野県の朝晩の気温はだいぶ落ち着いてきました。
夜、半袖でいると若干肌寒く感じる日が増えてきましたね。
少しずつ秋の風を感じるようになった今日この頃です。
あなたがお住まいの地域はどうですか?
そしてストールも秋冬ストールの出荷が本格的に始まろうとしています。
以前のブログでもお伝えしましたが、リネンやコットンのストールと共に、最近はウールシルクやシルク、そしてカシミヤのご注文を多くいただくようになりました。
そんな中で最近立て続けにご注文をいただいたのがカシミヤストールです。
このブログを読んでくださっているあなたはもうご存知かもしれませんが、Natural Loungeで扱うカシミヤストールはインド・カシミール地方で織られたストールです。
生地にはヒマラヤ山脈の麓標高5000m、そして冬場の気温がマイナス30度以下にもなる過酷な環境で育てられた最高品質のインド・ラダック産カシミヤ原毛が使用されています。
インドカシミヤの代表的な産地として知られるラダック。
この地域に暮らす人々は古くから、カシミヤ山羊を大切に育てながら希少価値の高いカシミヤを育ててきました。
ちなみに僕らも何度か現地を訪問しています。
初めて訪問したのは5月。
インドの5月というとデリーは50度近い日があるほど暑い時期です。
それが生産者が暮らす地域ではなんと雪が降っていました。笑
同じ国なのに、かたや真夏でかたや冬というなんとも不思議な経験を当時しました。
そして、その後に訪れたのは8月。
こちらもまだまだデリーは暑い日が続いているのにも関わらず、現地は雪が降り既に気温は氷点下になっていました。
え?
5月と8月に雪が降っているなんて、じゃあ季節はどうなってるの???
と思いますよね。笑
僕も最初はそう思いましたが、カシミヤ山羊生産者が暮らす地域は一般的な観光シーズンがまさに5月から8月。
それ以外の季節は雪が降り、観光客にとっては非常に厳しい環境になることから生半可な覚悟では現地へ行くことはできません。
というか、そもそもベースになる街の標高が4000mですからね。笑
富士山が約3700mですから、それ以上高い場所に3万に以上が暮らす街があるという、日本人の僕らには想像もできないような所に彼らは暮らしています。
更にカシミヤ山羊を育てる生産者はもっと標高が高い場所に住んでいるんですよ!
毎回移動しながら暮らしている彼らを探すため、様々な場所へ行きますが5300mを超える場所を通らなければならない時もあります。
これまで現地で3度高山病にかかっている僕が言うのも何ですが、標高5000m以上の酸素の薄さはハンパじゃなりません。笑
ただ彼らはそんな場所で普通に生活をし、カシミヤを生産しているんですよね。
そして、そんな厳しい環境で育ったカシミヤ山羊の原毛はというと・・・
フワッフワです。笑
何度もカシミヤ山羊に触れていますが、山羊を抱くと外毛は硬さがありますが、内毛は信じられないような柔らかさです。
ぎゅっと抱いた時の感覚を言葉で表現すると、
モフッ。。
ていう感じです。笑
しかも小ヤギは更にモフモフなんです。
それはもう綿飴のよう♪
え?全然伝わらない??笑
すみません・・・。
ただ、それは氷点下30度以下の環境を乗り越えるほどの山羊ですから、彼らが自然の力で生み出す原毛は本当に素晴らしいものがあります。
その原毛をしっかりと撚った糸を使って、職人が木製の手織機で丁寧に織ったストールがまさにNatural Loungeで扱うカシミヤストールです。
Natural Loungeのカシミヤ手織ストールは、しっかりと織り込んでいるので先ほどお話ししたモフッという感覚はありませんが、大自然が育んだカシミヤ100%ストールは本当に魅力的です。
折り目に毛が挟まっていたり、少し折り目がまばらなのも手仕事の証です。
全ての工程が人の手によって作られたカシミヤストール。
こうしたものがあるんだということを、あなたを始め一人でも多くの方にお伝えできればと思います。
そしてそこに刺繍が施されたものが、カシミヤ手織・手刺繍ストールです。
こちらもまたこんな感じで書かせてもらおうと思いますが、今年も新作が入荷していますので、インド・カシミールが誇る伝統織物を見るだけでもお楽しみ頂ければ嬉しいです。
それでは今日も一日頑張りましょう!
Natural LoungeのMotoです。
まだまだ暑い日が続いている今年の夏ですが、ここ長野県の朝晩の気温はだいぶ落ち着いてきました。
夜、半袖でいると若干肌寒く感じる日が増えてきましたね。
少しずつ秋の風を感じるようになった今日この頃です。
あなたがお住まいの地域はどうですか?
そしてストールも秋冬ストールの出荷が本格的に始まろうとしています。
以前のブログでもお伝えしましたが、リネンやコットンのストールと共に、最近はウールシルクやシルク、そしてカシミヤのご注文を多くいただくようになりました。
そんな中で最近立て続けにご注文をいただいたのがカシミヤストールです。
このブログを読んでくださっているあなたはもうご存知かもしれませんが、Natural Loungeで扱うカシミヤストールはインド・カシミール地方で織られたストールです。
生地にはヒマラヤ山脈の麓標高5000m、そして冬場の気温がマイナス30度以下にもなる過酷な環境で育てられた最高品質のインド・ラダック産カシミヤ原毛が使用されています。
インドカシミヤの代表的な産地として知られるラダック。
この地域に暮らす人々は古くから、カシミヤ山羊を大切に育てながら希少価値の高いカシミヤを育ててきました。
ちなみに僕らも何度か現地を訪問しています。
初めて訪問したのは5月。
インドの5月というとデリーは50度近い日があるほど暑い時期です。
それが生産者が暮らす地域ではなんと雪が降っていました。笑
同じ国なのに、かたや真夏でかたや冬というなんとも不思議な経験を当時しました。
そして、その後に訪れたのは8月。
こちらもまだまだデリーは暑い日が続いているのにも関わらず、現地は雪が降り既に気温は氷点下になっていました。
え?
5月と8月に雪が降っているなんて、じゃあ季節はどうなってるの???
と思いますよね。笑
僕も最初はそう思いましたが、カシミヤ山羊生産者が暮らす地域は一般的な観光シーズンがまさに5月から8月。
それ以外の季節は雪が降り、観光客にとっては非常に厳しい環境になることから生半可な覚悟では現地へ行くことはできません。
というか、そもそもベースになる街の標高が4000mですからね。笑
富士山が約3700mですから、それ以上高い場所に3万に以上が暮らす街があるという、日本人の僕らには想像もできないような所に彼らは暮らしています。
更にカシミヤ山羊を育てる生産者はもっと標高が高い場所に住んでいるんですよ!
毎回移動しながら暮らしている彼らを探すため、様々な場所へ行きますが5300mを超える場所を通らなければならない時もあります。
これまで現地で3度高山病にかかっている僕が言うのも何ですが、標高5000m以上の酸素の薄さはハンパじゃなりません。笑
ただ彼らはそんな場所で普通に生活をし、カシミヤを生産しているんですよね。
そして、そんな厳しい環境で育ったカシミヤ山羊の原毛はというと・・・
フワッフワです。笑
何度もカシミヤ山羊に触れていますが、山羊を抱くと外毛は硬さがありますが、内毛は信じられないような柔らかさです。
ぎゅっと抱いた時の感覚を言葉で表現すると、
モフッ。。
ていう感じです。笑
しかも小ヤギは更にモフモフなんです。
それはもう綿飴のよう♪
え?全然伝わらない??笑
すみません・・・。
ただ、それは氷点下30度以下の環境を乗り越えるほどの山羊ですから、彼らが自然の力で生み出す原毛は本当に素晴らしいものがあります。
その原毛をしっかりと撚った糸を使って、職人が木製の手織機で丁寧に織ったストールがまさにNatural Loungeで扱うカシミヤストールです。
Natural Loungeのカシミヤ手織ストールは、しっかりと織り込んでいるので先ほどお話ししたモフッという感覚はありませんが、大自然が育んだカシミヤ100%ストールは本当に魅力的です。
折り目に毛が挟まっていたり、少し折り目がまばらなのも手仕事の証です。
全ての工程が人の手によって作られたカシミヤストール。
こうしたものがあるんだということを、あなたを始め一人でも多くの方にお伝えできればと思います。
そしてそこに刺繍が施されたものが、カシミヤ手織・手刺繍ストールです。
こちらもまたこんな感じで書かせてもらおうと思いますが、今年も新作が入荷していますので、インド・カシミールが誇る伝統織物を見るだけでもお楽しみ頂ければ嬉しいです。
それでは今日も一日頑張りましょう!
コメント
「8月なのに雪が降っていました!!?」への2件のフィードバック
コメントを残す コメントをキャンセル
Profile
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
ストールの最新記事一覧
- 2024.11.20 writer:山崎拓
- 絶妙なバランス感覚の名品ストールです♪
- 2024.11.19 writer:山崎拓
- またまた素晴らしい1枚を手にしていただきました♪
- 2024.11.17 writer:山崎拓
- ウールとは思えない肌触り!試しに一度は巻いていただきたいストールです♪
2024年 (327)
2023年 (365)
2022年 (365)
2021年 (365)
2020年 (366)
2019年 (364)
2018年 (362)
2017年 (356)
2016年 (353)
2015年 (374)
10年以上前の記事
メールマガジンに登録するとストールコーディネート、ファッション情報、NaturalLoungeの最新ストール情報をいち早く手に入れることができます!
東京都iです(^o^)🌈
このお写真っ❗️❗️お会社の紹介ページで見させていただき、可愛くて気になってました~❗️❗️山羊が(笑)(いえいえ冗談抜きでMotoさんの笑顔も最高ですよっ👍️✨)
同じ地球に本当に色々な場所があるんだな~と⛰️⛰️⛰️✨そして人ってけっこう色々な場所に住むことができるんだな~と😲
以前購入させていただいたNaturalLoungeさんのストール、私は直接インドには行ってはいないけれど、お2人が繋いでくださったご縁で、身につけることでインドのエネルギーを纏ってるんだって感じます。行かなくても、見えなくてもそうやって繋がっているんだなと🌈
カシミアストールは今の私には高価でちょっと手が出ないですが、いつかご縁が繋がったら嬉しいな~なんて思います🐐✨
それにしても、インドの山の空の青は、心が澄み渡る感じしますね~ 今日もありがとうございます🙏✨
東京都iさんこんばんは!
この写真はNatural Loungeを始める前の下調べで、初めてカシミヤ山羊と出合った時の写真なんです。
その辺ではとてもお目にかかることの出来ないカシミヤ山羊に本当に興奮したんですよね。
僕にとっても思い出の写真です!
そして、iさんにもインドのエネルギーを感じていただけて嬉しいです。
日本やイタリアのストールも扱っていますが、インドのあの空気感はやはり独特です。
ぜひ、Natural Loungeを通じてインドの風を感じてください。笑
来年からインド現地買付を再開するので、またそのブログチェックしてもらえれば嬉しいです♪
Moto