- 2018/11/17
- writer: 山崎拓
病気にならない生き方Vol.3
先月からお届けしている病気にならない生き方シリーズ。
おそらく誰もが興味がある健康分野と一番情報が溢れている「食」についてお話ししています。
今日はその第三弾なのですが、これに関しては僕もこの本を読んでから食生活を変えたことです。
この内容を読んだ瞬間は、「うわー、マジか・・・」という感じ。
というのも、僕はこの食べ物が結構好きで、割と頻繁に食べていたからです。
家族で食料品を買いに行くときには必ずこれを手にとっていましたし、嫁が買い物に行くときにもわざわざお願いすることもしょっちゅうありました。
ある意味、一般的な人よりも唯一多く食べている食べ物かも、というくらい個人的に好きな食べ物だったんです。
それが、健康に悪い!!
と言われているわけですから、結構衝撃的なんです。
これ辞めなきゃいけないのかなー?とちょっとテンションが下がりました。
(いっそ知らなきゃよかった!みたいな 笑)
で、もしかしたらこれは僕だけでなく、あなたをはじめ多くの人にも当てはまるかもしれません。
それはなんなのか?というと。
「ヨーグルト」
僕ほど衝撃を受ける人は少ないかもしれませんが 笑
で、この本にはヨーグルトだけでなく、「乳製品」全般について食べたり飲んだりしてはいけない!と書いてあるわけです。
特に強く言われているのは牛乳。
これは結構衝撃的じゃないですか?
牛乳は子供の頃から学校給食で当たり前のように飲んでいました。僕が子供の頃は牛乳を飲むと背が伸びる!骨が強くなる!なんて言われていたのを記憶しています。
僕は個人的に牛乳は特に好きではありませんでしたが、それでもそういった効果があると聞かされていたので、子供の頃はそれなりに頑張って飲んでいたような気がします。
それが完全に間違っていたわけですから、これは事件です。
俺も結構飲んじゃってるぞ・・・みたいな。
じゃあ何が悪いのかというと・・・
※病気にならない生き方 新谷弘実著より抜粋
ーーーーーーーー
ある意味で最悪の食物
食事によく見られるもう一つの間違いは「牛乳」です。
牛乳に含まれる主な栄養素は、タンパク質、脂質、糖質、カルシウム、ビタミンです。中でも牛乳は日本人に不足しがちなカルシウムを多く含むという理由で、とてももてはやされています。
でも、実は牛乳ほど消化の悪い食物はないといっても過言ではありません。それほど牛乳は消化が悪いのです。牛乳はさらさらした液体状のものなので、のどが渇いたときに水代わりに飲む人もいますが、大きな間違いです。
牛乳に含まれるタンパク質の約8割を占める「カゼイン」は、胃に入るとすぐに固まってしまい、消化がとても悪いのです。さらに、市販の牛乳はその成分がホモゲナイズ(均等化)されてます。ホモゲナイズというのは搾乳した牛乳の脂肪分を均等化させるために撹拌することをいいます。なぜホモゲナイズがいけないかというと、撹拌するときに牛乳に空気が混ざり、牛乳脂肪が過酸化脂肪になってしまうからです。
過酸化脂肪というのは文字通り、「酸化がとても進んだ脂」という意味です。
わかりやすくいえば「錆びた脂」です。
これは活性酸素同様、体に非常に悪い影響を及ぼします。
その錆びた油を含んだ牛乳を、今度は100度以上の高温で殺菌します。酵素は熱に弱く、48度から115度の間に死滅します。つまり市販の牛乳というのは、大切な酵素を含まないだけでなく、脂肪分は酸化し、タンパク質も高温のため変質しているというある意味で最悪の食物なのです。
その証拠に市販の牛乳を母牛のお乳の代わりに子牛に飲ませると、その子牛は4、5日で死んでしまうそうです。
アトピーの原因
日本ではここ30年くらいの間に、アトピーや花粉症の患者が驚くべきスピードで急増しました。その数は今や5人に一人ともいわれるほどです。なぜこれほどアレルギーを起こす人が急増したのか、様々な説が言われていますが、私はその第一の原因は、1960年代初めに始められた学校給食の牛乳にあると考えています。
過酸化脂肪を多く含む牛乳は、腸内環境を悪化させ悪玉菌を増やし、腸内最近のバランスを崩します。その結果、腸内には活性酸素、硫化水素、アンモニアなどの毒素が発生します。こうした毒素がどのようなプロセスを経て、どのような病気を招くかはまだ研究途上ですが、牛乳はさまざまなアレルギーだけでなく、子供が白血病や糖尿病などシリアスな病気を発症する原因となっているという研究論文がいくつも出ています。
骨粗鬆症に関する誤解
色々な健康被害をもっている牛乳ですが、最大の誤解は、牛乳が骨粗鬆症の予防に役立つといわれていることです。
年をとるとカルシウムが減るので、骨粗鬆症にならないように牛乳をたくさん飲みなさいといわれます。でも、これは大きな間違いです。
牛乳の飲みすぎほど骨粗鬆症を招くのです。
牛乳のカルシウムは、小魚などの他の食物に含まれるものより吸収が良いといわれますが、それは少し違います。
人間の血中カルシウム濃度は、通常9から10ミリグラムと一定しています。ところが、牛乳を飲むと、血中カルシウム濃度は急激に上昇します。そのため一見するとカルシウムがより多く吸収されたように思いがちですが、この「血中濃度の上昇」こそが、悲劇をもたらすのです。
実は急激にカルシウムの血中濃度が上がると、体は血中のカルシウム濃度をなんとか通常値に戻そうと恒常性コントロールが働き、血中余剰カルシウムを腎臓から尿に排泄してしまうのです。
つまりカルシウムをとるために飲んだ牛乳のカルシウムはかえって体内のカルシウム量を減らしてしまうという皮肉な結果を招くのです。
牛乳を毎日飲んでいる世界4大酪農国であるアメリカ、スウェーデン、デンマーク、フィンランドの各国で股関節骨折と骨粗鬆症が多いのはこのためでしょう。
これに対し、日本人が昔からカルシウム源としてきた小魚や海藻類に含まれるカルシウムは、血中カルシウム濃度を高めるほど急激に吸収されることはありません。
しかも牛乳を飲む習慣のない日本には骨粗鬆症はありませんでした。
現在も牛乳を飲む習慣のない人や牛乳の嫌いな人に骨粗鬆症が多いという話は聞いたことがありません。
小エビや小魚、海藻類は腸内で消化された後、体に必要なカルシウムとミネラル分を吸収するので体の仕組みに即した良い食物といえるのです。
ーーーーーーーー
僕はもともと牛乳が好きな方ではなかったので、大人になってから牛乳を飲む習慣はありません。でも、さっきもお話ししたように、子供の頃は当たり前のように飲んでいたので、これはやばいなーと思いました。
そして、今回は長くなってしまうので省きますが、ヨーグルトに関してもかなり体に悪影響を与えることが書かれています。
もともと好きだったので、ちょっと残念ですが、、、
今までいくつかこの「病気にならない生き方」からピックアップした内容をお届けしましたが、いかがだったでしょうか?
人によっては当たり前かもしれませんし、または衝撃的なこともあったかもしれません。
いずれにしても、大切なことは自分自身で自分の健康は守っていかなければいけない、ということだと思います。
特に今は食に関してもさまざまな説が言われていますし、情報も非常に錯綜しています。何が正しくて何が間違っているかわからない、という方もきっと多いはずです。
個人差も間違いなくあると思うので、最後は自分で良いと思ったことを実際に試してみて効果があったことを少しずつ積み上げていくしかないのかなーと。
そのためには、常に学び続けるということが大切だと思いますし、相手から出される情報を鵜呑みにしない、ということも重要だと思います。
(もちろん、今回の話も)
今回の話があなたの健康にとってちょっとでも良い影響があれば嬉しいです。
それでは今日も一日元気に過ごしていきましょう!
PS.
書籍「病気にならない生き方」も気になった方はぜひ取り寄せてみてくださいね!
一度読んでおいて損はないはずです^^
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
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情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
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