人を惹きつける王道の方法

2020/04/06
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

少し前、あるセミナーに参加し採用に関するとても興味深い話を聞きました。

この日のセミナー講師は僕が昔から大好きで尊敬している経営者の方。
なので、ずっと前からフォローさせてもらっています。

その人がこの日話していたのは「優秀な社員の独立を防ぐには？」というテーマ。

社内のメンバーが2人しかいない僕らには一見関係なさそうな内容なのですが、僕としては今後長期的には優秀な人がいればぜひチームナチュラルラウンジに入ってもらいたい！と考えています。

そのための計画も色々と考えていますし、今はナチュラルラウンジ史上初めての採用ページの作成も計画しています。

もちろん、今すぐに！というわけではなく、本当に長期的にです。

でも、どんな社長さんや経営者の方の話を聞いていても、優秀な人が1人でもいれば会社は勝手に成長する！ということをよく聞きます。

なんならそうしたエースが1人いれば社長はもう会社にいかなくてもいい、なんて言う方もいるくらい　笑

まあそれだけ優秀な人というのは貴重な存在で、そうした人をいかに採用するか？ということを世の中の企業はしのぎを削って競い合っているんですね。

一方で、そうした優秀な人はなかなかいない上、ほとんどの人は大手に行ってしまう・・・
そして、運良くそうした人に巡り会えたとしても優秀なゆえに独立する可能性も高い、という課題もあるみたいです。

確かに。
これは間違いなさそう。

というのも、実はナチュラルラウンジでもすでに独立した人間が1人いるんです　泣

僕らはもともとメンバーが３人いたのですが、残念ながらそのうちの1人は起業して３年目で袂を分かつことになりました。

そして、彼もめちゃめちゃ優秀でした。
仕事はできるし、頭もいい。なんでもそつなくこなすことができるし、何か困難な仕事をお願いしても「できない」とは絶対に言いませんでした。どうやったらできるか考えて、全力を尽くすタイプ。
チームに1人いれば会社の業績が劇的に変わる！というまさにエースと呼べる男でした。

そんな彼でしたが、独立精神も旺盛で、残念ながらこの時は別々の道に進むことになったんです。

なので、冒頭にお話をした社長さんや僕の周りの経営者の方がおっしゃっていることはよくわかりますし、他にも人事や採用をメインのお仕事をされている方ならよくわかっていただけるのではないでしょうか？

優秀は人は欲しいけど辞めるのが怖い。

こうしたことが中小零細企業の持つ一つの大きな悩みのようです。

で、その解決策は一つしかない、という話も聞きました。

それは、、、

「会社の魅力を上げること」

これが王道。

そもそも会社に魅力がなければ素晴らしい人が向こうから来ることもないし、仮に採用できたとしてもすぐに辞めてしまう、と。

だけどこれは王道ゆえに時間がかかる。
３年、５年、１０年と積み上げていかなければいけない。

言われてみれば当たり前。
だけど実践するのは簡単ではありません。

まず素晴らしい人に来て欲しい！留まって欲しい！と言う前に、自分が魅力的に思われるようになれ！ということですね　汗

なんかこれ、会社の話ではありますが、それぞれの個人についても同じことが言えますね^^;

こうした話を聞いて、今のナチュラルラウンジについて考えてみると、、、

うん、全然魅力ない　笑

もちろん、いい部分もたくさんあると思いますが、もっと改善しなくてはいけない部分もいくらでもあります。

たくさんありすぎて、ちょっとテンション下がりますが・・・

まあ、でもこうした現実を直視できたことは本当によかった！
何が足りないか分かれば、そこをどうしたら改善するか考えることができますからね！

こういうことはポジティブに考えるしかない！　笑

そしていつか、向こうから「ぜひナチュラルラウンジで働きたいんです！！」という素晴らしい人が来てくれるよう。そして、長い間、僕らと一緒にチームとして働けるよう。

周りから見ても魅力ある会社にしていけるように日々精進していきます。

ということで、今日は会社も人も誰かを惹きつけるにはまず自分が魅力的になれ！というお話でした　笑

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。