- 2016/12/21
- writer: 山崎拓
来年の目標パート2
前回のメルマガで、なぜ目標設定をした方がいいのか?
というお話をしました。
でも間違った目標を設定してしまうと、充実した日々を過ごせるどころか、逆にストレスを感じたり、自信喪失につながってしまう恐れもあると思います。
実際に僕もそういった経験をしたことがあります。
昔は年の初めに目標を立てはしても、まあほぼほぼ達成されることはありませんでした 苦笑
一年の途中でそれまでの月日を振り返った時、たいていは罪悪感を感じていました。
なぜかというと、年初めに立てた目標が全く達成されず、この先も達成する見込みが無いことが分かってしまうからです。
僕は非常に意思が弱いので、目標とかを立てても全く達成できないことがザラにありました。でもそれは良くないということは分かっていたので、なんとか改善をしようと色々なことに取り組んできました。
そんな試行錯誤をしているうちに、意思の弱い人間でも自分が立てた目標を達成できる方法が分かってきました。
これは一般的に言われている方法とは真逆かもしれません。
ですが、僕のように意思が激弱な人でもできる方法なので、きっとあなたの役にも立つと思います。なので今日はその中でも特に重要だと思うことを一つだけお話しします。
結果目標に縛られない
多くの人がやりがちで、僕も昔やっていたことが、なんらかの結果を目標にしてしまい、そればかりに集中してしまうということ。
例えば、剣道の試合に例えると、、、
(ちょっとマニアックですが僕の甥っ子が剣道をやっているので 笑)
剣道の大会で優勝する!!
というのは結果目標です。
でも試合に勝つ、優勝する、ということは100%コントロールすることはできません。
すごく練習を積んで自分の状態がいくら良くても、相手のスキルや相手の状態にも大きく依存するからです。
なのでここで大切なのは結果目標ではなく、行動目標を立てるということ。
毎日素振りを100回する
毎日筋トレを30分、ランニングを30分する
1ヶ月に一度最低3人と練習試合をする
・・・・
ちなみに僕は剣道のことを全く知らないので適当なことを言っていますが。。。要は自分ができる行動を目標として設定するということです。
試合で勝つ、ということは100%コントロールできませんが、毎日素振りをするということは自分次第で100%コントロールできます。
行動が結果を生みますから、試合に勝てるか、優勝できるかどうかはわかりませんが、その確率を高めることができます。
結果目標を立てない理由はもう一つあって、結果にいちいち一喜一憂しなくなる、ということがあります。
結果ばかりに集中すると、試合に負けた時、行動やプロセスがすっ飛ばされてしまい、それまでやってきたことはすべて無駄だったというメンタルに陥りがちになります。
でも、行動目標を立ててそれを達成していれば、たとえ試合には負けたとしても、それまで努力してきた行動は自分の中で確かな自信として残りますし、また次の試合でもその蓄積が生きてきます。行動目標を達成してきたということは紛れもない事実ですから、そういったことを繰り返していると内面的な強さが育まれます。
個人的には試合で勝った、優勝した、ということよりも、それまでにどう行動したか?ということの方がよっぽど大事だと思うのです。
行動目標は簡単なことでも良いので、それを繰り返していくと小さな成功体験も得られます。行動することが楽しくなり、楽に続けることができるようになります。そうすると結果もおのずと良くなっていきます。
人生のあらゆる結果はすべて何らかの行動から生まれます。
なので、行動目標を立ててそれを達成する方法は、どんなことにも応用できて、どんなことにでも役立つことだと思います。
そして、それを細かく分解すると、今何をするか?
ということに収束します。
今の行動が未来の結果を生み出すわけですから。
僕も来年の年末に、一年間やりきったー!と気持ち良く年を越せるよう、今日からまた自分の100%コントロールできる行動に集中していこうと思います。
今日の話があなたの普段の生活に、来年の目標設定の際に、少しでも役立てば嬉しいです^^
PS.
だから自分の子供にも結果だけにこだわるのではなく、それまでの行動や振る舞いに集中できる人間になってほしいなーと思っています。
自分が親なら子供の結果を褒めるのではなく、結果に至るまでの過程や振る舞いを褒め、自分が誰かの上司や教師なら、部下や生徒の成果ではなくプロセスを褒める。
そういったことが自然とできる大人になりたいですね^^
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
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好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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