- 2016/09/06
- writer: Moto
『雪降ってます!』
標高4200m、カシミア生産者の家から
おはようございます。
引き続きカシミア山羊に会いに来ている
Natural LoungeのMotoです。
(このメルマガを配信するときはベースの町に戻っていますが
記事は現地で書いています。)
夕方到着した念願のカシミア山羊生産者の家。
インターネットはもちろんありませんが
この地域は電気が18時から23時までしか使えない
ということで、慌ててメルマガを書いています。
日常的に1日のうち6時間しか電気が使えないなんて
日本では考えられませんが
今日ここに来るまでの道のりを考えれば納得です。
(と言うより、電気が通っていることの方が驚きです)
今朝7時に宿泊先を出て
この村に着いたのが午後3時。
片道8時間,
悪天候の中ひたすら車は山道を走り続けました。
途中雪が降っていましたからね。
やはりすごい場所にカシミア生産者は住んでいます。
また詳しい内容や写真はお届けしますが
今来ている村、宿は3年前にも山崎と、ノリと来た思い出の地で
今日も標高5360mの地点を越えてここに辿り着きました。
3年前、僕はこの部屋で高山病にかかって倒れていたんです。
当時はもう日本には帰れないと悶絶しかかっていましたが
今日は前回と違い僕一人なのでなんとか気張って耐えています。笑
改めて、今僕はカシミア生産者の家にいますが
山羊たちは放牧に出ているのでまだ再会は果たせていません。
もう1時間もすれば山から戻って来ますが
早くあのフワッフワのカシミア山羊に触りたくてうずうずしています。笑
ただ正直ここに辿り着くまでは生産者に会えるのか
少なからず不安がありました。
生産者が移動していてこの場所にいなかったらどうしよう・・・
今回1週間を目処にデリーからカシミア生産者に会いに来ていますが
ここにいなければ日程的に他の場所を探しに行く時間はありません。
実質今日が最後のチャンスだったんですよね。
まだ再会したわけではありませんが、
僕が具合悪くならない以上100%、数時間後には会えそうなので
少しホッとしています。笑
ここ数日、目の前で起きる出来事が多すぎて
うまくメルマガにまとめきれていませんが
今後まとめる買付日記や写真集から
少しでもあなたにインドラダック産カシミアの魅力が伝われば
嬉しいなと思います。
最後に全然話は変わりますが
今いる場所の環境がすごくて、
ここにいる自分にすごく違和感があります。笑
今夜はシャワーも浴びれなさそうですし、
電気もないのでロウソクの灯で夜を過ごしそうです。
昔はこういうところでは心細くて寝れなかったのに
気がつけばどこでも寝れるほど図太くなってしまいました。笑
一人ウルルン滞在記をしているような気になっていますが
しっかりこのあとカシミアに再会したいと思います。
それではちょっと早いですが待ちきれないので
外でカシミアの帰りを待ちたいと思います。
ちなみにすっごい寒いです。
持ってくる服違えました。笑
それでは、今日も1日頑張りましょう!
インド・ラダック5日目のブログはこちらです。
コメント
「『雪降ってます!』」への3件のフィードバック
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Profile
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
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Motoさん、スゴイッ!!!!!!!
火曜、木曜のvividなレポート、すっごく楽しみにしています。高山病は訳も分からず苦しいですよね。なりやすい人となりにくい人とがいるみたいですが、なりやすい人はどうもminorityらしいですね。標高1000米くらいのMexico Cityで初めて体験しました。20人ほどのグループで私とアメリカンの男の子だけが頭痛、喉の腫れで唾を飲み込むのも痛い、を経験しました。他の人たちは全然なんともないのに。今レポートを読ませていただいていると、5000米とか富士山並みの所で、さぞかし大変だろうなーと驚きと感動です。
カシミアやぎを抱けるなんてなんと素晴らしいことでしょう! あの幸せの感触ブラス生命の暖かさなんですね。きっと和毛の猫ちゃんを抱くよりさらに幸せなんだろうなと思います。
山崎さんの前の写真アルバムも謙遜されているけれど、とても良かったですね。でもこれだとMotoさんが次に出すのが大変なのではとちょっと要らぬ心配をていました。
どうぞ体調及び危険に気をつけて良い旅を!1
コメントありがとうございます。
ブログも楽しく読んで頂けていればそれほど嬉しいことはありません!
あ、僕と同じで高山病かかりやすいんですね。
頭痛、吐き気、あの苦しみをわかりあえるなんて。涙
少数派同士いつか高山病について語り合いたいくらいです。笑
カシミア山羊、もうフワフワで今まで触ったどんなものよりも柔らかです。
特に標高も高く寒い場所なので一度抱っこすると温かくて離れたくありません。
山羊は少しでも早く逃げたそうですけどね。笑
山崎の写真そうなんですよ。よくわかっていただいています。
これから載せるのに、良いとこの写真を先にアップされて
もう載せる写真ないです。苦笑
また今回撮っているものもお届けしますので楽しみにしていてください。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます!
Moto
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