- 2014/07/26
- writer: 山崎拓
『生き抜く力の育て方』
From 山崎拓
安曇野の自宅より、、、
先日お客さんがお店に来て
お客さん同士で仕事の話をしていました。
女性の方で
2人で盛り上がっていたので
僕は直接話をしませんでしたが
話を聞いていると
一つのことを長く続けられず
スグに仕事を変えてしまう。
今の仕事に不満を持っているようでした。
もしあなたも一つのことを長く続けるのが苦手・・・
スグに飽きてしまう・・・
仕事をスグに辞めてしまう・・・・
そんな傾向があるのであれは
今日の話が何かのヒントになればと思います。
かつて僕はなかなか一つのことを
続けることができない人間でした。
3歳から始めたバイオリンは
小学5年で転校をきっかけに辞めてしまいましたし、
小学校中学年で始めたサッカーは
小学校卒業と共に辞めてしまいました。
中学でスラムダンクに影響されて
バスケットを始めましたが、
高校でバレーボールも始めてしまい、
中途半端に・・・
勉強も文系も理系も
色々な分野に手を出しましたが
大学卒業まで一貫して学んだ
テーマというものはありません。
昔はこのことがとてもコンプレックスでした。
なぜなら
一つのことを長く続けている人は
本当に凄いと思っていましたし、
これからの時代は特定の分野に特化した人が
生き残っていく時代だと思うからです。
今は色々と思考錯誤した結果
自分なりのやり方で
一つのことを長く続けることが
できるようになりました。
その方法をあなたにもシェアしたいと思います。
これに関する転機は社会人になってからでした。
社会人になると
嫌でも仕事が常に自分の生活と関わってきます。
そんな中で、誰しも一度は考えるのが
「この仕事を一生やっていけるか?」
「この会社にずっと勤めるのか?」
会社に入り、ある程度経ってから
僕もこれを考えるようになりました。
あなたも一度は考えたことがあると思います。
会社員になると特に新人の内はやりたくない雑用や
つまらない単純作業などもこなさなければなりません。
そんな日々が続くと
仕事を変えようかな〜とか
自分にはこの仕事は合っていないのではないか?
などの考えが頭の中を巡ってきます。
隣の芝生は青く見える
と言いますが、
まさに他の場所は美しく輝いていて
自分が今いる場所は
暗く淀んでいるイメージを持ってしまいます。
ですが、実際は青く見えるのは幻想で
どこに行っても結局同じ結果になります。
(僕自身もアルバイトを含め
いくつかの業種を経験しましたが
実際は青くなかったです 苦笑)
なぜならその原因は環境などの
外部にあるのではなく
その人の内側にあるからです。
ただ、僕は自分自身の内側を
スグに変えるのは簡単ではないと思っています。
一昔前から日本では自己啓発ブームが起こり
「まずは自分自身を変えろ」
「いいことにも悪いことにも全てに感謝」
「捉え方次第」
「ポジティンブな言葉を使えばそれが現実になる」
といったようなフレーズが溢れかえっていて
精神論に行きがちになります。
でも精神論だけで解決するのは
とても難しいと思っています。
ではどうやってその状況を打破するのか?
それには3つのプロセスが必要になると考えています。
1.今、自分自身が置かれた環境でベストを尽くしトップになる
どんなつまらないと思う仕事であっても
手を抜かず、本気で取り組む。
そしてその仕事を任せたら
他に替えになる人がいないという状況までやる。
ここは本当に辛くてしんどいです。
何度も辞めようと思うこともあるはずです。
でもここをすっ飛ばして次に繋げるのは
難しいと思います。
(ここは少なくとも3年〜5年は覚悟するべきだと思います)
成果が出ると色々な仕事を任されるようになります。
そうすることでどんなことが自分に合っていて
どんなことが自分に向いていないか分かってきます。
何よりも自分に自信が付きます。
2.スキルにフォーカスする
今やっている仕事はどんなスキルを高めることに繋がっているのか?
そのスキルは今後も需要があるか?
そのスキルは供給が少ないか?
そのスキルはお金を生むことができるか?
そのスキルは時代や環境に左右されないか?
こういった観点で今の自分の仕事が
どんなスキルを育てているのか、
確認していきます。
スキルは一度身につけたら無くなりませんし
投入した時間によってそのレベルは上がっていきます。
もし脈がないようであればこの時点で
キャリアを変えるのはありだと思います。
(僕はこのパターンです)
キャリアを変えても
仕事への基本的な取り組み方
アプローチの仕方
問題解決
時間管理など
今までの経験が活かされます。
何度も泥を飲んだ経験もしていますし
成功体験も十分にあるので
多少の困難は問題になりません。
逆に今の仕事が
これらの条件を満たしているのであれば
それをもっと伸ばしていけば間違いありません。
3.自分が得意なこと、好きな分野に集中する
スキルにフォーカスしたらそれを
一生追求できるか?が重要になります。
いくら優れたスキルを手に入れることができても
嫌いなことを続けることはできませんし
また途中で行き先を変えることになってしまいます。
もしそのスキルが自分の得意なことで
好きなことで
一生高めていけるということが分かれば
もう続けない理由はありません。
自然にやり続けることで
どんどん、どんどんそのスキルは磨かれていきます。
そしてあなた自身の生き抜く力が自然に育っていくはずです。
大事なことは
目先の給料だとか
待遇が良さそうだとか
仕事がラクそうだとか
通いやすいとか
そういうことは全て無視することです。
そうではなく自分自身を高めるスキルに集中する。
そうすれば
3年後5年後10年後は
給料も良く
待遇も良く
仕事も生き方も
自分で選択できる状態に近づくはずです。
少し長くなってしまいましたが
参考になれば嬉しいです!
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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