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一流の日本人を目指して

with-the-aim-of-leading-japanese



From 山崎拓
東松本のスタバより、、、


定期的にお客さんが持ってきてくれるある新聞があります。

それは、みやざき新聞というのですが、
かれこれ、一年近く読ませていただいています。



僕は新聞やテレビをほとんど見ないのですが、
この新聞だけはいつも面白く楽しく読ませてもらっています。



普通、新聞といえば、ニュースがメインですよね。



でも、このみやざき新聞の内容は、ニュースはほとんどゼロです。


じゃあ何が書いてあるのか?

というと、ある特定の分野で活躍している方のストーリーが非常に多いんです。



ただ、出来事の羅列や記述ではなく、
それぞれ個性ある人たちの生き方や考え方が見て取れるので
とても刺激を受けるし、学ぶべきところがたくさんあります。



そして、今回いただいたものからも
素晴らしい学びを得ることができました。



というより、読んでいて自分に置き換えた時に
なんだか恥ずかしい気持ちになりました。



俺、できてねーなー・・・・と 笑




どんな内容が書いてあったかというと、、、




ある小冊子を読んだ何人かの高校生の話です。
その小冊子の名前は「一流の日本人を目指して」というタイトル。


以下、みやざき新聞より抜粋


ーーーーーーーー

開新高校空手部主将の大田君。

彼は全国大会出場チームの主将としての苦悩を吐露していた。

「チームが思うような方向にいかないことで悩んでいました。
こんなきついことがかるのかというくらいどん底を味わいました。



『なんで自分だけこんな思いをしなければならないのか』と。


でもこの本にあるように、逆境は強い人にしか与えられない。
つらいときには伸びるための絶好のチャンスなんだ
と思えば、

『よしやってやろう』

という気持ちになりました。



同じく一年生の福田君は


「一隅を照らす」


という章を読んで、
「この言葉はどんなに小さなことでも、
その中には自分を鍛えてくれることが必ずあるから、できる限りの努力をしろ、
という意味だと知り、今までやってきた掃除や挨拶の大切さを改めて感じました」
と綴っていた。


彼はこれまで掃除は次に使う人のために、
ほこりひとつ残さぬよう隅々まできれいにしていた。

挨拶は相手に気持ち良くなってもらうために、
相手の目を見てすることを心がけてきた。

その彼がこう言っている。

「しかし、この本を読んでこのようなことは誰かのためにすることではなく
すべて自分に返ってくることであると気付きました。

そういう行為を積み重ねることで自分が磨かれていくんだと。

最高の自分を発揮するためには小さいひとつひとつのことに
真摯に向き合っていくことが大切なんだと思いました。



次は、稚内高校野球部1年生の小板谷君。


「中学生の頃、野球部の主将をやっていました。

一年間で全ての部員が成長していましたが、
それぞれの成長度合いが違っていました。

その基準は素直さにありました。

他人の指摘を素直に受け入れられた人は一目でわかるほど成長していました。

しかし、他人の意見を聞こうとしない身勝手な人は
成長の度合いが小さかったんです。

自分にこのような経験があったので、この本の中の
『成長は素直さに比例する』という言葉が強く印象に残りました」



2年生の矢部君の心に残った章は
「頭の偏差値より心の偏差値を」だった。


「・・・いくら頭が良くても挨拶ができないと社会に出ても通用しないと思います。

私が元気にあいさつしても返事をしない大人や狭い歩道で道を譲ってあげたときも
お礼も言わず通り過ぎる大人がいるから、
挨拶もできない子供が増えていくんだと思います」



そして、一年生の北辻君が選んだ章は

「日本精神」

という章。


「この本には日本精神とは忠誠心が驚くほど強く、
何事にも積極的であることと書かれていますが、
今の日本人とかなり異なるところがあると感じました」




看護師を目指している一年生の岩出君は


「この本を読んで気づいたことがあります。

それは立派な看護師になるには
『一流の日本人になる』必要があるということです」


など、
大人に警鐘を鳴らしているような感想にハッとさせられた。

ーーーーーーーー



この記事を書いた記者さんじゃありませんが、
ハッ、
どころではありません。


ガツーン!!!
とやられた感じです 笑


高校生ですよ??
すごくないですか?


僕が高校生のときにはこんな言葉は
どう間違っても出てきませんでした 笑


そして、彼らのように
当たり前のメッセージを素直に受け止めることができる感性が
素晴らしいなーと思います。



僕のように中途半端に年をとると
素晴らしいメッセージや心の琴線に触れるような言葉もスーーっと
抜けていくことがありますからね 笑


高校生たちに一流の日本人とはどんな人であるか教えてもらいました。



まずは僕ら大人が子供たちが目指したくなるような人間にならなければなりませんね。



さて、今日も「一流の日本人」を目指して頑張りましょう!





PS.
世の新聞やテレビも悲観的な戦争や災害のニュースばかり報道しないで、
こういったインスピレーションを与えられるような記事をもっと増やせばいいのに、と思ったりします 笑




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Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2016.06.29

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