- 2026/02/10
- writer: Moto
「昨日、大事件が起きました。日本、帰れないかと思った話」
インド・デリーから
ナマステー。
Natural LoungeのMotoです。
昨日のことです。
今回のインド買付の中で、これまでの海外経験を振り返っても、間違いなく一番焦る出来事があったんです!
これまでアメリカ、メキシコ、キューバ、ヨーロッパ、中東、アジアと、いろいろな国に行ってきました。
多くはリュックひとつでの移動。
バックパッカーというほどではありませんが、いつも同じリュックを背負い、最低限の荷物で海外を行き来してきました。
インドでの買付も、もちろん同じスタイル。
日本に帰国した際、入国審査で「荷物、少ないですね」と怪しまれた事があるくらい、持ち物はほとんど変わりません。
そのリュックの中で、何より大切にしてきたものがあります。
パスポートです。

(日本を発つ前に中部国際空港で撮った写真)
空港のベンチから立つとき。
飛行機の乗り降り。
ホテルのチェックイン。
どんな場面でも、パスポートだけは必ず意識して確認する。
それはもう、長年の習慣。
だから今まで、一度も失くしたことはありませんでした。
昨日までは・・・
昨日も、いつも通りパスポートをリュックに入れて取引先へ向かいました。
その日は珍しくデリーは雨。
駅を降りる頃には雨足も弱まり、小走りで取引先に向かいました。
普段はほとんど走らないのですが。
そして10分ほど走った頃。
急に背中が軽くなったような感覚があり、同時に後ろで物が落ちる音がしました。
振り返ると、リュックのチャックが開き、中身が道に散乱していました。
新品の手帳は泥だらけ。
PCは地面に落ち、傷がついています。
「最悪だ・・・」
そして、泥だらけになったものを拾いつつ、確認していきます。
PCはある。
ファイルに手帳も大丈夫。
あと貴重品入れも・・・
え?一瞬頭が真っ白に。
パスポートを入れていた貴重品入れが見当たらない!
その場に落ちていたものはすべて拾ったはずなのに、ない。
何度探しても、やっぱりない。
その瞬間、今まで感じたことのないような感覚で、血の気が引きました。
中には現金とクレジットカードも入っています。
盗られたのか。
走った拍子に落ちたのか。
現金は最悪諦めるとして、カードは止めればなんとかなる。
でも、パスポートだけは・・・
明後日、日本に帰れない。
しかもここは、人通りの多いインドの道端。
誰かに拾われていたら、戻ってくる可能性はかなり低い。
インドでのこれまでの経験があるからこそ、この状況がどれだけ絶望的か、嫌というほど分かりました。
正直、もう戻らないだろうなと思いながらも、わずかな望みをかけて、来た道を引き返しました。
幸い、駅で一度確認していたので、落としたのは駅から取引先までの間だということは分かっていました。
雨に濡れながら、戻って、戻って。
それでも見つからない。
駅が見えてきた時、「ああ、やっぱりないか・・・日本大使館は週末でやってないし・・」
日本への帰国を諦めかけた、その時です。
道端に、泥まみれの布のようなものが落ちていました。
一瞬、自分のものだとは思えないほど汚れていましたが、念のため近づいてみました。
それが、僕の貴重品入れでした。
慌てて中身を確認すると、パスポートも、カードも、現金も、すべてそのまま。
その時の安堵感は、今でもうまく言葉にできません。
その後、取引先でこの話をしたら、「それは本当にラッキーだよ」とインドの人にも言われました。
インド人ですら、普通なら戻ってこないと言う場所での出来事。
今思えば、取引先に到着する前に、PC達が道に落ちなければ、気付かずに何時間も過ごしていたかもしれません・・・
昨日のことなのに、今思い出しても少しドキドキします。
ご先祖様が、おいMoto!ちょっと待てい!とリュックを開けてくれたんじゃないかと思うほど。
奇跡的なタイミングと、発見になりました。
今回の買付で起きた、一番大きな事件。
そして、これまでの海外経験の中でも、間違いなく一番焦った出来事でした。
(当分トラウマになりそうです。笑)
それでは今日も一日頑張りましょう!
ナマステー。
Natural LoungeのMotoです。
昨日のことです。
今回のインド買付の中で、これまでの海外経験を振り返っても、間違いなく一番焦る出来事があったんです!
これまでアメリカ、メキシコ、キューバ、ヨーロッパ、中東、アジアと、いろいろな国に行ってきました。
多くはリュックひとつでの移動。
バックパッカーというほどではありませんが、いつも同じリュックを背負い、最低限の荷物で海外を行き来してきました。
インドでの買付も、もちろん同じスタイル。
日本に帰国した際、入国審査で「荷物、少ないですね」と怪しまれた事があるくらい、持ち物はほとんど変わりません。
そのリュックの中で、何より大切にしてきたものがあります。
パスポートです。

(日本を発つ前に中部国際空港で撮った写真)
空港のベンチから立つとき。
飛行機の乗り降り。
ホテルのチェックイン。
どんな場面でも、パスポートだけは必ず意識して確認する。
それはもう、長年の習慣。
だから今まで、一度も失くしたことはありませんでした。
昨日までは・・・
昨日も、いつも通りパスポートをリュックに入れて取引先へ向かいました。
その日は珍しくデリーは雨。
駅を降りる頃には雨足も弱まり、小走りで取引先に向かいました。
普段はほとんど走らないのですが。
そして10分ほど走った頃。
急に背中が軽くなったような感覚があり、同時に後ろで物が落ちる音がしました。
振り返ると、リュックのチャックが開き、中身が道に散乱していました。
新品の手帳は泥だらけ。
PCは地面に落ち、傷がついています。
「最悪だ・・・」
そして、泥だらけになったものを拾いつつ、確認していきます。
PCはある。
ファイルに手帳も大丈夫。
あと貴重品入れも・・・
え?一瞬頭が真っ白に。
パスポートを入れていた貴重品入れが見当たらない!
その場に落ちていたものはすべて拾ったはずなのに、ない。
何度探しても、やっぱりない。
その瞬間、今まで感じたことのないような感覚で、血の気が引きました。
中には現金とクレジットカードも入っています。
盗られたのか。
走った拍子に落ちたのか。
現金は最悪諦めるとして、カードは止めればなんとかなる。
でも、パスポートだけは・・・
明後日、日本に帰れない。
しかもここは、人通りの多いインドの道端。
誰かに拾われていたら、戻ってくる可能性はかなり低い。
インドでのこれまでの経験があるからこそ、この状況がどれだけ絶望的か、嫌というほど分かりました。
正直、もう戻らないだろうなと思いながらも、わずかな望みをかけて、来た道を引き返しました。
幸い、駅で一度確認していたので、落としたのは駅から取引先までの間だということは分かっていました。
雨に濡れながら、戻って、戻って。
それでも見つからない。
駅が見えてきた時、「ああ、やっぱりないか・・・日本大使館は週末でやってないし・・」
日本への帰国を諦めかけた、その時です。
道端に、泥まみれの布のようなものが落ちていました。
一瞬、自分のものだとは思えないほど汚れていましたが、念のため近づいてみました。
それが、僕の貴重品入れでした。
慌てて中身を確認すると、パスポートも、カードも、現金も、すべてそのまま。
その時の安堵感は、今でもうまく言葉にできません。
その後、取引先でこの話をしたら、「それは本当にラッキーだよ」とインドの人にも言われました。
インド人ですら、普通なら戻ってこないと言う場所での出来事。
今思えば、取引先に到着する前に、PC達が道に落ちなければ、気付かずに何時間も過ごしていたかもしれません・・・
昨日のことなのに、今思い出しても少しドキドキします。
ご先祖様が、おいMoto!ちょっと待てい!とリュックを開けてくれたんじゃないかと思うほど。
奇跡的なタイミングと、発見になりました。
今回の買付で起きた、一番大きな事件。
そして、これまでの海外経験の中でも、間違いなく一番焦った出来事でした。
(当分トラウマになりそうです。笑)
それでは今日も一日頑張りましょう!
コメント
Profile
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
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2018年 (362)
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