『嫌な奴からの』

2015/09/29
writer： Moto
- ナチュラルライフ

インド、デリーより

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

昨日は山崎の33才の誕生日でした。
出会った時は22才だったので
大分良い年になってきたなと人ごとの様に思っています。

ちょっと今日は個人的な話をさせてもらいますが

山崎と初めて出会ったのは、
以前勤めさせてもらっていた会社の入社式の時でした。
山崎は学年としては僕より一つ上なのですが、
初めて会った時の印象は・・・・

偉そうなやつだな

人の事を “ やつ “ とか言っている時点で
僕も相当生意気だったのですが、
正直な話、入社してから2,3年はそこまで仲良くなかったと思います。笑

これは今でも覚えているのですが
入社してすぐに、なんで働くのか？という話を山崎とした事がありました。
僕は真っ先に

お金を得るためだよ。それだけ。

と答えました。
そこに当時から熱くて僕に対して若干上から目線の山崎が
そんな考えじゃダメだ！！
と説教してきたんですね。

“ 出来過ぎ君 ” かお前は

嫌な奴と同期になったな。
というのが当時22才だった僕の山崎に対する印象でした。笑

僕がそう思っていたという事は
山崎も僕の事を生意気なやつだと思っていたと思いますが
出会った頃の印象はそんなに良くなかったんですね。

自分で書いているのに、
ここまで読んでみると、僕がダメですね・・・笑

で、その後お互いに社会に揉まれて
良いとき、悪いときあったわけですが
理解し合いながら少しずつ仲良くなっていきます。

そして山崎本人は知りませんが
僕が彼を信頼するキッカケになった出来事があったんです。

それは、当時僕が部署異動して新しい部署で
コテンパンにやられていた時の事です。
部署が変わるまではどちらかというと得意の感覚の仕事だったのが
異動してからは、数字、データ、分析、電気。
僕が苦手なものがズラッと並んでいた訳です・・

そしてある日、
たまたま直属の上司と山崎と3人で飲みにいった時に

つかえねーんだよ！お前は！

と僕は上司にぼろくそに言われたんですね。笑
（可愛がってくれていたので上司の気持もわかります）

当時の僕は何も言い返せなかったのですが
突然、山崎が怒って僕の上司に食ってかかったんですよ。

もちろん山崎にも立場があるので
思いがけない彼の反応にビックリもしましたが、
僕をかばってくれている山崎の姿が嬉しかったですよね。
そしてその時、心から良い仲間を持ったと思いました。

山崎が当時どう思っていたかは知りませんが
この出来事がキッカケで僕は山崎を信頼する様になりました。

ここまで読むと、
僕は良いところが全くありませんね。笑

これが20代半ばの話で、
それからも喧嘩したり、飲んで騒いだり
色々した結果、
今は嫌だった奴と一緒に仕事をしています。笑
人生何があるかわかりません。

山崎はもうちょっとでお父さんにもなりますが、
公私ともにこれからも切磋琢磨して
お互いに成長していければと思います。

今日は個人的な話でしたが
最後まで読んでもらい有り難うございました。

それでは今日も一日頑張りましょう！

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。