- 2015/09/23
- writer: 山崎拓
『モチベーションが上がらない本当の理由』
先日、友人からある相談を受けました。
彼は今サラリーマンをしているのですが
いずれ独立して起業したいとのこと。
今はそのために準備しているけど、
中々前に進めなくて悩んでいる。。。
「どうすれば拓みたいにいつもモチベーション高く仕事できるの?」
「物事を前に進める意志力はどうやったら湧いてくる??」
彼がそんな質問をしました。
「いや、俺だっていつも高いわけじゃないよ」
「だいたい意志なんてめっちゃ弱いし」
えっ?そうなの 笑
彼は意外そうでしたが、実際にはホントそんなもんです。
もちろん、自分で好きで始めた仕事なので情熱はありますし、
それを実現するための意志だって少なからずあります。
でも毎日毎日そのモチベーションをずっとキープし続けられるか?
といったらそんなことはありません。
いい時もあれば悪い時もあります。
本当はそんなことに一喜一憂している暇はありませんが
それでも人間、多少の上がり下がりというものはあるものです。
意志の力に関してだって、いつも自分を完璧に律しているか?
といえばそんなことはありません。
ついやるべきことを先延ばしにしてしまったり、
サボってしまったり・・・
まあこのメルマガはMotoやノリにも筒抜けなので
この辺にしておきますが 笑
とはいえ、確かにモチベーションがいつも低かったり
いつも意志が弱い状態では何も物事を進めることができないのも事実です。
そこで彼にアドバイスしたことがあります。
意志の力に頼らない
それは自分の意志の力だけでなんとかしよう、というのを止めることです。
僕も昔、彼と同じようにサラリーマンの頃から
起業について考えたり、勉強していました。
でもまさに彼と同じで中々自分で決めたことを前に進めることができませんでした。
そして、そのできなかったことに対して、
また今日もできなかった、明日こそ・・・
今日もダメだ。。。なんて俺は意志の弱い人間なんだ・・・
こんなんじゃ起業するなんて無理かも・・・
そんな自分ができなかったことに対する罪悪感で
さらに行動にブレーキがかかり、ネガティブな感情でいっぱいになり
どんどんモチベーションが下がっていきました。
でもこれじゃだめだ!ということで
僕がやったことは、
「とにかく周りの人に起業宣言をする」
ということをやりました。
家族や友人はもちろん、会社の同僚まで。
(僕の場合は自分の結婚式で宣言したりもしましたが、
会社にまで広げると結構もめたりするので
時と場合によりますが 笑 )
そうすると、
しばらくするとこんなことを言われるようになります。
「あれ、いつ会社辞めんの?」
「まだ店やってないの?」
「やっぱそんなもんだよな」
初めのうちは
「いやもうちょっとだけね・・・」
「もうすぐはじめるよ・・・」
「・・・・・」(うるせー見てろよ!)心の中で 笑
なんてかわしていましたが、
周りの方からそんなことを言われるようになるので
もうやらざるを得ません。
できなかったらめちゃめちゃ恥ずかしいし、悔しいし、
小さな自尊心を守るために全力で行動するようになります。
もう一つは、
『金銭的な余裕を無くして自分を追い込む』
ということです。
人間どうしてもお金が当たり前のように入ってくる状態だと
危機感や切迫感が薄れます。
強制的に行動をさせるためには
お金を失くしてしまう、もしくは負債を抱えて
働かなければ死んでしまう!くらいの状態にするしかありません。
実際僕らも当初はアルバイトをしながら仕事をしていましたし
金銭的な余裕は一切ありませんでした。
少し強烈な方法ですが、
モチベーションがどうのこうの、
意志がどうのこうの、
なんて言っている場合ではなく、やるしかありませんから、
とても手っ取り早いです 笑
情熱があるか?
最後は
『やろうとしていることに情熱が傾けられるか?』ということ。
いくら周りからの強制力を使ったり
金銭的な切迫感を働かせたりして
やらざるを得ない状態にしてもそれだけだと不十分です。
それだけだと結局
見栄のためにやるだとか、
お金儲けのためにやるとか、
それだけで進んでしまうと
間違った方向にいってしまう可能性があると思います。
一番大切なのは
その仕事に対して燃えるような強い情熱があるか?
ということ。
どんなにしんどくても
どんなに儲からなくても
それに勝るほどの強い想いがなければ、
きっとずっと走り続けることはできないと思います。
特に起業当初なんて上手くいくはずはありませんから
そこでまず心が折れます 笑
そしてそんなことは日々当たり前のように起こります。
きっとそれを続ける限り永遠に続くでしょう。
でもそんな状態でも前に進むことができるとしたら
それはその仕事が好きで、達成したい夢があって
たどり着きたいゴールがあるからこそです。
多少モチベーションが下がるときがあっても、
多少意志が弱くても、
前を向いて歩き続けることができる本当の理由は
「その仕事に対して燃えるような情熱があり、
命を賭けてまで達成したいことがある」からです。
彼はまだ自分がどんなことをしたいとか、どうなりたいとか、
その辺が不明確だったので。
そりゃモチベーション上がらんわ 笑
ということに落ち着きました。
あなたも日々色々な問題が起こり
モチベーションが下がってしまうことがあると思います。
(僕なんて生きているだけで
モチベーションが下がるときがありますからね 笑)
でもそれはごく自然なことで
それで自分は意志が弱いと責める必要はないと思います。
それよりも意志の力を使わないにはどうしたらいいか?
考えるほうが意外にうまくいくことも多いはずです。
今日の話があなたにとっても何かの参考になれば嬉しいです^^
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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