『記憶に残る夏の風物詩』

2015/08/16
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

このお盆の期間、
毎年見に行くのが地元安曇野の花火大会です。

長野県では諏訪湖の花火が有名ですが
個人的には安曇野の花火も負けず劣らず
とても見ごたえがあると思っています。

何よりも自宅から歩いて数分で鑑賞スポットに行けるので、
その手軽さも毎年行っている理由です^^

今年は仕事終わりで途中からしか見れませんでしたが
それでも十分堪能することができました。

安曇野の花火は普通の花火大会とちょっと違い、
花火毎にアナウンスが付いていたり
音楽と一緒に花火を打ち上げたりするのですが
これが個人的には結構好きです。

アナウンスは女性の方の声なのですが
声のトーンや声質が
田舎町の花火大会の雰囲気にマッチしているので
聞いていて落ち着きます　笑

このアナウンスもただ喋るだけでなく
その花火一つ一つに込められた花火師の思いなど
ただ見ていては分からない背景情報なども伝えてくれるので
より、一発一発の花火に感情移入しながら見ることができます。

さらに音楽とのコラボレーションでは
花火に合わせて様々な音楽を組み合わせて打ち上げるので
ただ花火が上がるよりも
耳から入る音楽によって感情が刺激されます。
（音楽によっては花火の華やかさと相まって感動し
涙が出ることもあります）

メインである花火の良さを、より伝わりやすくするために
アナウンスであったり、音楽をうまく活用しているのです。

俺の花火はすげーんだぞ、見てみりゃ分かる！
ドーーン！！

ではなく。

私の花火はこういった想いで、こんなこだわりを持って作りました。
そのイメージを音楽に乗せて打ち上げます。
ぜひ音も感じながら見てください！

どっちがより見る人に伝わるか、記憶に残るか、というと明らかに後者です。

実際に安曇野の花火を見た後は、嫁とどの花火が良かった？なんて話をしますが
普通の花火大会では「どの花火が良かった」なんて特定はまずできません。
なんとなく全体的に良かったよね～とか、最後が良かったかな～？
程度の記憶になります。

でもアナウンスや音楽と一緒に花火を見ていれば
それぞれの花火の特徴が明確に分かれるので、記憶にも残りやすく
見た後でそんな会話もできるわけです。

運営者側も色々と工夫されているな～と関心します。

そして、このことは僕らの日常のコミュニケーションでも
同じように使うことができます。

何かを相手に伝えたい時、
相手により伝わりやすくするためにはどうしたらいいか？
そう考えると色々と工夫ができます。

言葉だけでなく写真や図を使ってみる。
映像だけでなく言葉や音楽を使ってみる。
画像だけでなく文字や匂いを使ってみる。

人間は五感で感じる生き物ですから
伝わりやすくするために
複数の手段を組み合わせることはとっても効果があります。

お盆の時期は家族とのコミュニケーションが増えると思いますが
そんな身近な環境でも使えるテクニックだと思います。

そんな伝え方をしたメッセージは
僕がこの花火で感じたように
相手にとっていつまでも記憶に残る思い出になるかもしれません　笑

お休みは今日までという方が多いと思いますが
いつまでも記憶に残るお盆を過ごせれば素敵ですね！

PS.
安曇野の花火は長野県内の方はもちろん、県外の方も楽しめると思います！
ぜひ来年のお盆は安曇野の花火も候補に入れてみてください^^

「『記憶に残る夏の風物詩』」への2件のフィードバック

匿名 2015年8月22日 11:47 午後

までも素敵な内容でした

いつも、ついつい最後まで、誘われるように読んでしまいます

こういう文章にも、音楽や映像が流れていたら、確かに心により入ってくるのを想像してしまいました

安曇野の花火、別の用事だったのですが、国道をを走っていました
混み方がすごく、引き返してきました

ここまでして、行きたくないなぁと思っていたのですが、
ここまでして、行きたいものだとわかりました

返信 ↓
1. 山崎拓 投稿作成者2015年8月24日 11:51 午前
  
  コメントありがとうございます！
  また、いつも読んでいただき、ありがとうございます。
  
  確かに国道の混み方を見てしまうと引き返したくなりますよね^^;
  
  ぜひぜひ来年はご覧になってください^^
  それだけの価値はきっとあると思います。
  
  山崎
  
  返信 ↓

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。