『自分たちで決める事が出来る』

2015/05/24
writer： Moto
- ナチュラルライフ

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

昨日のノリのメルマガは読んで頂きましたか？

釘が足に刺さった上に
鳥にフンまでされたそうです。笑

自分なら完全に頭に来て一人で釘と鳥にキレていると思いますが
ノリは鳥にフンをされて

運が良いと言っていました。

流石です。

でも僕がそう思う日は一生こないと思います。

では本題ですが
僕はアメリカに留学していた時ボランティアをしていました。

そのボランティア団体の活動は
アメリカに亡命してくる外国人の生活支援です。

僕達はあまり亡命と言ってもピンときませんが
政治的圧力や、人種差別、宗教上の理由から
世界中では日々自分の国から脱出する人が後を絶ちません。

家族や親戚を残して自分が生まれ育った土地を離れ違う国に行く。
そして彼らは2度とその場所に戻る事はできません。
言葉も通じない国で家族の事を思いながら生活する彼らと一緒にいると
何とも言えない感情が込み上げてきます。

日本では考えられない事ですが
自分たちの国の政治に対して批判を口にすることができない。
そして、それを正そうとする活動も大きな力によって弾圧されてしまう。
民意を聞く事もない国々ではもちろん選挙もありません。

彼らが自分たちの国に対して出来る事は
黙って従うか、逮捕される事を覚悟でデモを行う事です。
そしてそれが一歩間違うとテロなどに発展してしまいます。

自分の住んでいる街をよくしたい、
自分の生まれ育った国をよくしたい。
なのにそれをする事ができない。
同じ人間でたまたま生まれた国が違うだけなんですけどね。

最近毎日報道されているのであなたもご存知かもしれませんが
大阪の未来を担う大きな選挙が行われました。

結果はともかくとして、
こちらも自分たちの街をこれからどうして行くのかという
大阪にとっても日本にとっても大きな選挙だったと思います。

特に今回は結果も僅差だっただけに
一人一人の意思が結果に大きな影響を与えることになりました。

こういう話には色々な意見があると思いますが
僕が出会った亡命した彼らの事を思うと
こうして自分たちが意思表示できる機会がある日本は
まだ恵まれていると思います。

自分たちで決める事が出来る。

いつどんな決断を迫られるかわからないので
常日頃から、せめて自分の住んでいる街の事については
興味を持っていきたいですね。

今回の選挙報道を見ていてふと思ったので今日のメルマガに書かせてもらいました。

さて、これから東京に出張です。
日本の首都より、インドの首都に行く機会の方が多いですが
久しぶりの東京を満喫してきたいと思います。

それでは今日も一日頑張りましょう！

コメントを残すコメントをキャンセル

Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。