0

現在カート内に商品はございません。 ×

0

現在カート内に商品はございません。 ×

最高の教師は?



「お父さんいいなー」


どうして?


「お父さんは二つ手使えるでしょ。彩は片方しか使えないから・・・」


大丈夫だよ。
もうかなり治ってきているから、あとちょっとでまた前みたいに両手が使えるようになるよ。





2週間ほど前、上の5歳の娘が左肘を骨折しました。


奥さんの実家に帰っているときに従姉妹の子たちと遊んでいてパイプ椅子から落ちたそう 汗


当日はそれこそまるで世界が終わったかのようにギャンギャン泣いていました・・・


腕の痛みはもちろん、5歳の子からすると、それこそもう二度と手が動かせなくなっちゃうんじゃないか?という恐怖も感じたみたいで、こうした未来への漠然とした不安が大きかったんじゃないかと思います。


それからギブス生活が始まっているのですが、今まで当たり前のようにできていたことができなくなるということを娘もかなり感じているよう。





例えば、ご飯を食べる時も左手を添えることができないので、姿勢が悪くなりご飯をボロボロこぼしてしまったり、着替えが一人でできないので都度誰かに手伝ってもらったり、お絵かきの時に紙を抑えられないのでうまく書けなくなってしまったり、などなど。


大人からすると大したことないように感じることもたくさんありますが、子供にとってはどれも本当に大きなこと。普段五体満足でいられることのありがたさを子供ながらに強く感じているようです。


自宅では僕ら親がフォローしていますが、保育園では先生を始め、クラスの友達が娘の取り巻きをやってくれ、皆が色々手伝ってくれるそう。


こうしたことを通じて、周りの人たちの愛情や優しさも強く感じているみたい。


また、左手が使えない分、脚を使ったり、肘を使ったり、脇を使ったり、顎を使ったりして、色々と工夫している様子も伺えます。



こんな感じて娘の話を聞いたり、様子を見ていると、今回骨折をしてしまったことは決して喜ばしいことではないけれど、長い目で見たらとても良い経験ができているなーと感じます。



というのも、僕も同じような経験をしているから。
(実は僕も骨折は何回か経験済み^^;)


特にひどかったのが、大学四年の時にスノーボードのジャンプに失敗して骨折した時。


顔面血だらけで、右腕は焼けるような熱さ。
その時はなんと右手の軟骨が飛び出てしまっていました・・・


広島のパークに行っていて、山口に帰ってきたのは夜遅くだったので、この日はアパートで寝るしかなったのですが、腕は痛いし熱も出てきてうなされるしもう散々、、、


当時は山口県の大学に通っていたので、当然一人暮らし。


翌日さすがにこれは病院へ行ったほうがいいと思い、同じアパートに住んでいた友人に病院へ送迎してもらいました。


結果的に手術を受けることになったのですが、お金がなかったので、母親に電話して工面してもらいました 汗



なんとか手術は無事に終えましたが、術後は何ヶ月も包帯とギブス生活。


しかも僕の場合は利き腕である右手の骨折で、しかも腕だけでなく手の指も骨折してしまっていたので、右手右腕が完全に使えない状態・・・


トイレはなんとか一人でできましたが、お風呂には入れず・・・


たまに頭や顔を洗いたいと思った時にはこの友人に髪の毛と顔を洗ってもらっていました。
(ちなみに、相手は男です 笑)


経過を見るための病院への送迎もこの友人にやってもらい、骨折中はそれこそずっと面倒を見てもらったんですよね。


当時はもちろん、今思い返しても本当に助かったし、ありがたかったなーと。
(これについては自分の結婚式の友人紹介のエピソードでも話したほど 笑)


他にも、僕が骨折したのは卒論を発表する数週間前だったので卒論の仕上げも同じ研究室の友人達に手伝ってもらい、卒論の発表はギブス姿で行いました。


この時ほど普段当たり前のように五体満足でいられることのありがたさや周りの人たちの存在に感謝したことはなかったかもしれません。



当時は色々な意味でかなりキツかったですが、今思い返せばとても貴重な経験ができたなーと。


もちろん、もう骨折はこりごりですけど・・・



こういう自分自身の経験からも今娘が置かれている状況や感じていることなどもよく分かります。


なんならこういうことが分かるようになるためにあの時の出来事があったのかなーなんて思うほど。


きっと娘も数年後、十数年後には間違いなく、あの時骨折しておいて良かったなーと思えるはず 笑



やっぱり最高の教師は自分自身の経験。
これに勝るものはありません。



そして、娘の方ですが、今はおかげさまで痛みはほぼなくなり、骨も少しずつくっつき始めています。


以前のメルマガでお客さん達からもたくさんのご心配のメッセージや励ましの声をいただきました。
こうしたメッセージ一つ一つも本当にありがたいです 泣


もちろん、娘にもお客さんからのメッセージは伝えています。
きっとこういう暖かい言葉も早く治そう、良くなろうという原動力になると思います。






また完治した時にはこのメルマガでもご報告させていただきますね!





コメント

最高の教師は?」への2件のフィードバック

  1. Avatar匿名

    たいへんだったね。
    でも、なおるからだいじょうぶだよ。
    できないことはおねがいしてね。
    むりしないで、ゆっくりなおしてね。
    だいじょうぶ、みんなおうえんしてるからね。
    いのってます。
    はままつの、おとうさんのストールがだいすきなおばさんより♥

    返信
    1. Avatarnaturallounge.jp

      コメントありがとうございます!
      (浜松のHさんでしょうか?)
      今日仕事から帰ったらいただいたメッセージを娘にも伝えておきます。
      きっと娘も喜ぶはずです^^
      だいぶ良くなってきたのであとちょっとだと思います!
      応援、本当にありがとうございます!
      山崎

      返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2021.09.29

カテゴリーロゴ

メールマガジンに登録するとストールコーディネート、ファッション情報、NaturalLoungeの最新ストール情報をいち早く手に入れることができます!

お客様の声

のカスタマーレビュー
総合評価
星5つのうち

メールマガジン登録 メールマガジン登録