- 2021/06/01
- writer: Moto
桐生の織物♪
おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。
今朝は前回の続きで桐生へ出張へ行った時の話です。
前回のメルマガの後、群馬ってそんなに遠いんだ!!?と山崎もメルマガに書いていましたが場所にもよると思います。
ちなみに訪問した職人さんが、もう目と鼻の先は栃木県ですよと言ったのを聞いて、その時やっとそりゃ時間がかかるはずだと僕も納得しました。笑
下調べが少なすぎて今回は道に迷ったりもしたので、次回訪問時はもっとすんなりいければと思います。笑
さて、そんなすったもんだで始まった群馬出張。
僕たちのメルマガを読んで桐生市の場所をチェックしてくださった方もいたんじゃないかと思いますが、僕も改めて桐生について調べてみました。
ちょっと甲子園の学校紹介の音楽が流れている雰囲気でいきたいと思います♪
群馬県桐生市は、群馬県南東部にある人口約11万人の街です。
古くから養蚕、制糸、織物業が盛んで、西の西陣織、東の桐生織と言われたほど織物で栄えました。
東北各地の織物産地へもここ桐生から技術が伝えられたそうです。
(桐生織物記念館で館長さんから教えてもらってきました!)
現在、伝統的工芸品として桐生織の7つの技法が指定されていますが、徳川家康の関ヶ原出陣に際しては着物4,800着分の旗絹を献上し、その存在を全国へ轟かせたとのこと。
そんな織物の産地、桐生から生み出される製品は多様で、明治以降は世界各地へその品質の高い織物を送り出したそうです。
群馬県には世界遺産に認定されている富岡製糸場がありますが、桐生もまた絹製品の産地として繁栄したんですね。
(当時の建物が多く残りその文化は大切に保存されています。)
そして現在も桐生には高い技術を誇る生産者が数多くいて、伝統を守りながら様々な商品を日々生み出しています。
日本を代表する織物の産地桐生。
織物好きとしては是非一度は訪れたい街です。
いかがですか?
さらっと紹介させていただきましたが、実際に桐生を訪れた僕の感想も織物が盛んな街なんだなというものでした。
僕たちは今回コットンシルクストールを縫製してもらっている生産者さんを訪ねたのですがその生産者さんの家も代々織物産業に携わってこられたそうです。
今回職人さんのお母さんにもお話を伺うことができたのですが、戦後はサリーに刺繍をしてインドへ送っていた時代もあったんだとか。
急に親近感が湧いたことは言うまでもありませんが、この町で作られたサリーを当時インドの人たちがどう思って手に取っていたのか。
そう想像するだけでもワクワクするお話でした。
そして街を車で走っていても、織物に関連する会社の看板をよく見たり問屋さんがあったりと、やっぱり織物の町なんだなと感じたんですよね。
実際に職人さんの紹介で、織物工房や染色を手がけている会社も訪問することができました。
インドで今まで聞いてきたような機織の心地よい音を今回聞くことができたことも出張で良かったことの一つです。
急遽決まった出張がこんなに有意義になるとは思ってもいませんでしたけどね。笑
ただ、コロナ禍と言うことでゆっくりすることができなかったのが残念。
また落ち着いたら時間をかけて再訪したいと思います。
そんな訳であっという間の桐生出張となりましたが、今回不必要な行動はしないようにと現地へ行ったためいつものように写真がありません。
本当は写真と一緒にご紹介できたら良かったんですけどね。苦笑
それも次回訪問時の楽しみにしておきたいと思います。
ただ最後に1枚だけ。
企業秘密なんで・・・
と言われつつ一枚だけ写真撮影を許してもらいました。笑
桐生織は多様。
館長さんが言っていた言葉ですが、ネクタイや雛人形の着物、仏壇のリン布団まで桐生織は生活に身近なものまで様々だそうです。
もしかしたらあなたの身の回りにも桐生織があるかもしれませんね♪
それでは今日も一日頑張りましょう!
Natural LoungeのMotoです。
今朝は前回の続きで桐生へ出張へ行った時の話です。
前回のメルマガの後、群馬ってそんなに遠いんだ!!?と山崎もメルマガに書いていましたが場所にもよると思います。
ちなみに訪問した職人さんが、もう目と鼻の先は栃木県ですよと言ったのを聞いて、その時やっとそりゃ時間がかかるはずだと僕も納得しました。笑
下調べが少なすぎて今回は道に迷ったりもしたので、次回訪問時はもっとすんなりいければと思います。笑
さて、そんなすったもんだで始まった群馬出張。
僕たちのメルマガを読んで桐生市の場所をチェックしてくださった方もいたんじゃないかと思いますが、僕も改めて桐生について調べてみました。
ちょっと甲子園の学校紹介の音楽が流れている雰囲気でいきたいと思います♪
群馬県桐生市は、群馬県南東部にある人口約11万人の街です。
古くから養蚕、制糸、織物業が盛んで、西の西陣織、東の桐生織と言われたほど織物で栄えました。
東北各地の織物産地へもここ桐生から技術が伝えられたそうです。
(桐生織物記念館で館長さんから教えてもらってきました!)
現在、伝統的工芸品として桐生織の7つの技法が指定されていますが、徳川家康の関ヶ原出陣に際しては着物4,800着分の旗絹を献上し、その存在を全国へ轟かせたとのこと。
そんな織物の産地、桐生から生み出される製品は多様で、明治以降は世界各地へその品質の高い織物を送り出したそうです。
群馬県には世界遺産に認定されている富岡製糸場がありますが、桐生もまた絹製品の産地として繁栄したんですね。
(当時の建物が多く残りその文化は大切に保存されています。)
そして現在も桐生には高い技術を誇る生産者が数多くいて、伝統を守りながら様々な商品を日々生み出しています。
日本を代表する織物の産地桐生。
織物好きとしては是非一度は訪れたい街です。
いかがですか?
さらっと紹介させていただきましたが、実際に桐生を訪れた僕の感想も織物が盛んな街なんだなというものでした。
僕たちは今回コットンシルクストールを縫製してもらっている生産者さんを訪ねたのですがその生産者さんの家も代々織物産業に携わってこられたそうです。
今回職人さんのお母さんにもお話を伺うことができたのですが、戦後はサリーに刺繍をしてインドへ送っていた時代もあったんだとか。
急に親近感が湧いたことは言うまでもありませんが、この町で作られたサリーを当時インドの人たちがどう思って手に取っていたのか。
そう想像するだけでもワクワクするお話でした。
そして街を車で走っていても、織物に関連する会社の看板をよく見たり問屋さんがあったりと、やっぱり織物の町なんだなと感じたんですよね。
実際に職人さんの紹介で、織物工房や染色を手がけている会社も訪問することができました。
インドで今まで聞いてきたような機織の心地よい音を今回聞くことができたことも出張で良かったことの一つです。
急遽決まった出張がこんなに有意義になるとは思ってもいませんでしたけどね。笑
ただ、コロナ禍と言うことでゆっくりすることができなかったのが残念。
また落ち着いたら時間をかけて再訪したいと思います。
そんな訳であっという間の桐生出張となりましたが、今回不必要な行動はしないようにと現地へ行ったためいつものように写真がありません。
本当は写真と一緒にご紹介できたら良かったんですけどね。苦笑
それも次回訪問時の楽しみにしておきたいと思います。
ただ最後に1枚だけ。
企業秘密なんで・・・
と言われつつ一枚だけ写真撮影を許してもらいました。笑
桐生織は多様。
館長さんが言っていた言葉ですが、ネクタイや雛人形の着物、仏壇のリン布団まで桐生織は生活に身近なものまで様々だそうです。
もしかしたらあなたの身の回りにも桐生織があるかもしれませんね♪
それでは今日も一日頑張りましょう!
コメント
Profile
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
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