- 2021/01/22
- writer: 山崎拓
今月のおすすめ本!(「免疫力が10割」。コロナ対策に必見です!!)
昨年の年末と今年の年始。
例年に比べると外出も少なく、家でゆっくりと過ごす時間が長い年末年始になりました。
僕は普段は結構出不精なのですが、こと長期休みの日にはアクティブにいろいろな経験をしたいと思っているんです。
というのも、普段はやっぱり仕事ばかりしていますし、いつもだと2連休というのもほぼない 笑
なので、年末年始などの休みには家族と一緒に旅行に行くなど遠出する大きなチャンス!
なので、こういう時にはスケジュールもびっしりと埋めて常に何かしている!ということが多いんです。
ただ、今回はコロナの影響もあり、Gotoトラベルも中止になり、なかなか遠出も厳しい状態でした。
なので、スケジュールも埋めることができず、結構フリーな時間が多くあったんですね。
そんな時僕がやることと言えば、、、
そう、もちろん読書 笑
普段からちょっとでも時間が作れれば本を開くような本の虫ですが、何も予定がなければもう読書一択になります。
そして、おかげさまでこの休みにもたくさんの本を読むことができました。
今回もたくさんの素晴らしい本に出会え、素晴らしい知識や知恵、インスピレーションを得ることができたので、また少しずつこのメルマガでもご紹介をしていきたいと思います。
そんな中、最近のメルマガでも何度か話している免疫力に関する本で、コロナ対策についても非常に役立つ良書を見つけたんです。
その本のタイトルは「免疫力が10割」
ちなみに、今回もタイトル買い 笑
もはや僕の個人的な考えと全く同じことがタイトルに書かれていたのでついつい買ってしまったんです。
そして、内容もまさにその通り!と相槌を打ちながら読み進める箇所が何度もありました。
つまりは、コロナウィルスを避けることにフォーカスするのではなく、自身の免疫力を高めて健康であることが一番のコロナ対策になる!という趣旨のもの。
書き出しの部分から引き込まれ一気にブワーッと読み進めてしまいました 笑
ということで、今日は僕が共感しまくった冒頭の部分を少し紹介させていただきます。この要約部分を読むだけでも今本当に何がコロナ対策に必要なのか?ということがわかると思います。
「免疫力が10割」腸内環境と自律神経を整えれば病気知らず 小林弘幸:著より引用
ーーーーーーーーーーーーーーー
「抗体を作るワクチンでは、感染予防は困難である」
2020年春に判明したこの予測によって、新型コロナウィルスと人類の戦いは当初、研究者達が思い描いていた以上に困難な長期戦になると予想されています。
中国・武漢での新型コロナウィルス発生以来、世界中の医師をはじめとする研究者たちがこのウィルスのメカニズムと治療法の解明に心血を注いできました。
世界中で発表された新型コロナウィルス関連の論文はこれまでに5万件を優に超え、現在も毎日のように新しい情報が世界中の研究者から発表されています。
まだまだ研究は途上にあるため、発表される情報の全てが事実だと確定しているわけではありません。
中には、過去の常識に照らして「さすがにそれはないだろう」と否定から入ってしまうような情報もあります。
ところがその「あり得ないこと」ことの一つがどうやら事実であるために新型コロナウィルスの根絶は非常に難しいものとなっています。
『それは「重症患者ほど、抗体の値が高かった」ということ』
「抗体」は、体内の免疫細胞がウィルスを感知してそのウィルスを効果的に排除するために産生する分泌物です。
普通、私たちの体の中で起こる免疫細胞とウィルスの戦いは抗体という最終兵器が作られることで決着します。
ところが、ウィルスを効果的に駆逐するはずの抗体が感染しても無症状の患者や軽症者には少なく、重症患者には多く検出されるのは、大きな矛盾です。
抗体が多くつくられたのなら、それだけ新型コロナウィルスを撃退しているはずなのに、実際は重症化している。
つまり、「抗体は新型コロナウィルス感染症からの回復にあまり役立っていない」と考えざるを得ません。
さらに、驚くべき事実が解明されました。
『回復した患者の体内から、抗体が消えていく』
抗体を作る細胞は、一度作られれば一生、体内に残り続けます。
そしてミサイルの防衛システムのように、次に同じウィルスが体内に入ってきたら即座に撃ち落とす準備がなされるのです。
そして、その性質を利用し、事前に体の中にこの抗体による防衛システムを作ることが一般的なワクチンの目的です。
しかし、新型コロナウィルスの抗体はあまりウィルスの撃退に寄与せず、しかも一ヶ月から二ヶ月で消えてしまう。
それはつまり、「抗体を作るワクチンでは、感染予防が困難である」ということを意味しています。
「ワクチンを開発すれば感染拡大は収束する」という従来のウィルス感染症に対する根絶への勝ちパターンが新型コロナウィルスには通用しない可能性が判明したのです。
さらに、「重症者は抗体が高い値を示している」という事実はもう一つの恐るべき新型コロナウィルスの特徴を表しています。
免疫が自分を攻撃する
それは、免疫の暴走、「サイトカインストーム」を引き起こすこと。
新型コロナウィルスは、主に肺や気管支などの呼吸器の細胞に感染して入り込み、細胞を、ウィルスを複製するための増殖装置に変えてしまいます。
ウィルスが複製され、どんどん細胞に感染することで肺などの呼吸器の組織はダメージを受けますが、それだけで機能不全に陥り、死に至るわけではありません。
新型コロナウィルスは免疫細胞を暴走されるスイッチをオンにして、免疫システムが肺などの細胞を攻撃し次々に炎症を広げていく「サイトカインストーム」を引き起こします。
それこそが、症状を致命的なものとするのです。
免疫システムは暴走し、自らの細胞を攻撃しながら見えない敵を倒そうと大量の”サイトカイン”という物質を撒き散らし、抗体をどんどん作ります。
今、体を蝕んでいるのは、ウィルスではなく自分たちであるとは気づかずに。
それが重傷者から抗体が多く見つかる理由です。
しかし、新型コロナウィルスは、決して理不尽で残虐なウィルスとは言い切れません。
なぜなら、重症化の原因があまりに合理的だからです。
重症化の原因は、免疫力が弱く、「重度の不健康」な状態であることです。
新型コロナウィルスは、感染しても多くの人が無症状か軽症ですみます。
肥満や高血圧、糖尿病などの基礎疾患を持ち、それに加えて高齢で免疫力が低下しているなど、いくつかの要因が積み重なることで重症化のリスクが高まります。
実際、基礎疾患を持っていてもまだ免疫の元気な20代の人はほとんど重症化しません。
つまり、免疫力が高く、健康であればあなた自身へのリスクは極めて低いのです。
ワクチンでの感染予防の可能性も、ないわけではありません。
抗体とは別の免疫の力を活かすワクチンの研究が進んでいます。
そのワクチンについても解説しますが、まだまだ開発には時間がかかるでしょう。
ですが、絶望などする必要はありません。
なぜなら、免疫力が高ければ、それで新型コロナウィルスは、ほぼ抑えられるからです。
新型コロナウィルスとの戦いを有利に進められるか否かは、すべて私たちの「免疫力」にかかっているのです。
ーーーーーーーーーーーーーー
いかがでしょうか?
冒頭の部分を読みながら僕はまさにその通り!!と相槌を打ちながら読んでいました 笑
ただ、人によっては今までメディアで発信されている情報と異なる部分に驚かれる方も少なくないと思います。
この本では感染の経路やそのメカニズム、免疫システムの解説、さらに免疫力をあげるための実践方法などがわかりやすく掲載されています。
僕も健康分野では栄養学、免疫、遺伝子学、薬学、病理学、ワクチンなどについてもたくさんの書籍を読んで学んでいますが、その中でもかなりわかりやすい内容にまとまっていると思います。
さらに良いのはこの内容は何もコロナウィルスだけでなく、あらゆる健康増進に繋がる内容も含まれていること。
(もちろん、全部が全部正しいということはないと思います)
全てではなくてもあなたが良いな!と思った部分だけでも取り入れていただくときっと免疫力を高めることができ、コロナを始めあらゆる疾患への抵抗力が上がるはずです。
ウィルスを避けるのではなく、ワクチンに頼るのではなく、あなた自身の免疫力を上げることこそ最良の解決策であることは間違いありません。
ということで、気になった方はぜひ書籍も手にとってみてくださいね!
それでは今日も健康的に元気に過ごしていきましょう!!
コメント
「今月のおすすめ本!(「免疫力が10割」。コロナ対策に必見です!!)」への4件のフィードバック
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Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
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10年以上前の記事
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参考にします。クスリやワクチンに頼らず、騒がず、自分らしく生活していきたいものです。
コメントありがとうございます!
また、参考にしていただきありがとうございます。
>クスリやワクチンに頼らず、騒がず、自分らしく生活していきたいものです。
おっしゃる通りですね!情報に翻弄されることなく、正しい知識を持って対応していかなければいけませんね。
いつも本当にありがとうございます。
山崎
私も参考にさせて頂きます。
デビッド・A・シンクレア著、
「LIFESPAN:老いなき世界」を読んでいる最中です。
山崎さんも共感される内容なのではと思いながら読んでいます。
もしかしたらすでにご存知、もしくは読破されているかもしれませんが、
もしまだであればお勧め致します!
Y.K
Y.Kさん
コメントありがとうございます!
そして、オススメの本のご紹介もありがとうございます!!
実はY.Kさんの予想通り・・・
「LIFESPAN」ついこないだの年末年始に読んだんです♪
おっしゃる通り、内容めちゃくちゃ面白かったです!!
また、この本もメルマガでご紹介したいなーと思っていたところでした^^
タイミングが合いすぎてびっくりです 笑
また他にもY.Kさんのオススメの本ありましたらぜひ教えてください!
山崎