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良い◯は「百薬の長」

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今日は前回のお話の続き。
そして今は休みで地元安曇野のカフェに来ています。


あいにく奥さんと娘たちは友達と遊びに行っているので僕もお気に入りのカフェで大好きな本を6冊ほど再読しました。
そのあと、備忘録も兼ねてこれらの内容を簡単にまとめていたんです。


そしたら、前回のメルマガのネタを閃き。
この日はお休みだったのですが、いいメルマガのネタを閃いた時にはその場で書いてしまうのが一番!ということで、今回のものもまとめて書いています。


前回は今の真夏の時期はもちろん、常日頃から僕らの日常生活に欠かせない「飲み水」の重要性について語らせていただきました。


今日はその続きで、どんな水が良い水でどんな飲み方をするとその良い水の効果を最大限に活かせるのか?という話をしたいと思います。


というのも、水が大事だ!ということは間違いないのですが、なんでもかんでも水なら飲んでいいか?というとそんなことはなく。

むしろ、悪い水を飲んでしまうと体に悪影響を与えてしまうんですね。


特に現代はこの悪い水を飲みやすい環境にあると思うので、この辺りのことについても知っていると非常に役立つと思います。


ということで早速本題に入りますね!



良い水とは何か?



あなたは「良い水」と聞くとどんな水を想像しますか?

または悪い水、というのはどんな水でしょうか?

一言に良い水、悪い水と言っても、これらを明確に定義できる人は結構少ないのではないでしょうか。


今日はこれらについて詳しく掘り下げていきたいと思います。


あなたや僕らが排出水分量は汗で蒸発しているものを入れると約2.5Lになります。
さらに真夏の今はそれ以上の水分が自動的に蒸発していってしまっていることは間違いありません。

なので、成人であれば最低でも1日に1500cc〜2000ccつまり2L前後の水分補給が必要になります。また高齢者でも最低1Lは必要と言われています。
(高齢者は体を構成する水分量が少ないため、補給目安も少なくなります)



なので、これらの水分補給をどんな水で摂るか?ということが大事になるわけですね。



ここで水道水を飲もう!という方は少ないと思いますが、水道水には消毒に使われる塩素、発がん物質であるトリハロメタン、トリクロロエチレン、そしてダイオキシンなどが含まれているため、そのまま飲むのは間違いなく避けた方がよい悪い水になります。
(昔、僕が子供の頃はこういうことを知らずにガブガブ飲んでしまっていました・・・)


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水道水は塩素で殺菌されているから大丈夫じゃない?
という意見もあるかもしれませんが、塩素を水の中に入れると大量の活性酸素が発生します。その活性酸素によって微生物が死滅するため結果的に殺菌されるというメカニズム。

一方、この殺菌法は水中の微生物が死滅するとともに水そのものも酸化してしまうため、水道水は錆びた水になってしまいます。
また、塩素処理をするときに、発がん性物質であるトリハロメタンも発生します。
こうしたことがあるため、水道水は体に取り入れるべき水ではないんですね。


ちなみに、人間における酸化というのはどういう状態か?というと。
簡単に言うと体が徐々に錆びていくことを意味します。つまりよい細胞が死滅し、免疫力が下がり、老化に繋がる・・・というわけです。


見た目でわかりやすいのはリンゴなどのフルーツを切って、数分置いておくと切った面が徐々に茶色く変色しますよね。これが酸化している状態です。もちろん、果物も酸化したものはできるだけ取り入れない方がよいです。


ちょっと話が逸れましたが、こうしたことを考えても水道水での水分補給は避けるべき!ということなんですね。


一方で、よい水というのは酸化とは逆の水になります。
つまりアルカリ性の強い水(還元力の高い水)ということですね。


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ちょっと専門的な話になりますが、水の酸化度合いを測るために「酸化還元電位」というものがあります。
酸化とは電子レベルで見ると電子が離脱または取られる過程のこと。

還元はその反対で電子を受け取ること。

こうした電子の増減を測定することでその水が他の物質を参加させやすい状態にあるのか、還元させやすい状態にあるのか知ることができるわけです。

還元とは電子を受け取った状態をいうので、こうした状態の水を電機的に分解して作り出したものがいわゆる還元水やアルカリ水と呼ばれるものなんですね。


今は浄水器や整水器を取り付けることで手軽に還元力の高い水を作ることができますし、ウォーターサーバーなども人気がありますよね。
(ちなみに、山崎家では整水器を取り付けています)



これらは水を電気分解することによってイオン化し、還元力のある水を作り出すことができます。

さらに電気分解する際に陰極にカルシウム、マグネシウムなどのミネラルがついてくるので電機的に処理された水ではより多くのミネラルを取ることもできます。

また電気分解の際に活性水素の発生も起きるので体内の活性酸素を除去することができるんです。


ちなみに、活性酸素(フリーラジカル)というのは人の体を外敵から守ってくれる一方、正常な細胞も殺してしまう諸刃の剣。活性酸素が発生すると体が酸化してしまうため、活性酸素の発生はできるだけ抑えることが望ましいです。



こうした還元力の強い水は水道水に含まれる残留塩素や化学物質も取り除かれ、ミネラルも活性水素も取り入れることができるので素晴らしく良い水だと言えます。



実際に、普通の水道水や水道水を沸騰させた水、市販の中性の水と還元力の高い水を飲み比べるとよくわかりますが、水の味も全然違うんです!

還元力の高い水は口当たりや優しくまろやか。飲んだ瞬間から体のエネルギーが湧き上がるような錯覚すら覚えます。



これは例えて言うなら化学繊維ストールと天然繊維100%のストールを触れた瞬間の違いのような感じかもしれません 笑


うわっ!全然違うじゃん。と。


僕自身も今でこそこうした還元力の高い水を日々飲む習慣がありますが、昔は色々と試行錯誤してきました。


市販されているペットボトルの水を定期的に購入して飲んだり、水道水を一度沸騰させてから冷やして飲むこともしばらく試したことがあります。


でもペットボトルの水もピンキリで酸性の強いミネラルウォーターも普通に売られているので還元力の高い良い水を選び続けるのが大変なのと、都度費用がかかってしまうことが難点。

また、沸騰させた水は発がん性物質が3倍にも増えてしまい、さらに酸化も余計に進むのでより体に悪い水になってしまうんです。

実際にやっていく中でこうしたことがわかり、今の形に落ち着きました。


浄水器や整水器は初めちょっと費用がかかりますが、長い目で見たら間違いなく良い投資になると思います。


なので、個人的にはこれらを使うことがオススメなのですが、さっきもお話ししたように今は市販のペットボトルでも還元力の高い水も売られていますし、ウォーターサーバーなどを活用されるのも良いと思います。


ちなみにペットボトルの水を選ぶときはph(水素イオン指数)が8.0以上のアルカリ性に近いものを選ぶと良いと思います。
(そして、一度開封したらできるだけ早く飲むことで酸化を抑えられます)



そして、理想は大自然の中の汚染されていない山水。
マイナスイオンが豊富でミネラルも豊富。大自然の生み出した水がそのままいただければこれほど素晴らしいことはありません。
でも現代にはこうした水を飲めるところはほぼありません・・・
(もし、こうした湧き水が飲める方であればそれが一番いいと思います)



まとめると、良い水の条件は以下のようになります。


・塩素を含まず酸化されていないこと

・還元作用(抗酸化作用)を持った水であること

・水のphが8.0以上で弱アルカリ性であること

・カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、鉄などのミネラル成分がバランスよく含まれていること




こうした良い水を飲み水、調理などに使えば健康の促進とともに病気や老化の予防にも役立つはずです。




良い水の飲み方


ただし、良い水だからといってのべつまくなしにいつ飲んでもいいというわけではありません。


例えば、朝起きた瞬間というのは水分が不足気味ですからそこで一定数の水を飲むというのはとても大切ですし、食事の30分から1時間前に水を飲めば食事を食べるときには水は腸の中に入っているので胃が水でいっぱいになることもありません。

一方で食事中に水を大量に飲むと消化酵素を薄めることになるのであまり飲み過ぎない方が良いということもあります。

そして、寝る前は胃から逆流が起こる可能性があるため控えるべきです。
(胃酸と混ざったものが器官に入り、それを肺で吸い込むと肺炎を起こす危険性があります)

また、良い水もペットボトルに入れたままにすると酸化してしまうので還元力が次第に低下します。ペットボトルに保管している場合はできるだけすぐに飲んだほうがいいことになります。



そして、水の温度は温かめにしてゆっくり飲む、というのも基本になります。


こうしたことを抑えながら1日1.5Lから2L前後の水を飲んでいれば冒頭でお話しした排出水分量を補うことができるというわけですね。




ここまで長々と良い飲み水についてお話をしてきましたが、様々な健康関連の書籍を読んでみても、自分自身の経験からも「水は百薬の長」と言っても過言ではないと思います。


良い水を定期的に飲む習慣をつけることで体内の水も淀みなく流れ、生命活動が滞りなく営まれるはずです。


もちろん、今のような水分が不足しがちな真夏には言うまでもありません。


今日の話があなたの日々の生活において少しでも役に立てば嬉しいです♪



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Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2020.08.14

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