またお嫁に行ってしまいました・・・

2018/05/19
writer：山崎拓
- ストール

お店の営業時間前に一本の電話が鳴りました。

電話に出ると、受話器の向こうにはあるリピーターの方が。

お話を聞いていると、今月号のニュースレターに載っていた手織り手刺繍のカシミヤストールに惹かれ、インターネットサイトを見てくださったそうなんです。

ニュースレターに載せていたストールは以前にお嫁に行ってしまった全面総刺繍のカシミヤストールだったのですが、そのお客さんが気になったのは同じく総刺繍のカシミヤストール。

こちらも、ブラックベースの生地にシルバーグレイとシルバーパープルの繊細なシルク糸で手刺繍が施された非常にシックな一枚。もちろん、素材も刺繍も最高クラスのストールです。

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「このストールを購入したいのでお手続きをお願いします」

ありがとうございます！！

とてもありがたいし、嬉しい瞬間。
と同時に少し寂しさも感じる瞬間です。

これもお嫁に行っちゃった・・・

最近は、こういったカシミヤ手刺繍ストールがなかなか手に入らず、手に入れる頻度よりもお嫁に行く頻度の方が高くなってきたので、特にそう感じます　泣

個人的にはこういった手刺繍ストールは身につけることはもちろん、眺めているだけでも癒されるというか、幸せな気持ちになります。

まるで、美術館で芸術品を見ているかのような感覚。

きっとこのメルマガを読んでいる方の中でも時間を忘れてストールを眺めてしまう・・・という方もいらっしゃると思います　笑

僕らの場合はありがたいことに、ストールのお店をやっているので毎日こういったストールを見ることができます。（そう考えると結構贅沢な仕事かも！）

それだけに、今まで展示してあったこういった最高クラスの手刺繍ストールがなくなってしまうというのは、心にぽっかり穴が開いてしまうような、なんとも言えない寂しさがあります。

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特に存在感があるものであればあるほど、それがなくなった時のインパクトは大きいです。お店やWEBサイトのディスプレイ的にも気持ち的にも・・・

とはいえ、僕のものではありませんから、お客さんの手に渡ることの方がよっぽどいいことだ！と自分に言い聞かせています　笑

今回も個人的に嬉しかったのは、購入してくださった方がリピーターの方でストールが本当に大好きな方だったこと。

もう巻ききれないほどストールを持っていて、ご自身のことをストールフリークと表現されていました　笑

ナチュラルラウンジのサイトも見ていると欲しくなってしまうので、見るのはこのブログだけにして、商品の方は見ないようにしていたらしいのです。
（今回はニュースレターの方で目についてしまったようですが^^;）

いずれにしても、こんなにストールが大好きな方の元に渡ることは、ストールにとっても作り手にとっても僕らにとってもありがたいことです。

この日も、最後の記念に写真だけ数点撮らせていただき、画像とともに目に焼き付けました。

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商品到着後もわざわざお客さんからお喜びのお電話もいただき、色々な意味で感無量　泣（Fさんありがとうございました！）

あとはこのお客さんの一生ものとしてご活用いただければこれほど嬉しいことはありません。

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またいつか、こんなストールに出会えればいいなー、と思います。

PS.
こういうありがたい状況が続くと、バイヤーであるMotoも嬉しい反面、かなりプレッシャーがかかると思います　笑

そして、次回買い付けももう直ぐそこ。
きっと次回も素敵なストールを手に入れてくれるはずです。
楽しみにしていてくださいね！

「またお嫁に行ってしまいました・・・」への5件のフィードバック

匿名 2018年5月19日 11:04 午後

凄く素敵ですね〜！
素晴らしい！
前回お嫁に行ったストールも本当に素晴らしかったですよね。
写真でしか見られませんでしたが、実物を見てみたかったです。
きっと、大事に末永く愛用されると思いますよ。
Motoさん、また頑張って入手してきて下さいね。

SK

返信 ↓
1. 山崎拓 投稿作成者2018年5月20日 4:27 午後
  
  SKさん
  コメントありがとうございます！
  そうなんです！本当に素敵なんです。
  今回もそうですが、お客さんが気に入ってくれて永く愛用していただければ本当に嬉しいです。
  僕もMotoが入手するのを期待するばかりです　笑
  いつもありがとうございます。
  山崎
  
  返信 ↓
匿名 2018年5月19日 11:32 午後

ストールフリーク、Ｆでございます。
この度はナチュラルラウンジ様のお宝を購入させて頂き、
ブログにも扱ってくださり、お撮りになった、今は私の
お宝の写真を美しく載せて頂き、本当にありがとうござ
います。
改めて、素晴らしいお作品を買わせて頂いたんだと再度
感激です、素敵！
　ＭＯＴＯさんがさぞやご苦労なさって入手されたので
しょうし、当日の山崎さんのお電話のお声にも、心なしか
この子までお嫁に行っちゃうの！？のような淋しさを
感じましたです。
　おふたりのお店の代表選手みたいな素敵なお嫁ちゃん
を長旅の後でしたから、少し室内の風通しの良い所で休
ませてから（しっかり一人ファッションショーも楽しんだ後
でしたので）大事にたたんでご用意くださったシックな
お箱にしまって(秋までのお楽しみです、汗なんかつけ
たくないですので)お嫁ちゃんの上に軽くティッシュー
でくるんだ樟脳ではない方の防虫剤をのせて蓋をし
ました。
本当は樟脳の元となる”木”なんでしたっけね、そういう
自然の物を手に入れて入れ替えるつもりなのですが、こ
れでよいのでしょうか？
　おふたりのもとから来てくれたお嫁ちゃん、大切に
使って、本物の長男の連れ合いに、いつか喜んで使って
もらえたら幸せだなをと思っております。

返信 ↓
匿名 2018年5月20日 9:44 午前

ストールフリーク、Ｆでございます、長々書かせて頂いた
のに、まだ書き忘れがございまして、お邪魔様でございます。
　山崎さんのご期待通り、あの”お嫁ちゃん”は私の一生もの
でございます！！ストールは洋服類より私には大事で、気が
ついたら、気に入ったストールに合わせて洋服を購入する　
ようになっていました。（とはいえ、そんなに数、買えま
せんから、洋服は自然、無地で、ストールの映えるベーシ
ックなものばかり。洋服より、ストールの手入れの方が
熱心です、笑。
　全くの余談が先になってしまいました。
長男夫婦が趣味でバンド活動をしているのですが、長男の
連れ合いが若い人には珍しく(我が家のそばにお嬢様大学とし
て有名な所がありますが、そこの学生さんは全くストールを
してないのです、不思議です。）演奏時、よく上手に
ストールを使って、ステージ衣装をきめています！
この彼女ならたとえ義母(いやな言葉ですが）からのこのお宝
ストールを大事にまたまた一生ものとして大切にしてくれる
と信じております。それほどの希少価値のある貴重なお品と
思っております。
　まだ、次男、姪、甥の結婚式(ぜひ結婚してほしいですね)
もありますし、留袖を着ない場合は、あのストールを貸衣装
やさんに持参してストールが映える衣装を用意するつもりです。
クラッシックのコンサートにもぜひ着用します。
こんな楽しみを貴重なストールと共に与えて下さって、心より
ナチュラルラウンジのお二人に感謝申し上げます。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
今後もブログを読ませて頂きますね、益々のご発展をお祈り申
し上げます。

返信 ↓
1. 山崎拓 投稿作成者2018年5月20日 4:46 午後
  
  Fさん。
  コメントありがとうございます！
  こちらこそ、今回は弊店のストールをご購入いただき本当にありがとうございます！
  ”一生もの”としてお使いいただけるとのこと、とても嬉しいです。
  僕もFさんと同じく、昔に比べると服がどんどんシンプルになってきました　笑
  でも、やっぱりストールとはシンプルな服のがいいなーと改めて思います。
  では将来は息子さんの奥さんに差し上げるのですね！すごく素敵ですね！今からストールを活用されている方（しかも音楽で！）なら間違いなく上手に使ってくれると思います。
  世代を超えて受け継がれるストールにしていただるなんてとても光栄です。このストール自体も何百年の歴史のある手仕事の技術を用いて作られていますから、それに値する一枚だと思います。
  とはいえ、まずはFさんご自身でぜひいろいろなシーンでご活用いただければ嬉しいです！
  結婚式に羽織ってもとても素敵ですし、演奏会やコンサート、会食など、活用できる場面はかなりあるはずです。
  防虫剤ですが、クスノキ100%のものはとても良いと思います。また、使用後は、ハンガーにかけて湿気を除いてから密閉してあげると安心です。
  こちらこそ、わざわざお電話もいただいた上に、ご丁寧で感動が伝わる具体的なコメントもいただき、心から感謝申し上げます。（この仕事をしていて本当によかったなーと改めて思うことができました^^）
  これからもブログ共々よろしくお願い致します。
  山崎
  
  返信 ↓

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。